なんだかんだしているうちに、相方が起きる時間になってしまいました。
ってことで、なんだかんだしているうちに、8時30分就寝、14時起床。
う~む。今月は、どうも調子が悪い。
体調面ではなくて、雑念が多いというか、何と言うか。
集中力が欠け気味。
まあ、そんな感じで夜中に、
大昔に録画しておいた映画『恋愛寫眞』を見ました。
数年前に作られた広末涼子と松田龍平の主演映画で、
当時のCMを見て、なんとなぁ~く惹かれたんですよね。
で、いつだったか深夜に放送されていたんで、
DVDに録っておいたものです。
再生してみたら、『年末スペシャル』とか表示されていたんで、
少なくとも10ヶ月は寝かせていたわけで。
ひょっとして22ヶ月かも?
*****
この映画は、きっとピュアな恋愛モノだろうと思ってたんですが、
見てみると、予想と360°違いました。野口五郎並みに予想外。
いきなりCGが使われているわ、
なぜだか英語(日本語字幕)で始まるわ、
唐突な小ネタギャグが散りばめられているわ、
小池栄子(出てるとは知らんかった)のキレっぷりがスゴイわ。
でも、最後だけみると、やっぱりピュアな恋愛映画なのかな、と。
ってことで、360°の不思議さ。
簡単に表現するならば、深みのある映画というよりは、
制作費をかけたテレビドラマ、といった印象。
でも、映像やカット割は非常に凝っていて、
劇中に出てくるさまざまな写真は、ハンパなく美しいものばかりでした。
個人的にも写真は大好きですし(自分で撮るのはブログに載せる写メ程度ですが)、
普段からカメラマンさんの撮影現場に立ち会うことも多いので、
そういう部分でも、惹きつけられるシーンが多くありました。
そんなこんなで、奇妙な違和感がありながらも、
なぜだか見入ってしまった、というのが正直なところです。
何度も繰り返して見たいというタイプの映画ではありませんが、
いつかもう1回見たくなるような気がして、
録画したDVD-RAMは、一応消さないことに。
ということで、永久保存版に認定。
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なんかこのまんまでは、
あまり映画についての本質的な情報がないので、^^;)
この映画の詳細を、ちょいと検索して調べてみました。
すると、はは~ん、なるほど、といろんなことがわりました。
まずこの映画の監督である堤幸彦さん。
映像作家出身の方のようで、CMやプロモーションビデオ制作を行い、
さらにテレビドラマ『金田一少年の事件簿』『ケイゾク』、
『池袋ウエストゲートパーク』、『TRICK』などを作品を手がけた方なんだそうです。
な~るほど。
テレビドラマっぽいと感じたのは、あながち的外れでもなかったようで。
それに、映像がきれいだったのも、納得できました。
で、僕は上記のテレビドラマ見たことはないんですが、
どうやら堤さんって方は、いつも作品にギャグをふんだんに取り入れるんだそうです。
ということで、堤ファンの方々によると
『恋愛寫眞』は、アレでもギャグが少ないんだとか。^^;)
ネットで見ると、この映画の評価は賛否両論(というか、6:4で劣勢か)。
確かにストーリー展開や、味わいや奥の深さを考えるとイマイチな感は否めませんが、
僕的には、わりと好きな方の部類に入る映画でした。
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ついでに、本質面以外での感想。
・広末涼子さん、ハマリ役だったんじゃないでしょうか。
彼女についてはゴシップネタくらいしか知りませんでしたが、
この映画で初め演技を見たということもあり、
かなりいい女優さん、という印象を受けました。ネットでも評価は高いようでした。
・松田龍平さん、演技はブッキラボウですが、不思議な存在感がありますね。
あと、本人は嫌がるのかもしれませんが、ふとした瞬間に見せる、
松田優作さんを彷彿とさせる仕草に、ドキッとしてしまいます。
・あ~『BLACK RAIN』が見たくなってきた^^;)。この映画は大好き。
もうすぐデジタル・リマスター版DVDがリリースされるんですよね。確か。
僕的には、松田優作さんと言えば、文句なしに『BLACK RAIN』と『家族ゲーム』。
・この映画を見て、またNYに行きたくなりました。
唯一行った海外ひとり旅が、NY。
某社を退社する直前になんとか4日こじ開けて、
「来週NYに行きたいんですけど」って旅行代理店に行って、
歯医者の予約日に合わせて帰国 ^^;)
行きがけの飛行機の中で、初めてNYのガイド本と地図を開いて
どこに行こうか考えて…最高に楽しかった。
1ヶ月くらい、NYで生活したいなぁ。
海外留学でもするか( ̄w ̄)ぷ
『恋愛寫眞』(2003年)
監督:堤幸彦監督 出演:広末涼子、松田龍平ほか
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