口は災いの"素"

音楽テクニカルライター布施雄一郎のポジティブなネガティブ語録/独り言編

言葉の森

2008-02-05 07:23:07 | 取材

1時就寝、6時起床。

13時に渋谷へ。
今日は3/12に約10ヶ月ぶりのシングル
『言葉の森』をリリースする藍坊主さんの取材です。

一昨年にリリースされたシングル『ハローグッバイ』の
カップリング曲『羽化の月』で独自の世界観を打ち出した藍坊主。

そして、次作『コイントス』では、その路線をさらに突き進み、
前作『空を作りたくなかった』で、ある意味で藍坊主のサウンドが
確立されたと言えるのではないでしょうか。

さあ、次はどうくるのか?

楽しみに出来たばかりの音源を聴かせてもらったら、
うむ、藍坊主サウンドは健在。また新しい扉を開けた彼ら。


   *****


本作は、タイトル曲が藤森さんの作品、
カップリング曲『コンセント』がhozzyさんの作品。

これが、両極端の楽曲スタイルながら、
いずれも『藍坊主だ』と一聴して分かるサウンドに
仕上がっているところが興味深いです。

通常の取材は、ほとんどが60分で行われるのですが、
今回のインタビューは、たっぷりの90分!

藍坊主のサウンドがどのように生まれてくるのか、
そしてコンポーザー・藤森さん&hozzyさん解析、
さらに、田中さんと拓郎さんのアレンジャーとしての側面を大解剖しました。


   『"ピュア"というと"シンプル"の意味に思われがちですが、
    実は"ピュア"って、とても複雑なものなんです』


というhozzyさんの発言が印象的。

現在、春にリリース予定のアルバムを制作中だそうです。
必然的に、アルバムの期待も高まりますね。

この記事は、2/27発売のGiGS誌に掲載予定です。


『言葉の森』2008年3月12日発売
TFCC-89239 ¥1,000(Tax In)