4時就寝、12時起床。
日航機墜落事件から20年。
当時、僕は高3で、
目前に迫った九州吹奏楽コンクールに向けて、
部活の練習中だった。
「飛行機が落ちたらしい」
顧問の先生の、その一言がつい最近の事のようにも思える。
夜、TBSの特番
『ボイスレコーダー~残された声の記録~ジャンボ機墜落20年目の真実』
を録画して見る。
同じ日航に真実を究明しようと事故原因を調査し続けた人がいたこと、
当時の運輸省から発表された事故調査報告書の内容にいろいろと疑問点があったこと、
被害者でもある事故機パイロットの遺族がどのような日々を過ごしたのか、
墜落直前のボイスレコーダーがどのような経緯で公表されたのか、など
今まで知らなかった多くの事実を知る。
かつて学生時代に、その真偽はともかく、
飛行機は乗り物の中で一番安全だと教えてもらったことがある。
確かに、一度事故を起こすと、被害者の数は膨大になんるが、
事故率としては車や船の比ではない、と。
そして、よりによってこんな日に、
福岡発JALウェイズ機がエンジントラブル。
危うく墜落の危機を回避。
これは、単に一企業の問題なのだろうか?
いつ、自分が当事者に巻き込まれるやかもしれぬ怖さを感じる。
その一方で、世の中のメディアは、
選挙、…というか、小泉vs反小泉の話題真っ盛り。
今も、テレビの中では、
著名な政治家が不毛な議論を繰り返している。
というか、
『あんたら、日本語の勉強し直せば?』
この世界ばっかりは、当事者にはなりたかぁないなぁ。
20年前と何も変わらない日本の政治。