口は災いの"素"

音楽テクニカルライター布施雄一郎のポジティブなネガティブ語録/独り言編

ウォーターボーイズ&JFK

2005-07-31 13:51:06 | テレビ/映画

3時就寝、11時起床。

今日で7月も終わり。
来月頭売りの雑誌の原稿3本をがんばって仕上げる。
がんばったねぇ~。


今日は、昨日テレビで放送されていた『ウォーター・ボーイズ』を鑑賞。
なんか、この数日、映画づいてますなぁ。


内容に関しては、
僕がここで紹介するより、
とっくの昔にみなさんの方がご存知でしょうが、

実際ではあり得ないような
漫画的ストーリーを実写版化したような構成で、

映画の中での人物像や人間関係の妙よりも、
竹中直人さんをはじめとする
俳優さん個人のキャラの方が前面に強く出てて

映画というよりはテレビドラマに近いものでした。


でも、


一昨日見た『さよなら、クロ』が、
心の深い部分を揺さぶり、
いつまでも何とも言えぬ余韻にどっぷり浸れる
いかにも映画的な内容だったのにたいして、

『ウォーター・ボーイズ』は、
後味はほとんど残らないかもしれないけど、
そのノウテンキさがストレートでスッキリ爽やかな青春を映し出していて、
意外にも、こちらの方が琴線に触れるものがありました。

んなこと言ったら、井筒和幸監督にドヤされそうですけどね(笑)


#これがまた、どっちの映画も妻夫木聡が主演なんだなぁ。




次は一気に趣きを変えて、
ケネディー元大統領の暗殺の深い闇に迫った映画『JFK』を鑑賞。

当時の映像や事実、そして原作者の推測を絶妙に織り交ぜながら、
大統領暗殺の真実を究明しようといった内容で、

非常に興味深く、そしてアメリカ国家の裏側というものを
深く考えさせられる映画でした。


2038年。
ケネディー元大統領の暗殺に関する資料が、
アメリカの国立図書館で情報公開されるそうです。



  あと33年。



そのとき、アメリカはどのようになっているのでしょうか。
そして、日本、世界も。


ラストの裁判の場面で、
検事役ケビン・コスナーの30分以上にも渡るひとり喋りのシーンは圧巻。

彼の演技力と、その話の内容に釘付けになりました。