昨日の続き
サワーマッシュ SOUR・MASH とは
この製造方法を、誰が考えたのか
ジェイムズ・C・クロウ(スコットランド人化学者)
当時働いていた、ケンタッキー州ウッドフォード郡の
オールド・オスカー・ペッパー蒸留製造所
「現在のウッドフォード・リザーヴ蒸留製造所」
で、彼が開発した
ウイスキーで言う、マッシュとは
ウイスキー造りの、糖化発酵の糖化の部分です
バーボンウイスキーの場合
主原料のトウモロコシ+各種の穀粒をミルで細かく砕いた後
60度位のお湯に混ぜ、そこからさらに熱を加えます
その後、また温度を下げていくのですが、非常に温度管理が大切で
管理が良くいかないと嫌な雑味が出てしまいます
ここで出来たどろどろの液体がマッシュ(糖化液)です
このマッシュに「サワーマッシュ製法」を施し
イースト菌を加えを発酵させた後、蒸留します
「サワーマッシュ製法」とは
マッシュを蒸留した後の、残りの蒸留残液を
新しいマッシュ全体の25%以上加えて発酵させる事
通常、発酵時にバクテリアが繁殖して酸が造られてしまいますが
「サワーマッシュ製法」を施す事により、これを抑制・防止
する事が出来ます
この作用によって、バーボンの味に「やわらかさ・深み」が出ます
新しいマッシュ全体の25%以下は、スウィートマッシュと呼びます
簡単に説明すると、こんな感じです
確かに、こんな話を店でしても、楽しんで飲んでるお客様には
退屈ですよね
うなぎのタレからの説明の方が、楽しいし良いですよね
画像のオールドクロウは
「ジェイムズ・C・クロウ」が創業者です
mr.bourbon
http://www.mrbourbon.com/