Drinker's Only See The Human -酔いどれだけが見る真実-

そんな事言って何だけど・・・まあ、こりゃ嘘だけどね

BAR Mr.BOURBON

クエルボ1800

2007-07-31 | お酒の話


私の好きなテキーラの内のひとつ
クエルボ1800 アネホ

12ヶ月以上の樽熟成で、物凄く飲みやすい
テキーラは「どうもな」という人には勧めたいです

1800と言う数字は創業年を表しているのですが
発売後に創業年が1795と言うのが解ったらしいのです
お国柄なのか現在でも1800のまま販売されています
まぁ確かに1800の方が覚えやすいんですけど

テキーラの原材料ですが、みなさん良くサボテンと言われます
正確には竜舌蘭(リュウゼツラン)という植物なんです

テキーラと名前を付けられるのは
竜舌蘭の中でもアベガ・アスール・テキラーナを使用して
メキシコ国内の限られた地域だけの物なんです

そして、その中でもアネホとは
高地のブルーアガベ100%だけを使用
テキーラの中の最高級品アネホ

クエルボ以外にも有りますので
興味のある方は飲んで見て下さい

私も、この夏は飲んでいます

それとテキーラと名乗れない地域の物は
一般的に「メスカル」と呼ばれています

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アードベック17y

2007-07-27 | お酒の話


アードベッグ蒸溜所オフィシャルの17年物
穏やかなピート香で素晴らしいバランスが楽しめます
熟成を経たなめらかさがすばらしい17年
発売価格¥18000-

店のアードベック17yも残り1/3程度に
私も好きなアイラモルトのひとつなんですが
現在は終売品です

終売になってどの位たったのかな
オークションでも高値で取引されていますし

興味のある人は、飲んでみて下さい
イギリス国内物でアルコール40%

名残惜しいので、私が先に飲んでしまうかも
早い者勝ちですよ

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macallan 1974 18y giovinetti & figli milano

2007-07-21 | お酒の話
しばらく更新が止まってしまってすいません

シングルモルトでは、誰でも知っているマッカラン
シェリー樽で熟成させ、芳醇な香りと素晴らしいバランス

現行品ではファインオークと言う、シェリー樽とバーボン樽
のバッティングも出ています

ここで話は昔のマッカランになりますが
確かに現行より良いのは良いのですが

タイトルのマッカラン
macallan 1974 18y giovinetti & figli milano
イタリア廻りの良い品物です
現在、どの位の価格で取引されているか皆さん知ってますか?

確か当時の定価で¥18000-
まぁ仕入は当然ですがそれよりも安いですよ
店によって仕入価格は違いますが

先日とある取引先から商品案内のプリントが送られて来ました

何とそこには、驚きのプライスが
とても信じられません

macallan 1974 18y giovinetti & figli milano
[¥57000-]

そこでモルトに非常に詳しいバーテンダーに聞いてみると
やはり同じ物が届いていて、取引先に聞いて貰いました
その答えが「これでも市場価格よりも3割安」だそうです

市場価格では[¥70000-]

ん~みなさんは、この価格どう思います
今、世の中では適正価格と言う言葉が有りますが

営業的に考えるとmr.bourbonでは、扱いづらいです

そんなこと言いながら、よせばいいのに1本仕入れてしまいました
また、お店のコレクションになっちゃうのかな?

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尿管結石かな 2

2007-07-13 | 酔いどれ話
前回の続き

彼は予約の日に大学病院へ
受付を済ませ泌尿器科外来からCT室に



CT室に入ると、名前の確認をした後にCTのベットに
横になって下さいと
検査着になるのかと思っていた為、ちょっと拍子抜けをした

検査時間は10分もかからなかったが
最初は、そのまま撮影され
2回目は、それでは造影剤を注射しますと
前回も造影剤はしていたので気にせずにいたが

あれ・・なんか口の中に変な味が
その後、のどから尻にかけて変に熱い
看護婦さんに話すと、造影剤の量が多いとそうなると言う
出来れば、先に言っておいて欲しかった

また、ベットが動き撮影が終了
お疲れ様でしたの言葉と一緒に、写真の入ったケースを渡され
それでは泌尿器科外来へいって下さいとの指示が

外来で待ち名前を呼ばれ診察室へ
先生が画像を見て「ん~石ですね、結構大きいね」
過去に経験のある彼は、またESWL(体外衝撃波)で破砕ですかと尋ねた

この場所だと骨(仙骨)の後ろだからなぁ~
内視鏡レーザーで砕いた方が間違いないですね

どういう方法なのか聞いてみると
(TUL)経尿道的尿管砕石術と言うらしい
早い話が膀胱鏡で石の所までまで行って、レーザーで砕く
下半身麻酔だから当然、痛みは無し
ただ2泊3日の入院が必要

とりあえず2週間様子を見ましょうと、先生は言ってくれた

2週間後の予約をして・石が動く事を期待しながら

彼は病院を後にした

次回へ

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尿管結石かな 1

2007-07-10 | 酔いどれ話
6月中旬、彼は自宅のトイレで血尿が出る
過去に2度経験があるので、また石かなと気楽に
近所の開業医に行った

そこで、尿検査・レントゲン・エコー・と検査を受ける
尿検査では、やはり血液が
レントゲンでは、石が確認できず
エコーでは、左の腎臓が腫れていると

取りあえず、大きい病院で検査をした方が良いと先生は言った

7月最初、彼は過去に通っていた大学病院の泌尿器科に
検査は、開業医と同じで結果も同じ
ただ違ったのは、日を変えて造影剤を入れて
レントゲンを撮りましょうと

数日後、造影剤を注射されレントゲンを撮る
15分で4枚撮りますのでと言われ撮影台で横になっている
そろそろ終わりかなと・・・・
先生が現れ、尿の流れが良くないので、あと15分頑張って下さい
もう1枚撮りますから

ここで嫌な予感が、頭をよぎった

レントゲンを持ち、外来診察室へ
右の腎臓から膀胱までは、造影剤が写っているが
左は、まったく写っていないと
そのレントゲンは、彼にも確認が出来た

先生から、結石だとは思いますが
46歳と言う年齢を考えると、念のため癌の検査もした方がと・・・

嫌な予感が当ってしまった
検査方法は、あの膀胱鏡だと
先生に痛くはないのですかと質問をしていたら
たまたま、後ろを検査に使う膀胱鏡を持った人が
あれがそうですよの一言に、目が点・・・



気持ちの面もあるが、結構太い・・・やっぱり太い

彼は先生に言った、今日はちょっと考えさせて欲しいと
それでは、次回CTを撮りますので予約を入れて置きますので

彼は病院を後にした

次回へ

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ジャスパー・ニュートン・ダニエル

2007-07-07 | お酒の話


ジャックダニエルの創業者の名前は、ジャスパー・ニュートン・ダニエルと言います
1850年に13人兄弟の10番目(今で言えば大家族)として生まれました
7歳で家を出て、ウィスキー製造技術を学び、13歳で蒸留所の管理者、
1866年にアメリカ政府に蒸留所を最初に登録した人なんです
そして現在もテネシー州リンチバーグ市で作られています

ここで、意外と知られていない話ですが、
アメリカには禁酒法という法律が有りました
実は今も一部地域に残っているんです

ケンタッキー州の市(100以上)のうちリンチバーグ市を含む1/3は、
実はまだ禁酒法の適用地域なんです
ということは、ジャックダニエル蒸留所のある街なのに
リンチバーグ市ではジャックダニエルを買えないんですね

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ウイスキーの密造者(スマグラー)って凄い人達

2007-07-06 | お酒の話


こんなウイスキーがあります(オールドスマグラー)

アメリカの禁酒法は有名な話ですが、スコットランドでも
似たような法律があったんですね
1644年に「ウイスキー(麦芽)税」
なんていう法律が出来ちゃったんです

まあ早い話がとても払えるような税率じゃあなかったんですね
ウイスキーを作るなと言う事なんでだから密造するしかない訳です

そのために税金の徴収者から逃げるため山奥に逃げた訳です
山奥と言う事は、ウイスキー作りに非常に大切な「素晴らしい水」を得た
他にも、大麦・ピート・なども含まれるのかも知れませんが
それと蒸留釜(ポットスティル)が当然のように小型化?
されたようなんですです

ウイスキーは当然「樽」で寝かせますが、
「ウイスキー(麦芽)税」の影響でシェリー酒の空き樽が使用されたようです
その影響とは、1707年にイングランドとスコットランドが
条約でひとつの国になったんです

ウイスキーが作れないのでシェリー酒の需要が凄い増えた訳です
いつの時代も、酒飲みは「飲みたいものは飲みたい」
ウイスキーがダメならシェリー酒、本当に立派なものです

もうお分かりですよね、ウイスキーを寝かせる樽に
シェリーカスクが使われたんです
マッカランで有名なシェリーカスクです

「ウイスキー(麦芽)税」当時は大変でしたが
美味しいウイスキーをありがとう

偶然とはいえスマグラーって凄い人達ですね

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whiskey & whisky

2007-07-03 | お酒の話


ボトルのラベルを見てきずいた方もいると思いますが
ウイスキーのスペルには2種類あるんです

ウイスキーの語源は、ゲール語のUisgeBeatha「ウシュクベーハー」
これはラテン語でアクア・ヴィテ (aqua vitae)
これが、18世紀に「ウスケー (usky)」
訳すと「生命の水」良い言葉じゃないですか

ウイスキーが最初に作られたのはアイルランドなんです
10世紀の初め頃にアイルランドに蒸留技術があったことを示す
証拠があるといわれているんです
その蒸留技術が12世紀にスコットランドへ伝わり
スコッチが誕生したんですね

whiskeyとwhisky
一般的に大別すると

whiskeyはバーボン・アイリッシュ
whiskyはスコッチ
あくまでも一般的なもので違う表記の物もありますが

では、移民から成り立ったアメリカでバーボンの表記が
whiskeyなのか?
まぁ、意外と単純なのですが
バーボンの蒸留業者が、アイリッシュ系の移民が多かったからなんですね

アーリータイムス・メーカーズマークはスコットランドからの移民が
蒸留業者を始めているのでwhiskyです

諸説色々ありますが

アイリッシュはスコッチと区別する為にeをつけたとか
バーボンは鍵「key]をつけて保管したとか

気がついたらラベルを見ても面白いかも

今回は、どうでもいい話だったかな?

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