とまと日記 2011

最近、映画のイラストばっか。気ままに続けます

06.11.21 卒業制作で腱鞘炎

2006年11月24日 | 卒制と僕
いよいよ、卒業制作が大詰めになってきた。以前に書いたけど、何かするときに、「最後の~」と付けることが多くなってきています。卒業制作はいわずもがな最後の作品。いいカタチで終わらせたいです。
ふと、ノートを開いてみた。なんだかんだで4年の中で一番製作日数が多いです。4年生って、暇って聞いていたんだけど…。バイトの休み記録を見れば4年間で一番ドタバタしています。

6月、何をしていいか分からない困ったちゃん達を教授が集めて、題材をぽ~んと与えてくれて、いつの間にやら決まっていたこの班。気がつけば三年前期からグループが一緒のH君、気がつけば三年後期から一緒のO君。
二人とも優秀で、おんぶにだっこだった感じが亡きしもあらずだけど、この班でよかった~。彼らから学ぶこと多し。。

今日は皆在宅ワークで分担された作業をしました。作業分担がこの三人だとスムーズ。

うちの学科の作品発表でよく使われる手法がある。
「~をしている時に◯○を操作してこの画面になる」と言うような流れで操作する時。インターフェイス画面の設計だけをしてハイ終わり。という訳にはいかなくて、どんなシュチュエーションで、誰が、なんで使うのか ってところを見せないと分かりづらく見えてしまう。
amazonにしても、
1.欲しい本を探す。
2.誰かさんが書いたレビューを読んで本当に買うかどうか悩んだりする
3.カートに入れてお会計画面
4.自宅に届く。
5.やった~。届いた。便利ィ☆
というようなストーリー仕立てでサービスを説明することができる。そんな感じで、よくうちの学科ではストーリーテリングと画面デザインを平行して発表する手法がよく見られるわけです。
で、まぁ写真を使えばいいんだけど、味が出るからってことと、写真だと絵が強すぎる等の関係で3年からストーリーのイラスト役に登板されていました。
決して僕自身の絵は突出してうまいわけじゃない。それでも「なにをしているか」ということを分かりやすく描いてきました。そんな楽しいんだか辛いんだか分からないこの作業も、多分今日が最後。

今まで紙にペンとコピックマーカーで描いていたのだけど、今回はコピックより慣れたフォトショで色付けすることにした。
今年はこのブログでよく絵を描くようになったり、友達のイラストバイトをしたりとしていたので、手が人のカタチを若干覚えてくれたらしく、下絵はかなり早く出来上がった。今回のストーリーイラストも、主役はあくまで画面デザインにあるので、主張してこない絵をこころがけました。
問題は色でした。最初、普通に描いてたら派手になってしまった。これはまずい。
と思って考えたのが、今までのコピックマーカーと変わりない色とタッチにしてしまおうと思った。
ブラシの調整したり、色相を偏らせたりして、パッと見たところコピックとあんまり変わらないだろう、という絵になりました。(全然完全じゃない)
…9時間程度で終わると思っていた。
が、予定の何割かを削っても徹夜作業になった。
それどころか、腱鞘炎になった。
でも次の日の授業後、友達がコピックで描いたと思ってくれて、目的(?)が果たせて嬉しかった。

が、このブログにのせたら明らかにフォトショに見えるではないか!だめじゃ~ん。

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