とまと日記 2011

最近、映画のイラストばっか。気ままに続けます

沈黙の復讐

2011年08月30日 | 映画とかと僕
この作品にかぎらずセガール映画のラストバトルの模様。

セガール:「来い、相手してやる」

ボキボキ!!(足の骨が折れる音)
ゴキャ(あごがくだける音)
ベキ!(手が折れる音)

がたん(片付いたのでドアを閉めて帰る音)


圧倒的。それが清々しいくらい。少しは苦戦しろよっていうのも陳腐なほど圧倒的。
そこがおもろい。水戸黄門のようでした。

トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン

2011年08月26日 | 映画とかと僕
映画のイラストが101枚目になりました。続いてんなぁ。

IMAX3Dで見た!こっちで見た方がいい!
確かにすんごい3Dっぷり。おおおおお。
アバターが奥行きで3Dを魅せたのに対して、今作はアングルを強く感じた。
下から(人間視線)のカメラから、ロボット、奥にはビル群(いいかんじでパースがついてる)。

スローモーションでの変形、
空中ダイビング、
わけわかんないくらい迫力。

しかしいろいろつっこんでしまう。
戦力温存してんじゃんとか
ロボットなのに修理できないの
ロボット時はよぼれてんのに、車はピカピカ。
殴られても車に変形すればピカピカ。
ヒロインのおざなり感。
主役が口うるさい
まさかの宇宙戦艦ヤマト完結編のアクエリアスな母星!?
まさかのジョンマルコヴィッチ!!


しかしそんなことは関係ネーゼ!とパワーで押きる
THE ハリウッド/マイケル米監督。

カラフルで、ねーちゃんきれーで、度迫力で。
アメリカ見せつけてくれます。
ビアガーデン映画に最高でした

SP THE MOTION PICTURE 野望編と革命編

2011年08月25日 | 映画とかと僕
ドラマを見て、挑みました二本の映画!

野望編。
岡田君がすんごい。走る!走る!みんな走る!!
走るシーンばっか!
日本ってこんな物騒でしたっけ!?

堤真一がやっぱり最高。
夕日をバックにあびての「残念だ。非常に残念だよ」この台詞!
革命編への期待があがります。

革命編。
「残念だ。非常に残念だよ」…。
もったいないことしたな~。
辛気くさすぎてしまった。。

国会のシーンはロケ許されたんだ…と思ってたらセットなんですね。
びっくり!!
国会の方々はシワだらけなのでスクリーンで見ると、匂いまで感じられてしまいました。うっ。

悪人

2011年08月22日 | 映画とかと僕
すべてが冷たい。。
主人公も、取り巻きのひとたちも、冷たい。
誰が悪人なのか?
その問いかけを二時間させられます。

きっと、悪人は全員で、少なからず、どこかの部分で共感してしまう
不器用さ、みっともなさ、計算高さも、身勝手、あくどささ。
全部自分自身に当てはまるようだ。

ずきずきひろひり。
冷たくていたい、僕らのどこかに近い、映画。

あと樹木希林が胸をうつ!!
樹木希林の悪徳商法のくだりはいるのかは分からないが、演技なの?ってくらいの顔。
このおばあちゃん、やっぱ大好きだわ~。

コクリコ坂から

2011年08月21日 | 映画とかと僕
あまり期待せずに行ったんだけど…
胸きゅん!

69歳で駿さんはなんでこんなきゅんきゅんしちゃう脚本を書けるんだ!?
ポニョを作っているときのインタビューで、
「起承転結がしっかりある作品はもう作らない」って言ってました。
なのでぽにょは、肝心な”転”のない難解な”起承結(?)”になってた。

でもなんだ!普通に映画としてまとまりある脚本じゃないか。

NHKでやっていたコクリコのドキュメンタリーでは
息子監督が最初だめだめで、「最悪僕がやりますよ」って言ってた。
み、みたい。

と少し思ったけど、
息子監督のコクリコ坂はこれでよかったんだ。


カルチェランタンという舞台をしぼったのもよかった。アニメならでは、ですね。
無性にこの時代の写真を見たくなる。地元愛かな。

こんな時代に、ぴったりとあった、前向きでピュアなキュン映画でした。

(別の話)
ジブリは、宮崎駿がいつかはいなくなる、ここからが正念場。
アリエッティも含めてその礎はうまくいっているのかなぁ。

ジブリはどうも監督をしたいという人が少ないのではないか?
天才に支えられ、その下で絵を描きたいという人が多いと思う。
でもジブリで”自分の作品”を作りたい!と思っていそうな人が”いなそうに見える”のは不思議。
なんでこんなに監督不足なんだろう?

13人の刺客

2011年08月18日 | 映画とかと僕
松方!!!
「お命、ちょうだいいたしまする!!!」しびれるぜ!

これだけでおなかっぱい。
遠山の金さ~ん。

話はめちゃくちゃシンプル。
アクションが50分もあるのでかなりテンポがいい。
なので余分な話がない。
いい意味で、シンプル。悪くいえば古い。

でも見飽きないような(わかりやすい)演出でぐいぐいひっぱる。

刀の墓場シーンの演出は最たるもの。かっこいい~!
男達の晩歌の、植木鉢に銃をかくしておいて
踊るように持ち替えて撃つシーンのようでした。

smapの五郎ちゃんも、最近陰湿でいや~な感じの演技も板についてきた様子。
ほんとに気持ち悪い。見終わったあとは食事したくなくらい。

市村正親…なんだかかわいそう。侍ですね
役所広司…。手慣れてきたな。。。
山田孝之…。意外と強い
沢村一樹…。いたの!?
伊原剛志…。一人で全員切れたんではないか?
岸部一徳…。…。いつもの感じ。
伊勢谷友介…。新造細胞キャシャーンなんじゃないの?

豪華でとてもシンプルでした★

白夜行 映画版

2011年08月15日 | 映画とかと僕
堀北真希版の白夜行。

…TV版の圧勝でしょう!
でも原作に忠実らしい。
つまり、主役たちの感情を描かないで、枠役たちからの視点によって、主役達を浮き彫りにさせてゆく。。のだそうだ。

でもなぁ。それを聞くと、あーなるふほどと思ったけども、映画だからなぁ。

堀北真希=雪穂(悪女)のイメージが創造できてなかった。。
目を細めているだけのお人形さんになっていたのが残念でした。
TV版のような、少しは感情を描かないとほんとに悪い人に見えてしまう。
なので両方見ましょう!お互いがいい感じで交わります。

あと

生まれた環境が悪いとどうしょうもない的な考え方、ありますよね。
それがふつふつと感じました。


あと
追いつめる刑事は、船越<金八先生の圧勝でした。

R・E・D

2011年08月12日 | 映画とかと僕
エクスペンダブルズの諜報員版って感じ。
なんだかぶっ飛びすぎないぎりぎりな線引きしたな~って感じ。
ジョンマルコヴィッチはあれ以上役を作るとまぢで変人。でもあるラインで止まって、鋭い眼光でまぢになる。
親しみを覚えるかどうかのぎりぎりの線引きです。

ブルースウィリスがパトカーから降りるシーンが…!本当にできるのかな?
ここに鳩でもとばせば完全にジョン・ウー演出のよう!

久々にしびれてしまうシーンがいくつもありました。
映像だけじゃなくて意外なまでに本編も骨太。
こんな歳のとりかたしたいな。

白夜行 TV版

2011年08月03日 | 映画とかと僕
堀北真希版の映画を見て、ふとTV版を見たくなった。
というのも、映画では原作に忠実にしているため主人公達の感情がわからないように作られている。
周りの人たちを丁寧に描くことで、悲惨で口が閉じれない主人公達の内面が徐々に見えてくる仕掛け。

で、TV版は分かりやすくないと意味ないので、感情むき出しです。

両方見れば足りない部分を補完しあっていいかなと思って。一気に見ました。

TV版の圧勝、、だと思う。
凄惨さはどうこうじゃなくて、俳優と演出が圧倒的。
綾瀬はるかと山田孝之と、八千草 薫と、何と言っても武田鉄矢。

八千草 薫の「ふたりして、そのざまか。 哀れやなあ。」
っつー、あ~。やばい。なんという台詞を思いついたんだ。涙でます。

金八先生は鬼のように子供を十数年も追い回す。
なんというキャスティング。役者だなぁ。ほれぼれしてしまいます。
ほとんど最終回は金八先生に持っていかれました。
船越英一郎じゃまだまだ!