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ケセラ・イズム

~人生の微分理論~
今が大事,先の事なんて知った事か!

模範解答≠好きな解答

2025-05-15 02:29:39 | 日常的な事
教材会社の方が営業に来られたんよ。

まだ5月の半ばだと言うのに,

もう夏期講習のテキストの話。

いや,

それはいいんだが,

会話の中で

 今年は3本の模試をつくるんですよ。

と言ったら,

 え?

 マジっすか?

みたいな顔をされました。

全国的に見ても,

こんな奴は珍しいんだろう笑。

って事で,

僕は今宵も"模試つくりのみやつこ"。

今年の2本目ですね。

6月上旬に検討会議があるんだが,

進捗は8%程度だろうか。

なかなか気分が乗らない。



と言うわけで,

今回は有名な問題を1問だけ出題して終わります。

※※※※※※※※※※※※※※※

南へ1km,東へ1km,北へ1km進んだら,

出発点に戻るような地点は地球上に何ヵ所あるか?

※※※※※※※※※※※※※※※

これ,

聞いた事ある人って多いと思う。

ほとんどの人がわかるだろう。

だけど,

ベストな模範解答を出せる人って多くない気がする。

とりあえず,

北極点の1ヵ所のみ!

って言うのは,

完全な正解ではありません。

もちろんの事,



北極点を出発点とすれば,

南にχkm進んだ後,

東西にどれだけ進もうが,

北にχkm進めば北極点に戻ります。

でも,

他にも正解がある。

わかる?





thinking time





どこかって言うと,

南極点を中心として,

円周が1kmとなる円の円周上の地点から,

さらに北に1km進んだ地点

って感じ笑。

わかりやすいように,

中心が南極点,円周が1kmとなる円の円周上の地点をP点,

出発点をQ点として解説します。


(ごめん,適当に図を作ったから長さがおかしい笑)

まず,

Q点から南に1km進んだ時点でP点になります。

そこから東へ1kmって事は,
(別に東でも西でもいいが…)

ちょうど円周上をぐるっと1周するだけ。

つまりP点に戻ってくる。

さらに北へ1km進むと,

出発点であるQ点に帰ってくるってわけ。

この場合,

Q点って言うのは,

南極点を中心として一定の半径の円周上にあればいいので,

その個数は無限大。

つまり答えは,

(無限大+1)ヵ所

となります。

…と思いきや,

まだダメ笑。

円周上をぐるっと回って戻ってくる

って言うのであれば,

別に1周でなくても,2周でも3周でもいい。

と言う事は,

南極点を中心として,

円周が1/χkmとなる円の円周上のある地点から,
(χは自然数)

北に1km進んだ地点

であればいいわけで,

χは無限大。

だから,

最初に考えるべき円の数が無限大であり,

それらの円それぞれの円周上に無限大の地点が考えられる。

って事で,

模範解答は

(無限大×無限大+1)ヵ所

となるんですね。


…でもなー。

この問題の答えとして,

僕が1番好きなのは,

大学時代の後輩であるムーちゃんが言った,

 それがどこかは知らんけど,

 合計3kmも歩いて,

 もとの位置に戻ってくるなんて,

 やってられませんね。

ってヤツだな笑。

うん,

ムーちゃんは大好き。
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