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ケセラ・イズム

~人生の微分理論~
今が大事,先の事なんて知った事か!

2024年度レコード・ワカデミー賞(加筆あり)

2024-12-31 23:58:44 | 音楽鑑賞日記
昨年(2023年)の大晦日は人生最悪の日だったわけだが,
(100%僕に非がある話)

今年(2024年)の大晦日もまぁまぁ酷かった。

体調不良でほとんど寝込んでたから…。

いやー,

大晦日特訓を午前で断念とは…。

無念だ。


さて,

少し体調が回復してきたので,
(明日にはシャンパンで新年を祝えるだろう笑)

年末恒例の「レコード・ワカデミー賞」を発表しておこう。

今年1年間に"僕が購入したCD"の中からベスト5を選ぶって企画。

ちなみに,

僕が購入したCDの一覧は以下の通り。

試聴が購入に追い付かない!(2024年①)

試聴が購入に追い付かない!(2024年②)

試聴が購入に追い付かない!(2024年③)

試聴が購入に追い付かない!(2024年④)

試聴が購入に追い付かない!(2024年⑤)

これらの中から選ぶわけだが,

とりあえず音質向上目的で買ったものは除外しよう。

もともと演奏が素晴らしい事は知っていたわけだから。

って事で,

今年のベスト5は以下の通りです。



ベートーヴェン:交響曲全集
マタチッチ指揮ザグレブ・フィルほか
1980~81年録音,ライブ
[Prominent](5枚組)



久しぶりに

 これぞベートーヴェン!

って感じの交響曲全集を聴いた気がする。

血の通ったカロリーの高い響き,

人間味丸出しのテンポ。

最近の演奏を"偽物"とは言わないが,

こう言うのを聴くと安心するね。



メンデルスゾーン:劇音楽『真夏の夜の夢』
P.ヤルヴィ指揮チューリッヒ・トーンハレ管ほか
2021,23年録音
[Alpha](4枚組)



メンデルスゾーンの交響曲全集と言えば,

何年か前に出たネゼ=セガンも素晴らしかったが,

このP.ヤルヴィは過去最高かも。

第3番『スコッチ』を聴いて,

クレンペラーやマークを忘れられたのは初めて。

それ以上に『真夏の夜の夢』よ。

序曲など遊び心満載ながら,

しっかりと作品の良さを強調している。



シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調
ヤンセン(Vn)マケラ指揮オスロ・フィル
2023年録音
[DECCA]



10年以上も前から推しのヴァイオリニストであるヤンセンが,

ついに大好きなシベリウスのコンチェルトを録音。

当然,発売日に買ったんだが,

届いてから2週間くらい聴けなかったんだよね。

緊張し過ぎて…笑。

 体調を整えてからじゃないと…。

とか,

 思ったより良くなかったらどうしよう。

とかって考えちゃったんです。

そして,

満を持してから聴いたわけだが,

結果は…。

感動の極致!



ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調『クロイツェル』
コーガン(Vn)ギレリス(Pf)
1964年録音,ライブ
[Doremi]



ヴァイオリン・ソナタの王者たる『クロイツェル』だが,

大昔の録音の中にこんな名演があったのか!

コーガンとギレリスが丁々発止とやり合う白熱のライブ録音。

聴きながら,

 そうそう,

 『クロイツェル』ってこうじゃなきゃ!

って思っちゃう。



ウィーン・リサイタル
ユジャ・ワン(Pf)
2024年録音,ライブ
[DG]



今をときめくユジャ・ワンのウィーンでのリサイタルの記録。

メインと言うべき,

ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第18番(op.31-3)

が最高。

胸のすくようなタッチ,

息もつかせぬ俊敏なリズムで,

同曲の魅力を堪能させてくれるんです。

アンコール(?)のグルック『精霊の踊り』も独壇場。

明滅するピアニッシモに悩殺されちゃう笑。



あー,

2025年はどんな名盤に出会えるかな?

"ピチャゴラス"は面白いやろ笑

2024-12-30 04:01:50 | 仕事は真面目に
コレ見てよ。



この図を見て台風が最も近づいた時刻を答える問題を出したんだが,

こんなん一択だよな笑。

 台風は熱帯低気圧だから,

 近づくと気圧が下がるはず

などと言う知識がなくても,

ここしかないやろって感じやん。

選んでくれと言わんばかり。

吸い込まれるように選んでしまう。

コレを間違える奴なんていないだろう。

そう思っていたら,

キャナトさんがしっかりと

15時頃

を選んでましたね笑。

いや,

面白い事せんで…笑。


それはそうと,

疲労がピークなんよ。



若い頃はどれだけ授業をしても平気だったのに,

ここ数年,冬期講習がつらい笑。

年を取ったもんだ。

今日(もう昨日)は

90分×4コマ=360分
(中3の探究1~4)

って言う,

講習なら普通レベルの授業時間だったわけだが,

疲れが蓄積しているため,

1コマ目の探究1から全力投球と言うわけにはいかなかった。

それでも2コマ目の探究3から声が出るようになり,

3コマ目の探究2ではそれなりに好調でした。

ただ,

4コマ目の探究4は…。

始まってからしばらくは,

身体がだるくて全く元気が出なかった。

んー,

今回の授業は"べっかんずラブ"。

中1~2の地学分野なんだが,
(中3の「天体」は3学期へ持ち越し)

「地震」パート,
("サシゴ"を使う)



「地層・火山」パート,
("咳した長さん"など)



「天気」パート
(前記の台風の話)

の3つのセクションに分かれているのよ。

その中では,

やはり「地層・火山」パートが重たい。

板書の分量,話す分量が桁違いなんです。

だから,

「地震」パートの途中あたりで,

 え?

 こんな状態では最後まで辿り着けないんじゃ…。

と心配した。

ホントに無理なんじゃないかって思った。

まぁ,

「地層・火山」パートに入ったあたりから覚醒したんで,

事なきを得たわけだが…笑。

これがティーチャーズ・ハイ?笑

とりあえず,

あと2日で休みか…。

頑張ろう。。

一晩寝ても体力が全快しない状況を"古いスマホ"は言い得て妙やろ笑

2024-12-29 00:13:46 | 仕事は真面目に
中2数学の授業にて,

昔の模試の過去問を取り扱ったのよ。



上の図において,

四角形ABCDは正方形で,

AE=CF,AD=5cm,DE=6cm。

んで,

△AED≡△CFDの証明させた後,

四角形DEBFの周の長さを求めさせるんです。

んー,

証明は説明不要だよな笑。

最悪,すべて"仮定より"で押し通せるレベル笑。

そして,

四角形DEBFの周の長さの方もそれほど難しくはない。

BC=AD=5cm,DE=DF=6cm,

BE+CF=BE+AE=AB=5cmなんで,

答えは22cm。

あー,

ここまでが元ネタの問題なんだが,

僕はコレに1問だけ追加している。

数年前の冬期講習にて,

多くの生徒が早々に正解を出していたんで,

尺を持たせるために即興で問題を作ったんです。

それ以来,毎年の講習で使っているんだが,

その場の思いつきにしては良問だったな笑。

確か作成時間は30秒程度。

ソレを生徒たちは10分以上も悩みながら解いている。

コスパ最強じゃね?笑

あ,

どんな問題かって言うと,

△EBFの面積を求めさせるのよ。
(中2対象なんで"三平方禁止"ね)

わかる?





thinking time......





さて,

一応,解説しておこう。

方針としては,

四角形DEBF-△DEF

って感じ。

まず,

四角形DEBF=四角形DEBC+△CFD

なんだけど,

△CFD=△ABD
(合同だから)

より

四角形DEBF=正方形ABCD

となる。

よって,

その面積は

5×5=25(㎠)。

そして,

△DEFの方だが…。

∠ADC=∠ADE+∠EDC=90°,

∠ADE=∠CDFより,
(合同だから)

∠EDF=∠CDF+∠EDC=90°

となるんで,

△DEF=6×6×1/2=18(㎠)。

したがって,

△EBF=25-18=7(㎠)

ってわけ。

いやー,

この時期の中2に教えたい事を言える見事な問題だな。

咄嗟に思いついた当時の自分を褒めたい笑。

And Then There Were None

2024-12-28 00:54:23 | 仕事は真面目に
日本の唱歌に『お正月』(滝廉太郎)ってのがあるじゃない?

 もうい~くつ寝~る~と~

みたいなの。



んー,

子供の頃,それを耳にするたびに

 正月ってそんなに待ち遠しいか?

と訝しく思っていた。

指折り数えるほどではないだろって。

その前の誕生日やクリスマスの方が楽しみだったし…。

ただ,

今は正月が待ち遠しくて堪らない。

冬期講習がつらくて…笑。

そーいえば,

今日(もう昨日)の出掛け,

テレビから

 明日から最大で9連休!

などと楽しそうな声が聞こえてきたんよ。



世間では9連休だと?

こちとら8連休の只中だぜ?
(24~31日まで)

しかも,

朝から晩までの勤務も多い。

あー,

早く正月にならんかなー。


ところで,

外を見たら,

雪が降りさくってるじゃん。



昨年の冬期講習では降らなかったんで,

完全に油断していた。

これが冬期講習だ。

んー,

通勤とかに影響が出たら嫌だなぁ。

いや,

僕の通勤経路はほぼほぼ融雪装置がついてるんで,

それなりの雪なら問題ないんよ。

ただ,

他職員が来られなくなったら困る。

我々はすでに2人も失っている。

あ,

昨日(もう一昨日)に引き続き,

今日(もう昨日)も非常勤がダウンしたんです涙。

てんやわんや。

もう少しで僕が英語の授業をしなければならないところだった笑。
(10年ぶりくらい?)

まぁ,

トラブルって嫌いではないんだけどね。

なんだかんだ解決していく自分が好きだし…笑。

でも,

これ以上はやめて欲しい。

あと1人でも職員が欠けたら,

もう無理だと思う。

明日(もう今日)は何事もなく終わりますように…。

勝手にスーパーサイヤ人にするなよ笑

2024-12-27 02:12:11 | 仕事は真面目に
朝7時に起床した後,

軽くシャワーを浴び,

身支度を整えて,

朝食代わりのカフェオレを飲みながら,

優雅に音楽を聴いていたら,
(ボレットの奏でるシューマン)


(脳内イメージはこんなん笑)

スマホにメッセージが…。

非常勤の1人が発熱との事。

うん,

ホントはもう10分程度はゆったりする予定だったんだが,

飲みかけのカフェオレを投げ出し,

すぐさま車に乗り込みましたね。

だってさ,

メッセージに気付いたのが8時過ぎで,

その非常勤の授業があるのが9時半からだったんだもん笑。

さすがにヤバくない?

1時間で代行を手配しなければならない。

めっちゃ焦るやろ。

いやー,

家を出てから校舎に着くまでの間に解決させた僕,

なかなかのやり手じゃね?笑

褒めて欲しい笑。


と言うわけで,

冬期講習2日目が無事に(?)終わりました。

あー,

身体はバキバキですね笑。

初日は90分×3コマ+60分×2コマ=390分,

2日目は90分×4コマ=360分

って授業時間なんで,

そこまで多かったわけではないが,
(冬期講習なら普通の水準)

立ちっぱなしはきつい。
(もう年かな?涙)

そして,

両日とも8時半過ぎに出社して夜までの勤務だったってのも…。

とりあえず,

今,めっちゃ疲れてます。



んー,

明日(もう今日)は60分×2コマ=120分って言う,

比較的に軽めのメニューだし,

午後からの勤務なんで,

今夜は少しゆっくりできます。

身体を休めよう。

あ,

肝臓だけは別ね。

ここ数日,あまり働かせていなかったんよ。
(常々に比べればって話だが…)

だから,

今宵は酷使します笑。



それはそうと,

中3理科の冬期講習では,

オリジナル・テキスト(通称"塾王")を使用しています。
(なかなかに格調が高い出来栄えであると自負している)

初回は"三月の勝者"。



中1~3までの化学分野のあらゆる単元を網羅した傑作ですね。

問題の難易度は高めだが,

やり終えると相当の経験値を手に入れる事ができるはず。

受験生諸君には,

歯を食いしばって解き切って欲しい。

ちなみに,

今年の"三月の勝者"には,

実験当日に欠席したカズヨシ君,アキトさん,
(後者はホントに欠席…)

マグネシウムを完全に酸化させたキャナトさん,

マグネシウムを完全に酸化させられなかったR.T.,
(理由は地球が地軸を傾けているせい?笑)

こまごめピペットのゴム球を下げて僕に叱られたにょんなど,

"いつメン"を散らばらせておきました笑。

あー,

次回は"べっかんずラブ"か。

地学分野ですね。

今年の表紙は最高傑作かも…笑。

インフル流行り過ぎじゃね?

2024-12-25 00:42:31 | 仕事は真面目に
先日,ある生徒が

 終わりました!

と言いながら,

テキストを差し出してきたのよ。

何事かと思ったら,

冬期講習のテキストだった笑。

冬休み中に仕上げたらブラックサンダーが貰えるんで,

ソレの申請に来たってわけ。

え?

まだ講習が始まる前だぜ?

うん,

おそらく史上最速。

んー,

3年前,きょーじが初日までに95%くらい終わらせていて,

 は?

と思ったのが懐かしい。

2年前には初日の夜に完成する奴が現れ,

昨年はついに初日の授業で提出されたんだっけ?笑

ただ,

今年は講習が始まる4日前。

当分は更新されない記録だろう笑。


と言うわけで,

明日(もう今日)から冬期講習が始まります。



とりあえず,

ブラックサンダーを大量に仕入れておいたんで,

準備は万端ですね笑。

さて,

明日(もう今日)は朝が早いんで,
(しかも,夜まで授業なんで)

そろそろ寝ます。

おやすみ💤

"落"って言う字には"サンタクロース"が含まれているらしい

2024-12-24 02:42:28 | 歴史浪漫
子供の頃,我が家のクリスマスツリーには,

ゴールドクレストを使ってました。



こんな植物に飾り付けをしてたんです。

んで,

クリスマスの1週間くらい前になると,

サンタクロースへの手紙をツリーに吊るした気がする。
(ただ欲しい物を書くだけの手紙ね笑)

そして,

数日後にはソレがなくなってる演出が入り,

25日の朝になると,

枕元に"欲しい物"が届いてるって言うシステム。

うん,

途中から形骸化していたが,

僕はプレゼント欲しさに付き合ってあげてましたね笑。

まぁ,

小3くらいまでか?

それ以降は普通に手渡しになった笑。



ところで,

サンタクロースって言うと,



フィンランドのような北欧のイメージがあるが,

もともとの由来は現トルコらしい。

そのモデルは聖ニコラウスで,

4世紀初め,ローマ帝国の支配下にあった小アジアの都市ミラで大主教を務めていた人物です。

子供が大好きで優しさに溢れ,

特に両親のいない子供たちを助けていたんだとか。

そんなある日,

貧しさのあまり3人の娘を身売りしなければならなくなった家族の話を聞きつけた聖ニコラウスは,

その家族の暮らす家の煙突から3枚の金貨を投げ入れます。

このとき,

暖炉には靴下が下げられていて,

金貨はその靴下に入ったんだって。

んで,

この金貨のおかげで家族は娘の身売りを避ける事ができた。

かくして

 夜中に煙突から家に入り,

 靴下にプレゼントを入れる

と言う伝承が生まれたってわけ笑。


ちなみに,

オランダ語では"聖(セント)ニコラウス"を"シンタークラウス"と発音するんだけど,

14世紀頃からオランダでは,

彼の命日である12月6日を「シンタークラウス祭」として祝うようになります。

聖ニコラウスに扮して子供たちにプレゼントを贈る習慣ができたんです。

ただ,

宗教改革が起こって聖人に対する崇拝が批判されるようになると,

プロテスタントの間でキリストに信仰心を向けるため,

子供たちに贈り物をする日が12月24日や25日のクリスマスにする習慣が普及。

そして,

17世紀になると,

アメリカへ植民したオランダ人がソレを伝え,

現在の"サンタクロース"が作られていきます。


もっと言うと,

19世紀後半までのサンタクロースのイメージって,

緑色や灰色の服を着ていたり,

髭なしだったり,

小人だったり…,

まちまちだったみたい。

だけど,

1932年にコカ・コーラ社が

 コーラは夏だけの大人の飲み物じゃなく,

 冬にも飲める子供の飲み物だぜ!

とPRしようとしてこんな広告を出し,



赤色の服を着て白い髭を生やした恰幅のいい男性

って言うイメージに統一されたって話。
(ホント?)



さて,

今宵は25年ぶりくらいに

「クリスマス・アダージョ・カラヤン」



ってアルバムでも聴こうかな笑。

試聴が購入に追い付かない!(2024年⑤)

2024-12-23 03:34:45 | 音楽鑑賞日記
コレ見てよ。



クナッパーツブッシュのTシャツ。

略して"クナT"。

うん,

CDボックスの特典なんだけどさ,

こんなんいつ着るん?笑

いや,

オケに所属してたら,

練習に来ていくんだが,

街中を歩くには…笑。

もっと他の特典はなかったんか笑。

ちなみに,

そのCDボックスって言うのは,

「ハンス・クナッパーツブッシュ/ライヴ録音大集成(1940~64)」(50枚組)です。



クナッパーツブッシュってのは,

ドイツの指揮者なんだが,

2025年に没後60周年を迎えるのよ。

だから,

それを記念して作られた限定セット。



仏ターラってレーベルの音源を中心に,

クナのライブ録音&放送録音が集められている。

"ドイツの怪物"がその本領を発揮した超弩級の音楽たち。

ただ,

50枚中40枚くらいは持ってる音源だったんよ。

そして,

この期に及んで持っていない音源って,

別に聴きたいと思っていないヤツら。

あー,

完全にボーナスが入った勢いでポチッている笑。
(約5万円です涙)

まぁ,

一部は音質改善が望めるし,

バラバラだったCDがまとまったボックスになると,

CDラックが整理できるから…。

それに350組限定とかって謳われると弱い。

んー,

クナッパーツブッシュの偉大さを鑑みるに,

後悔はないです。

とりあえず,

正月休みはクナ三昧だな。


ボーナスの勢いと言えば,

もう1組,「ホルヘ・ボレット/デッカ録音全集」(26枚組)もあったな。



こちらの記事でも触れた,

"ロマン派ピアニズム最後の継承者"たるピアニストのCDボックス。

ボレットがデッカ・レーベルに行った全録音が収められています。



んー,

これまた26枚中25枚は手許にあった。
(約2万円)

いや,

ボレットだって偉大。

後悔はない。

そして,

正月休みはボレット三昧だぜ。
(ん?時間が足りなくね?笑)


あーあと,

もう1組,フルトヴェングラー/バイロイト祝祭管によるベートーヴェンの交響曲第9番『合唱』(2枚組)も…。



言わずと知れた"バイロイトの『第九』"。

同曲の史上最高の名演の誉れも高く,

僕も大昔(高校生の頃)から愛聴している音源です。

だけど,

Grand Slamレーベルが疑似ステレオの復刻をしたから…。

んー,

クラシックの愛好家ってさ,

"同曲異演"を愉しむのが醍醐味なんだが,
(同じ曲で演奏の違う録音)

マニアになると,

"同演異盤"を集めるようになる。
(同じ演奏で音質の違う盤)

"バイロイトの『第九』"に関しては,

EMI(国内盤TOCE-6510),

EMI(疑似ステレオの国内盤),

EMI(イタリアの輸入盤),

MYTHOS(有名な復刻),

BIS(スウェーデン放送所蔵音源),

Grand Slam(モノラルからの復刻)

を持っていたんだが,

今回,それに

Grand Slam(モノラルからの新規復刻&疑似ステレオからの復刻)

が加わった。

非常に贅沢な聴き比べですね。


って事で,

これにて2024年のCD購入は打ち止めかな?
(もし購入しても2025年に組み入れる)

そろそろ「レコード・ワカデミー賞」の選定に取り掛かろう。

winter solstice

2024-12-22 01:43:02 | 日常的な事
あー,

なんだろうな…。

とりあえず,

呟いておこう。

…やっぱ辛えわ。



あ,

プライベートの話ね。

SNSを見ていて,

ちょっとだけ嫌な事が…。

もう心の外に置いてるはずなんだけどなぁ。


そーいえば,

今日(もう昨日)は冬至だったみたいですね。



1年で最も夜が長い日。

地球の北半球の生命力が最も衰える日。

僕の運気も…。

まぁ,

これからは昼が長くなる一方なんよね。

春に向かって地球は生命力に満ち溢れ,

僕の運気も鰻登りに違いない。

さて,

明日(もう今日)は朝が早い。

そろそろ寝よう。

おやすみ💤

かぷさいしん

2024-12-21 02:02:49 | 歴史浪漫
辛い食べ物が好きって人がいるじゃない?


(トウガラシまみれ料理)

ちょっと信じられないんだよな笑。

いや,

僕も少しくらい辛いのは大丈夫なんだが,

そんなに好き好んで食べたりはしない。

そもそも人間の味覚に"辛味"なんてないから。

んー,

人間の味覚ってさ,

もともと生きていく上で必要な情報を得るためのものなんよ。

"苦味"は毒を識別するためのものだし,

"酸味"は腐ったものを識別するためのもの。

そして,

"甘味"は果実の熟度を識別するためのものってわけ。

と言うわけで,

人間の舌には"辛味"を感じる部分がないんです。

トウガラシなんかを食べると,

辛味成分であるカプサイシンが舌を強く刺激し,


(カプサイシンの構造式)

それが痛覚となっているだけ。

つまり"辛さ"とは"痛さ"なのよ笑。

うん,

辛い食べ物が好きってさ,

ドMじゃん笑。


ただ,

病みつきになるのも仕方がない部分があって…。

辛い食べ物を口に入れた後,

人間の身体は痛みの原因となるソレを早く消化・分解しようとする。

だから,

胃腸が活性化するんですね。

トウガラシを含む料理を食べると,

食欲が増進するのはコレのため。

さらに,

カプサイシンを無毒化して排出しようと,

身体の中のさまざまな機能が活性化します。

あ,

カプサイシンってのは,

動物や昆虫による食害を防ぐための忌避物質だったのよ。
(毒性による植物側の防衛作戦)

だけど,

人間はソレを効用として享受しちゃったってわけ笑。

身体の機能が活性化すると,

血液の流れが速まって発汗もする。

その上,

身体に異常を来したと感じた脳が,

ついにはエンドルフィンまで分泌しちゃうんだよね笑。

あー,

エンドルフィンは"脳内モルヒネ"とも呼ばれていて,

麻薬のモルヒネと同様の鎮痛作用があり,

疲労や痛みを和らげる働きをするんです。

って事で,

カプサイシンによる痛覚の刺激を受けた脳は,

身体が正常な状態にないと判断して,

苦痛を和らげるためにエンドルフィンを分泌,

その結果,

陶酔感や快楽を感じてるってわけ。

んー,

僕がアルコールの魔力に抗しきれないのと同じで,

科学的な根拠があるんですね。

先ほどの

 ドMじゃん

は撤回します。

ゴメンナサイ。


ところで,

トウガラシってアメリカ大陸の原産なんですよ。



1942年にコロンブスが新大陸に到達してから世界に広まった。

だけど,

日本語では"唐辛子"と書きます。

当然,"唐(中国)から来た辛子"って意味。

当時のポルトガル船は中国を寄港してから日本にやって来る事も多かったんで,

そう名付けられたんですね。

面白いのは,

韓国の古い書物では"倭芥子"と記されてるって事。

かの国では日本から伝わった事になってるみたい。

一説によると,

豊臣秀吉の朝鮮出兵の際,

加藤清正の軍が毒薬に使ったり,

足袋のつま先に霜焼け止めとして入れたりして,

韓国に持ち込んだのではないかと言われているらしい。

ん?

毒薬?霜焼け止め?

そう,

日本ではトウガラシって食卓には広まらなかったのよ。
(アジアやアフリカの人々は魅了されてたのに…)

日本人は食材の鮮度を重視し,

素材の味をいかに引き出すかと言う独特の食文化があったんで,

辛味一辺倒で食材の味がわからなくなるトウガラシは流行らなかったってわけ。

やっぱ辛い食べ物が好きって連中は非国民だな笑。


あーあと,

トウガラシがカプサイシンを手に入れたのって,

絶妙な進化なんだよね。

サルとかの哺乳類は辛いトウガラシを食べる事ができないんだけど,

鳥類はカプサイシンを感じる受容体を持たないため,

何事もなくバクバクと食べられるのよ。

トウガラシは種子を運んでもらうパートナーとして鳥類を選んだって事。

大空を飛び回るから移動距離が長くて遠くまで種子を運んでもらえるし,

バリバリと種子を噛み砕く事なく丸飲みし,

消化管が短くて無事に体内を通り抜ける事ができるから。

めっちゃ考えられてるやん。

いや,

こちらのトウモロコシの記事でも書いたように,

トウガラシも動物の脳を洗脳する事で生息圏を拡大している。

やっぱ植物って怖い笑。

うちの職場は風通しがいいですよ(…と僕は思ってます笑)

2024-12-20 03:00:02 | 仕事は真面目に
中3理科の授業で,

こんな問題を出したんよ。



気象観測に関する基礎問題ですね。

ただ,

①から悩んでる生徒がいた。

いや,

ちょっと待て。

世の中に

風通しが悪い方がいい

って状況なんかないやろ笑。

建物には新鮮な空気が入ってきた方がいいし,

職場環境においても風通しの良さは肝要。
(ん?意味が違う?笑)

あー,

②も同じだよな。

直射日光と言うのは避けるべき対象であり,

積極的に当てにいくものではない。

日常生活で"直射日光"と言う単語を見かける際は,

ほとんどの場合,"避けて保存"がセットだろう。

だいたい身体に悪い。

あんなものを好むのは,

日焼け野郎か爬虫類くらいだ。


(変温動物は致し方ない笑)

と言うわけで,

①が○,②が×となるんだが,

③だけは知識が必要。


(風通しが良く,直射日光を避ける百葉箱)

気温と言うのは,

空気の温度の事で,

地面に近いほど高くなるんですよ。

太陽の熱を受けて温まった地面が,

その上にある空気を温めていくから(※1)。

だから,

地面に近いところは,

地面の熱の影響で正しく測定できないってわけ。

少なくとも1.0m以上は離す必要がある。

そのため,

人間の背丈も考慮し,

1.5m程度が望ましいんです。

んー,

問題を解かせているとき,ヒントが欲しそうな生徒がいたんで,

 気温を測るなら,

 このくらいの高さがベストだな。

と言いながら,

自分の胸の上くらいの高さを示したんよ。


(こんくらい?)

僕の身長が約1.8mだから,

それで1.5mくらいになるはず。

そう思っていたら,

それを見た生徒が一言。

 あ,

 0.5mか。



!!!

!!!!!

絶対にユルサナイ笑。



※1

この場面での"あたたまる"の漢字は悩んだ。

"空間"なら"暖まる"で,

"もの"なら"温まる"と認識している。

だから,

地面なら迷う事なく"温まる"なんだけど,

空気は…。

ただ,

この場合の空気は,

"空間"を指しているのでなく,

地面と接している"もの"を指しているんで…。

まぁ,

本来,グレーなときは平仮名を使用するよう心掛けてるんだが,

"あたたまる"は平仮名が続き過ぎて見栄えが悪かったんだよね笑。

女性には理解できないロマン

2024-12-19 03:24:49 | 音楽鑑賞日記
大学オケの最期の定期演奏会で,

大好きなラフマニノフの交響曲第2番を弾けた事は望外の喜びでした。

んー,

ラフマニノフってさ,

大好きな作曲家なんよ。



とりあえず,

"史上最高のメロディ・メーカー"と呼びたい(※1)。

好きなメロディのベスト10を選んだら,

1位から10位までラフマニノフで埋まる気がする笑。

とりあえず,

5,6位くらいには入るであろう,

『パガニーニ狂詩曲』の第18変奏を貼っておきますね。
(正確には『パガニーニの主題による狂詩曲』)


それはいいんだが,

その"ラフ2"(ラフマニノフの交響曲第2番)の練習の合間,

練習指揮を担当しておられたOBのHさんから

 やっぱワカミヤって,

 ラフマニノフのこの曲,大好きなの?

みたいに聞かれたんよ。

おそらく僕の書いた曲目解説の原稿を読んでくれたものと思われる。
(毎回,定演のプログラムに載せる曲目解説の執筆を担当していた)

めっちゃ熱く語ってたから。
(いずれ記事に…)

当然,

 そうですね,

 大好きです。

と返答。

そしたら,

 じゃあ,

 ホントは自分で指揮しながら,

 "ラフマニノフのロマンを全然わかってない!"とかって,

 皆に言いたいんだ?

などとおっしゃる。

正直,そこまでは考えてなかったので,

 うーん,まぁ…。

とお茶を濁す僕。

そんな会話をした後,

Hさんは去り際に振り返ってボソッと一言,

 でも,

 ラフマニノフって女性には理解できないロマンなんだよなぁ。

あー,

今の世なら炎上しかねない発言だが,

僕はなんとなく言いたい事がわかります。

確かに男の音楽だと思う。

ただ,

他の人に話したら,

誰からも理解を得られなかったんよね笑。

んー,

女性ファンも多い作曲家だからな。

その言葉が真実なら,

 ラフマニノフって素敵!

などと公言している女どものほとんどがピエロってわけ笑。

ちなみに,

チェロの後輩のヤナイ(♂)って奴に言ったら,

 いやー,

 僕は男らしいからラフマニノフを完全に理解出来てるんですよ。

だって。

それはそれで違う気がする笑。

なんだろう,

"男らしいロマン"ではないわな笑。



と言うわけで,

今宵の我がリスニング・ルームには,

ラフマニノフの前奏曲『鐘』

が鳴り響いています。


1892年に初演されて以来,熱狂的な人気を博している,

ラフマニノフの代名詞的なピアノ曲ですね。

ffの3つの和音で開始されたかと思ったら,

すぐにpppに転じて主題が提示される[0:29]。

一気に惹き込まれます。

そして,

agitato(激しく,苛立って)の中間部[2:03]。

音楽は情熱的な盛り上がりを見せ,

fffのクライマックスまで突き進む[2:49]。

ここまでくると,

完全に虜になっちゃうな。

んで,

最後は弔鐘に似た悲しみの鐘打ちの後,

pppで音楽が天上へと舞っていく。

静聴。


演奏はボレットに尽きる(※2)。
(上の動画はキーシンの演奏)



リストの直系の弟子で,

"ロマン派ピアニズム最後の継承者"とも呼ばれる人物だが,

彼ほどラフマニノフのロマンを体現しているピアニストも珍しいだろう。

赤裸々に語るのでなく,

抑制されているが故に,

かえって退廃や退嬰の魅力が際立つ。

女流ではこうはいかない(※3)。

ピアノ協奏曲第2番(デュトワ/モントリオール響),

ピアノ協奏曲第3番(I.フィッシャー/ロンドン響),

『ショパンの主題による変奏曲』など,

残された録音はすべて名演。
(彼の演奏で『パガニーニ狂詩曲』も聴きたかった!)

この『鐘』も言うまでもない。

夜更けにワインでも傾けながら聴くべき音楽。



※1

決して"メロディだけの人"ではありません。

今回の記事で紹介した『鐘』など,

メロディが売りではない事は明白だろう。

きっと"メロディ以外の魅力"が,

女には理解できないに違いない。


※2

いや,

ラフマニノフの自作自演(特に旧盤)も忘れられない。

録音が死ぬほど古いんで,
(100年以上前!)

クライマックスの迫力は物足りないが,

agitatoのテンポ感は凄いし,

弱音による主題提示の魅力は抗しがたい。


※3

決して

 女流ピアニストにはラフマニノフは無理だ。

と言っているわけではない。

アルゲリッチ,グリモー,ユジャ・ワンなど,

素晴らしい演奏たちも知っています。

ただ,

ラフマニノフの本質をついているのは…って話ね。

まぁ,

本質をついた演奏だけが名演とは限らないと言う事よ。



参考
ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調『鐘』
ボレット(Pf)
1987年録音
[Decca]
ラフマニノフ(pf)
1919年録音
[RCA]

"集団ヒステリー"は言い得て妙

2024-12-18 02:23:29 | 歴史浪漫
世界史好きの僕だが,

最近の興味は「十字軍」に向いています。

んー,

十字軍の歴史を1冊にまとめた本とかを探してるんだよな。

だけど,

ちょうど良さげなのが見つからない。

残念。

知ってる人いたら教えて…。
(いや,いないか笑)



と言うわけで,

今回は十字軍について。



11世紀末から13世紀にかけて,

イスラームから聖地イェルサレムを奪回するため,

7,8回にわたり行われたキリスト教徒による遠征ですね。

この時代,地中海の周りでは,

3つの世界がせめぎ合っていました。

1つ目は"キリスト教の東世界"。

"千年の都"たるコンスタンティノープルを中心に栄えた東ローマ帝国ですね。


(11世紀初めの東ローマ帝国)

キリスト教と言うよりギリシア正教の世界と言った方がいいか。

そして,

2つ目は"イスラーム世界"。

この頃はアッバース朝がイスラーム帝国を支配していました。


(9世紀初めのアッバース朝)

北アフリカから西アジアに跨る大帝国なんだけど,
(イベリア半島などは後ウマイヤ朝として離反)

この時期には衰退期に入っていて,

中央に統制力はなく,

地方政権が乱立するって状態に…。

その中ではトルコ人の王朝であるセルジューク朝が優勢で,


(11世紀後半のイスラーム世界)

東ローマ帝国に攻撃を仕掛けていたんです。
(上記の地図のように東ローマ帝国をビザンツ帝国と呼ぶ事も…)

んで,

東ローマ皇帝が悲鳴を上げた。

助けを求めた相手が"キリスト教の西世界"。

地中海を囲む3つ目の世界ですね。

カトリックの世界なんだけど,

こちらはちょっと複雑。

西ローマ帝国なんてものは,

とっくの昔に滅んじゃってる。

だけど,

神聖ローマ皇帝ってのがいるんです。

西ローマ皇帝の位を引き継ぐ者。

ただ,

"西ローマ皇帝"とは名ばかりで,

その支配領域はドイツのみ。
(下記の地図のように今のドイツとはちょっと違うが…)


(11世紀中頃の神聖ローマ帝国)

しかも,

封建制によりドイツの支配すら怪しい。

って事で,

中世の西ヨーロッパには,

宗教的権威たるローマ教皇と,

政治的権威たる神聖ローマ皇帝がいたんですね。

東ローマ帝国においては,

皇帝の下にコンスタンティノープル総主教がいるんだが,

西の世界では皇帝と教皇が対等。

中心が2つある"楕円的世界"と呼ばれる所以です。

しかも,

いつも協力関係にあるわけではなく,

むしろ対立している事の方が多い。

まぁ,

その対立自体は,

1077年の有名な「カノッサの屈辱」でローマ教皇に軍配が上がり,

そこから13世紀初めくらいまでがローマ教皇の全盛期と言われます。

そんな頃に東ローマ皇帝が泣きついてきた。

当然,神聖ローマ皇帝でなく,

ローマ教皇に話を持ち掛けます。


うん,

これにローマ教皇は大真面目に応えるんだよな。

東ローマ皇帝からしたらさ,

 同じキリスト教徒だろ?

 ちょっと軍事支援をお願い。

くらいの気持ちだったのよ。

それなのに,

ローマ教皇は勘違い。

てか,

誇大妄想に近い。

 東ローマ帝国は受難を迎えた!

 東方キリスト教徒が危険だ!

 聖地イェルサレムを取り戻せ!

とすべてのキリスト教徒に訴えたんです。

んー,

東世界,西世界,イスラーム世界と並べたらさ,

イスラーム世界が最も文化レベルが高いのよ。

次いで東世界。

西世界などは後進地域だった。

だけど,

外界との交流が少なかったから"井の中の蛙"的な感じで,

イスラームの殲滅を目指しちゃった。

身の程知らずの極致。

東ローマ皇帝もそこまで望んでない。

イェルサレムの奪還など考えてもいない。

だいたい300年以上も前に奪われた土地なんだから,

今さら興味もない。

ここ最近に掠め取られた領土を取り戻したいだけ。

完全にローマ教皇の勇み足。

十字軍を

熱狂的な集団ヒステリー

と断じる向きがいるのも仕方ない気がしますね笑。


そんなこんなで始まった第1回十字軍(1096~99年)なんだが,

これが意外な事に大成功。

イェルサレムを取り戻しちゃうんです。

そこに次々と十字軍国家が築かれていく。

まぁ,

アッバース朝が衰退期に入っていたから,

イスラームも一致団結できないって恨みもあっただろうし,

それ以上に不意打ちだったからな。

 まさか文化的後進地域の連中がホントに戦いを挑んでくるとは…。

みたいな感じ?笑

当然,イスラームも巻き返しを図ります。

それに呼応したのが第2回十字軍(1147~48年)。

しかし,

その後,"イスラーム最大の英雄"たるサーラフ・アッディーン(サラディン)が登場し,

結局はイェルサレムを奪還されてしまう。

フランス国王フィリップ2世(尊厳王),

イングランド国王リチャード1世(獅子心王),

神聖ローマ皇帝フリードリヒ1世(バルバロッサ=赤髭帝)など,

豪華メンバーを揃えた第3回十字軍(1189~92年)も虚しく,

再びイェルサレムを手中に収める事はありませんでした。

面白いのは第4回十字軍(1202~04年)。

途中で予定を変更して,

あろう事か,

同じキリスト教国家である東ローマ帝国に進軍するんです。
(カトリックとギリシア正教の違いはあるが…)

しかも,

そのままコンスタンティノープルを陥落させ,

ラテン帝国って言う十字軍国家を建てちゃう。

メチャクチャやん。

聖地奪還もクソもない。

十字軍の迷走,ここに極まれり。

まぁ,

東ローマ帝国って,

十字軍に非協力的だったんだけどね。

簡単に言うと,

西世界の過剰反応に対し,

ドン引きしてた感がある笑。

 お前ら,何やってくれてんの?

 イスラームに勝てるわけないやろ。

って。

ちなみに,

滅亡した東ローマ帝国はいくつかの亡命政権をつくっていて,

そのうちのニカイア帝国がなんとかコンスタンティノープルを奪還しています。
(おかげでその後も東ローマ帝国は存続)

とりあえず,

キリスト教徒は一枚岩ではないって事ですね。

十字軍は,

キリスト教徒(東世界&西世界)VSイスラーム

と言う単純な構図ではないってわけ。

さらに言うと,

西世界も1つではない。

第6回十字軍(1228~29年)では,

神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世が,

ローマ教皇の命に背いてイスラームと和解したりする。

うん,

ローマ教皇の権威に陰りが見え始めていますね。


さて,

そんな感じで約200年ほど続いた十字軍なんですが,

最終的には西世界が体力切れで引き上げて終わります。

東世界は何とか命脈を保ったと言うところか。

イスラーム世界に関しては,

完全な横綱相撲でしたね。

負けるわけがない。

最初は不意を突かれたものの,

順当に逆転して元の世界を取り戻し,

キリスト教徒を追い払った。

ただ,

この後,そんなイスラーム世界すら恐怖のドン底に陥れる事件が起こるんだよな。

十字軍ってのは,

地中海の東岸でチョコチョコ戦っていただけ。

もはやコレが何の意味も持たなかったんじゃないか

ってレベルの衝撃が訪れるんです。

何かと言うと,

モンゴル人の来襲。

アッバース朝は滅ぼされ,

イスラーム世界のほとんどがモンゴル人国家に飲み込まれます。

東世界に関しては,

東ローマ帝国は無事だったものの,

ウクライナや南ロシアと言うギリシア正教の世界が併呑されちゃう。

そこからポーランドあたりまで攻め込まれてるんで,

西世界も他人事ではない。

恐るべき大事件。

十字軍どころではなくなったってわけ。

まぁ,

1番の被害者だと思われたイスラームが,

実はモンゴル人のおかげでさらなる発展を遂げるんだが,

その辺についてはいずれ。

regular tetrahedron in regular hexahedron

2024-12-17 03:37:18 | 仕事は真面目に
中3数学の授業で,

正四面体の体積を求めさせたのよ。
("ブラサン問題"にした)



1辺の長さは4cmに設定。

一般的には,

頂点Oから底面ABCに垂線をおろし,

それを高さとして求めるのが正攻法?

ただ,

その高さを出すのが,

中学生には少し面倒なんよ。

重心とか知らんし…。

それに1辺が4cmと言うのも嫌。
(途中で分数が出てくるから)

まぁ,

こんな風に△OMCを考え,
(点MはABの中点)



その面積から垂線OHの長さを逆算する

って手もあるにはある。

だけど,

そんな事をやるなら,

もっとスマートな方法があるんよ。

僕はそのプランB推し。

OM,CMはそれぞれ正三角形の中線なんで,
(中線=三角形の頂点と対辺の中点を結んだ線)

OM⊥ABかつCM⊥ABとなる。

んで,

△OMCに含まれる2直線(OM,CM)がABと垂直と言う事から,

△OMC⊥ABとわかりますね。

よって,

正四面体OABCの体積=△OMC×AB×1/3

ってわけ。

いや,

中学生は思いつかんよな笑。

んー,

 △OMCの面積を求めてみたら?

ってヒントを出しただけでサラッと解いたにょんは,

さすがだったな。

ちなみに,

もう1つヒントを出したんよ。

 正四面体の体積の求め方と言えば,

 こんなんもあるよな。

と言いながら,

コレを描いた。



立方体(正六面体)から三角錐を4個取り除けば,

正四面体になるって図。

これなら中1でも解ける。

正四面体の1辺が4cmなら,

立方体の1辺は2√2cmとなるんで,
(ここは三平方を使う)

計算は面倒だが,

求められない事はない。

まぁ,

さすがにこんなプランCを採用する奴はいないか笑。

そう思っていたら,

アオちゃんがコレで解き切ったんだよね笑。

凄まじい執念。

あ,

ブラックサンダーに対する執念ね笑。

"コミュ力だけはあるから"は味わい深いやろ笑

2024-12-15 03:18:13 | 仕事は真面目に
また1冊,本棚に変な本が増えました笑。



『カラダにいい飲み方』だと?

毎晩,毒を飲んでいると言う,

ある種の後ろめたさを感じながら生きている僕にとって,

なんとそそられる題名であろうか笑。

"酒好き肝臓専門医が教える"ってところも興味深いし,

それ以上にこの文句よ。



僕の肝臓は,

364日フル稼働の超ブラック企業なんだが,
(健康診断の前日のみ休肝日)

休みを増やす必要はないとの事。

やったぜ!

あ,

コレ,マコトさん(※1)からの誕プレなんです。

ありがとー!

わざわざ校舎まで足を運んで祝ってくれるのは,

めっちゃ嬉しい。

まぁ,

僕の身体を心配してくれているのか,

ただ茶化しているだけなのかは判然としないが…笑。



ところで,

心配で夜も眠れなかった模試の平均点なんだが,

20.8点

でした。

ギリ20点を下回らなかった。

土俵際で踏みとどまりました笑。

ただ,

僕の模試としては,

昨年の第6回(21.1点)を抜いてワースト1。

しかも,

40点(満点)が1人もいなかったらしい。

あー,

今まではどんなに難しくても1~3人くらいはいたのに…。

最高点が37点だったと言うから,

少しやり過ぎてしまったと反省。

いや,

1つ1つはホントに素晴らしい問題たちなんだが,

組み合わせが良くなかったな。

オアシス的な部分が大問6「血液の循環」のみだったし…。

改めて感想戦を書きたいと思っているが,

取り急ぎオーラスの正答率について。

大問8「水圧と浮力」の(4),(5)なんだけど,

前者が3.2%,

後者が1.2%

でした。

あー,

これまたワーストを更新。

R.1第4回の「イオン(電気分解)」,R.3第3回の「圧力」の1.5%を下回った。


(夏期講習の"ブラサン問題"にもなってるR.3第3回の大問8)

(4)までで十分だったなー。

作成時,ちょっと物足りない気がして付け足したんです笑。

まぁ,

なかなかオシャレな問題に仕上がったと自負しているけど…。

H.29入試の大問9「水圧と浮力」の(5)へのオマージュで,

正答も同じ"1350Pa"に調整している。

誰も気付いてくれないが…涙。



※1

マコトさんは

"目を炒める"の絵

を描いた事で有名。

え?

どんな絵かって?

いや,

載せると著作権料(ブラックサンダー)が発生するんで,

こちらを参照してもらいたい笑。