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ケセラ・イズム

~人生の微分理論~
今が大事,先の事なんて知った事か!

頭蓋骨はいらんやろ

2025-05-31 01:45:32 | 音楽鑑賞日記
本日5月31日は,

ハイドンの命日なんですよ。



18世紀後半に活躍したオーストリアの作曲家ですね。
(いわゆる「古典派」と言われる時代)

"交響曲の父"として知られています。


貧しい生まれ故,

幼い頃は苦労したらしいが,

早くから音楽的才能が認められ,

エステルハージ侯の宮廷楽長となります。

んー,

エステルハージ侯と言えば,

ハンガリー随一の大貴族なんですよ。
(当時,ハンガリーはオーストリアの支配下にあった)

そこの宮廷楽長を長く務めたんで,

なかなか安定して満ち足りた生活を送れていたはず。

そーいえば,

オーストリアの"女帝"マリア・テレジアがエステルハージ侯の城を訪れたとき,
(正確には"女帝"ではない)

ハイドン率いる宮廷楽団の事を

 ウィーンの宮廷楽団より質的にずっと高い。

と賞讃したんだとか。

一地方の宮廷楽団が"帝都"のソレを凌駕してるってわけ。
(ん?"帝都"と言っていいんか?)


それはそうと,

30年の宮仕えを終えたハイドンは,

ウィーンでフリーの作曲家に…。

そして,

音楽興行師ザロモンの招きで,

2度に渡ってロンドンを訪問します。

その際に作曲されたのが『ザロモン・セット』ですね。

12作の交響曲(第93番~第104番)からなるんだけど,

第94番『驚愕』や第96番『奇跡』,第101番『時計』なんか有名。
(『驚愕』についてはこちら

僕は第100番『軍隊』,第104番『ロンドン』を愛聴しています。
(いずれ記事に…)

ちなみに,

最初の訪英の前,

60歳のハイドンに対して

 英語もできないのに大丈夫ですか?

と心配したのが,

"愛弟子"もしくは"若い友人"たるモーツァルトです。



ハイドンの返答は,

 私には音楽と言う共通語があるからね。

ってもの。

まぁ,

モーツァルトは言語を不安視したと言うより,

敬愛する先輩の老齢を思いやったって事らしいが…。

うん,

このときのモーツァルトだが,

まさかハイドンが帰国するより前に,

24歳も年下の自分が先に死ぬとは想像もしていなかったみたい。
(享年35歳)

対するハイドンの方は当時としては破格の長寿。

1809年5月31日,77歳での老衰死です。

ナポレオン軍によるウィーン砲撃の最中の話だったらしい。


さて,

生前は恵まれた人生を送ったハイドンだが,
(少なくともモーツァルトに比べれば…)

その遺骨は波乱万丈です笑。

死後11年目にあたる1820年,

遺骸を別の墓地に埋葬しなおす事になり,

棺を開けてみたら,

頭部が消えていたんですよ。

犯人はすぐに判明。

頭蓋骨研究家がこっそり盗み出していたんです。

 大作曲家のハイドンだから,

 その頭蓋骨は普通の人とは違うのでは?

と考えたんだって…笑。

しかも,

研究に使った後は,

知人に見せびらかすため,

居間に飾っていた笑。

え?

どう言う感覚?笑

そして,

この犯人の死後も,

ハイドンの頭蓋骨は人の手を転々と…。

結局,胴体のもとへ返されたのは,

なんと1954年!

およそ150年間も彷徨っていたんですね笑。
(いや,笑ってはいけない)


と言うわけで,

今宵の我がリスニング・ルームに鳴り響くのは,

ヴァイルによるハイドンの『天地創造』。

2度目の訪英から帰国した後,

やはりザロモンからの依頼で書かれた作品で,

ヘンデルの『メサイア』,メンデルスゾーンの『エリヤ』と並ぶ,

オラトリオの傑作中の傑作です。



参考
ハイドン:オラトリオ『天地創造』
ヴァイル指揮ターフェルムジーク・バロック管ほか
1993年録音
[VIVARTE]

"お前は毎晩この観察をしているんだな"は失言でした笑

2025-05-30 03:09:27 | 仕事は真面目に
授業準備をしてるときにさ,

 確かアメリカザリガニって,

 めっちゃ染色体が多かったはず。

と思い出し,

検索してみたのよ。

そしたら,

Yahoo!知恵袋がヒットした。

いやー,

Yahoo!知恵袋って何なんだろうね。

質問がこちら。



中学生の素朴な疑問ですね。

んで,

それに対するベストアンサーがこちら。



何なん?笑

まさかバルタン星人とは…笑。




と言うわけで,

今週から中3理科では「生殖」を扱ってます。

タマネギの根の観察,

体細胞分裂,

植物の有性生殖などについて解説し,

最後に花粉管の観察の話をしました。



寒天溶液に花粉を散布するヤツね。

めしべの柱頭に受粉したと勘違いした花粉が花粉管を伸ばし,

卵細胞との出逢いに胸をときめかせながら胚珠を目指す精細胞。

しかし,

そこは柱頭ではなく寒天であるから,

卵細胞とのチョメチョメはなし。

精細胞の期待はものの見事に裏切られる。

いたいけな精細胞の心を弄ぶ非人道的な観察ですね笑。

そう説明したら,

ある生徒が

 それじゃあ,

 寒天はティッシュと同じですね。

などと言い出した。

完全なる下ネタ。

授業を冒涜しておる。

ユルサナイ笑。

ただ,

言い得て妙ではある。

花粉管=男性器,

めしべの柱頭=女性器,

受粉=男女の営み

と考えると,

寒天=ティッシュ

は決して間違いではない笑。

一瞬で抽象化思考を発動させるとは,

なかなか優秀な生徒だ。

感心。

絶対に盛っとるやろ?笑

2025-05-29 03:58:34 | 歴史浪漫
歴史のエピソードの中にはさ,

 え?

 それは嘘やろ?

みたいなんも結構あるのよ笑。

こちらの記事で紹介した,

ムガール帝国の皇帝バーブルと皇太子フマーユーンの話もその1つ。

だってさ…,

皇太子が病で瀕死になったときに,

父帝がアッラーに対して

 我が子の命を救ってくださるなら,

 我が命を捧げても構いませぬ!

と祈ったら,

健康だった父帝が急激に体調を崩して病死し,

死にかけの皇太子がコロッと全快

なんて,

作り話としか思えんやん笑。



んー,

中国史でも見つけました。

 は?

 ホントに史実なん?

と疑いたくなるヤツを…笑。


ときは紀元前6世紀の春秋時代…。

あ,

古代中国には「周」って言う王朝があったんだけど,

紀元前8世紀には周王の権威が失墜し,

各地の諸侯が自立して相争う時代に突入するんですよ。

いわゆる「春秋戦国時代」ってヤツ。

魯,斉,晋,秦,楚,衛,陳,蔡,曹,鄭,燕,呉などの諸侯国が鬩ぎ合い,

周王に代わって"覇者"と呼ばれる諸侯のリーダーが登場したのが「春秋時代」で,



斉,楚,秦,燕,韓,魏,趙の"戦国の七雄"が並び立ったのが「戦国時代」。



後者は『キングダム』の世界ですね。




と言うわけで,

今回の主役は春秋時代の晋の君主である景公です。



なかなか有能な人物だったみたいで,

清の儒学者である全祖望は,

彼の事を"春秋の五覇"の1人に数えているほど。

春秋時代の英邁な5人の覇者に選ばれてるってわけ。

いや,

この"春秋の五覇"って眉唾臭いんだよなぁ笑。

誰をもって五覇とするかは,

文献によって違いがあるから笑。

多くの人に選ばれてるのは,

斉の桓公,晋の文公,秦の穆公,宋の襄公,楚の荘王

の5人かな。
(景公を入れてるのは全祖望だけ笑)


さて,

この景公なんだけど,

在位20年にもなろうと言う頃,

巫女から

 今年の新麦を召し上がる事は叶いませぬ。

との神託を受けるんです。

新麦の季節になる前に死ぬと予言されたってわけ。

うん,

ほどなくしてホントに病に伏します。

秦から名医を呼び寄せて診てもらうも,

 病巣が膏(横隔膜)と肓(心臓)の間に入ってしまっております。

と診断される。

要はどんな名医でも手の施しようがないって状況。
(これが"病膏肓に入る"の語源らしい)

巫女の予言通りですね。

そのまま新麦を口にする事ができずに亡くなるかと思われました。

しかし,

予想に反して景公は新麦の季節まで持ち堪えます。

ザ・気合。

そして,

炊き立ての新麦が盛られた椀を巫女に見せつけ,

 見よ!

 新麦を食す事ができるぞ!

とドヤ顔の上,巫女を処刑。

しかし,

いざ食べようとしたら,

突然の腹痛に見舞われて厠へ急ぎます。

んで,

そこで足を滑らせ,

糞壺に墜ちて死亡。

結局,新麦は食べられませんでしたとさ。


いや,

嘘やろ!笑

完全に盛っとるよな?笑

新麦をお椀に盛るかのように,

話まで盛っとるやろ笑。

知らんけど…。

楽譜を疑え パート2

2025-05-28 02:06:31 | 音楽鑑賞日記
メトロノームってあるじゃない?



カチカチと音を立てて,

音楽のテンポをとる器械ですね。

ベートーヴェンの友人だったメルツェルって奴が発明したんだが,
(最初に考案したのは別の人らしいけど…)

これにはベートーヴェンも大喜び。

『タッタッタッ愛するメルツェル』と言うカノンを作曲して,

その功績を讃えたんだとか。


ちなみに,

この曲の主題をもとに,

交響曲第8番の第2楽章が書かれています。


それはそうと,

メトロノームが発明されてから,

ベートーヴェンはメトロノームのテンポ指定を書き入れるようになったんだが,

これが無茶すぎなんよ笑。



指示通りにやろうとすると,

速すぎて演奏が困難ってわけ笑。

んー,

これについては,

 ベートーヴェンのメトロノームは壊れていた。

とか,

 ベートーヴェンは耳が聴こえなかったからテンポ感覚がずれていた。

などと言った説がありますね。
(どれも微妙…)

とりあえず,

盲目的にベートーヴェンの指示を守るのは危険

って事は言える。

あー,

かつてドイツの指揮者シェルヘンが,



指定に近いテンポで交響曲全集を録音してたけど,
(1965年のライブ)

オケが下手くそだったのも相まって,
(ルガノ放送響)

かなりの珍妙行列でした笑。
(いくつか名演も紛れ込んでたが…)


そーいえば,

大学オケで『第九』をやったときに,

指揮者が頑なに指定のテンポを守ろうとしたんだよな。

合奏の途中で

 ちょっと"文明の利器"を…

などと言い出し,

メトロノームを取り出すんです。

んで,

非人間的なテンポで指揮し始める。

いや,

アマチュアには無理だって…。

ホントに楽しくなかった涙。

当時のブログに

 誰か,

 あの"文明の利器"を破壊しろ!

みたいに書いている笑。

相当,腹が立っていたんだろうな笑。


まぁ,

最近では古楽器系の演奏家を中心に,

指定通りのテンポでやる演奏も増えてきたんだけどね。

オケが巧ければ,

そして演奏家に

 かくあるべし!

って意志があれば,

アリな気がしている。

問題なのは,

 楽譜に書いてあるから

と言う理由だけで,

そのテンポを採用する事。

そもそも作曲家のテンポ指定って,

絶対ではないはずなんよ。

間違っていたとの説があるベートーヴェンはもちろんの事,

他の作曲家だって怪しい。

例えば,

ドビュッシーの『海』の初演の話を思い出したい。



初演に向けたリハーサルの前,

指揮を担当するシュヴィヤールは,

ドビュッシーと綿密な打ち合わせを行いました。

んで,

その翌日,シュヴィヤールが

 昨日,あなたから指示された通りのテンポで演奏します。

と伝えたところ,

ドビュッシーは待ったをかけた。

曰く,

 今日のテンポは昨日とは違う。

ほら,

作曲家の指示なんて信用しちゃいかん笑。


と言うわけで,

今宵の我がリスニング・ルームには,

ドビュッシーの『海』が鳴り響いています。

アンゲルブレシュト/フランス国立放管によるライブ録音です。



んー,

"本場ものが絶対"などと言うつもりはないが,

やはりドビュッシーを聴くなら,

アンゲルブレシュトは避けて通れない。

ザ・フランス!



参考
ドビュッシー:管弦楽のための3つの交響的素描『海』
アンゲルブレシュト指揮フランス国立放管
1962年録音,ライブ
[DM]

かまいたち

2025-05-27 03:50:19 | 仕事は真面目に
中3数学(AD2)の確認テストで,

 x+y=5,xy=3のとき,

 x²+y²の値を求めなさい。

みたいな問題を出したのよ。

解法としては,

 x²+y²

=x²+2xy+y²-2xy

=(x+y)²-2xy

=5²-2×3

=19

って感じ。

中学生には,

 x²+y²

=x²+2xy+y²-2xy

の部分が斬新だよな。

(x+y)²を作りたいから,

勝手に2xyを加えている。

当然,それだけなら犯罪です。

問題改竄罪。

懲役1時間ってところ?笑

それを合法化するのが-2xy。

そんな風に説明しているんだが,

今日(もう昨日)は少し調子に乗り,

 人を刺したら,

 傷口を縫ってあげれば合法。

とか,

 人を殴ったら,

 なでてあげれば合法。

などと口走った。

完全に教育に悪い笑。

スミマセン笑。

ただ,

今後,この解き方を"かたまいたち作戦"と呼ぶ事としたい。

かまいたちとは,

もちろん日本古来の妖怪である鎌鼬(かまいたち)の事だ。



両腕が鎌のイタチの妖怪で,

つむじ風に乗って現れて人を切りつける。

これに出遭った人は,

刃物で切られたような鋭い傷を受けるが,

痛みはなく,

傷からは血も出ないともされている。

一説によると,

3匹連れの妖怪で,

まず1匹目が縄または槌で人を転ばせ,

次いで2匹目が刃物で切り刻む。

そして,

3匹目が傷に薬を付けていくから,

出血や痛みがないんだとか。

人を切り刻んでも,

薬を塗ったら合法ってわけ笑。



さて,

今年2本目の模試も完成間近である。

進捗は87.5%。

大問1題を残すのみ。

そろそろ次を考えねば…。

んー,

この3本目が難物なんだよな。

何しろ予想問題だから。

模試は職人の業だが,

予想問題は芸術家のソレだ。

いや,

僕の場合,模試にも芸術の香りが漂うわけだが,

予想問題は全編がこれ芸術となる。

おいそれとは取り掛かれない。

いいシャンパンの1本や2本は開けねばなるまい笑。

The beginning of a long journey

2025-05-26 03:17:09 | 映画&ドラマ・レビュー
大学2年目(1回目の2年生)の夏,

オケの合宿にて「ハーレム・クァルテット」なる企画をやったのよ。

ダブルクァルテットにしたんで,

各パート2人ずつの計8人で演奏するんだけど,

僕以外の7人を女で揃えた笑。

それゆえに"ハーレム"ってわけ笑。

ちなみに,

その翌年,3年目(2回目の2年生)の合宿では,

「ハーレム・アンサンブル」と称し,

16人体制で同様の企画を…。

この2年間,異常に女好きだったんだよな笑。


そのあたりはいずれ記事にするとして,

今回は海外ドラマ『オスマン帝国外伝 愛と欲望のハレム』について。



まだTSUTAYAでDVDをレンタルしていた時代だから,

もう10年ほど前か?

そんくらいから観たいと思っていながら,

ずっと二の足を踏んでいたんだが,

ついに手を出してしまった。
(U-NEXTで配信されてて…)

なんで二の足を踏んでたかって言うと,

とにかく長いから笑。

シーズン1が48話,

シーズン2が79話,

シーズン3が92話,

シーズン4が93話もある。

え?

いつ観終わるん?笑

日本の「大河ドラマ」でも50話弱だぜ?

長い長い,

ホントに気の遠くなるような旅路になりそう。


さて,

この『オスマン帝国外伝』なんだが,

オスマン帝国の最盛期の皇帝スレイマン1世と,

その皇后ヒュッレムが主役の歴史もの。


(スレイマンと言えば小籠包を頭に載せている事で有名…笑)

もちろん舞台の中心は,

トプカプ宮殿の後宮(ハレム)となります。

あ,

後宮って言うのは,

男子禁制の女性だけの住居の事。

数多くの女奴隷が皇帝に近づこうと闘争を繰り広げている。

って事で,

このドラマ,簡単に言ったらトルコ版『大奥』ってわけ。

まだ第5話までしか観ていないんで,

日本の『大奥』ほどドロドロしていないが,

今後が楽しみである。


ところで,

海外ドラマの歴史ものと言えば,

『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』,

『REIGN/クイーン・メアリー~愛と欲望の王宮~』などが思い出される。

それに今回の『オスマン帝国外伝 愛と欲望のハレム』が加わるわけだが…。

ん?

ちょっと待て。

向こうの歴史には"愛と欲望"が欠かせないのか?笑

日本の「大河ドラマ」では,

絶対に取り上げられる事はないテーマだろう。

今後は根号を使おう笑

2025-05-25 04:31:16 | 仕事は真面目に
根号(√)ってさ,

ルドルフって人が発明したらしいね。

ラテン語の"radix"(英語で言う"root")の頭文字である"r"を変形したものなんだとか。
(諸説あり)

ただ,

ルドルフ版ではこうだったのよ。



上の横棒がなかった。

ソレに範囲を示せるような横棒を付けたのが,



"我思う,ゆえに我あり"で有名なデカルトなんだって。



あー,

デカルトと言えば,

僕と同じく朝が弱いタイプだったんだよな。

だけど,

スウェーデン女王の命令で朝5時から講義をする生活になった。
("不思議ちゃん"として有名なクリスティーナ)

それを1ヵ月くらい続けたら,

体調を崩して死んだって話。
(参照はこちら

うん,

僕も早起きを続ける生活になったら死ぬ

って事ね笑。



と言うわけで,

今週から中3数学で「平方根」を扱ってるんだが,

(√a)²=a

を説明する際に,

 √2って"2乗したら2になる数"だよな?

 じゃあ,

 √2を2乗したら何になる?

って聞いたんよ。

そしたら,

 わからん。

と言われた。

え?

今の中学生って日本語が通じんの?笑

とりあえず,

 オタマジャクシって"成長したらカエルになるヤツ"よな?

 じゃあ,

 オタマジャクシが成長したら何になる?

と問うてみる事に…。

それには

 カエル。

と返ってきました。

だから,

すかさず

 √2って"2乗したら2になる数"だよな?

 じゃあ,

 √2を2乗したら何になる?

を発問。

うん,

やはりソレには

 わからん。

だって…笑。

オタマジャクシの方は知識で答えられるが,

√2の方は文章を理解する必要がある。

それができないんだろうね。

簡単な文章も理解できないところを目の当たりにして,

"アレクサンドラ構文"を思い出しました。

あ,

こんなヤツね。

※※※※※※※※※※※※※※※

Alexは男性にも女性にも使われる名前で,

女性の名前Alexandraの愛称であるが,

男性の名Alexanderの愛称でもある。

問:この文脈において,

以下の文中の空欄に当てはまる最も適当なものをから選べ。

Alexandraの愛称は( )である。

①Alex ②Alexander ③男性 ④女性

※※※※※※※※※※※※※※※

当然,正答は①なんだけど,

これの正答率が

中学生で38%,高校生で65%

らしい。

④を選ぶ連中がそれなりにいるんだって。

え?

今の中学生って日本語が通じんの?笑
(少なくとも6割強には…)

意思疎通が無理やん。

そのうち,

日本語をうまく読み取れない奴らが,

ワケもわからないまま独自の構文で文章を書き,

それをまた日本語をうまく読み取れない奴らが,

ワケもわからないまま独自の解釈で理解する

って世界になる。

ザ・伝言ゲーム笑。

あー,

もはや"言葉"に伝達能力を期待してはいけない。

ヒトはテレパシーを使えるように進化する他ないのか。

…おっと,

少し取り乱してしまった笑。

スミマセン。

ちなみに,

"アレクサンドラ構文"より難しいものとして,

"アミラーゼ構文"ってのもあります。

※※※※※※※※※※※※※※※

アミラーゼと言う酵素は,

グルコースがつながってできたデンプンを分解するが,

同じグルコースからできていても,

形が違うセルロースは分解できない。

問:この文脈において,

以下の文中の空欄に当てはまる最も適当なものをから選べ。

セルロースは( )とは形が違う。

①デンプン ②アミラーゼ ③グルコース ④酵素

※※※※※※※※※※※※※※※

うん,

これも難しくはない。

と言うか,

マトモな人間ならわかる。

もちろん①が正解。

だけど,

正答率は16.3%との事。
(え?4択問題で?笑)

んー,

まぁ,

これについては問題文もどうかと思うんだよな。

"問題のための問題"と言えばよいか。

相手にモノを伝えたければ,

こんな文章は書かない。

日常でこんな文章を書く奴は頭が悪いだろ(※1)。

何を強調したいのかにもよるが,

普通なら

 アミラーゼと言う酵素は,

 デンプンを分解するが,

 セルロースは分解できない。

 どちらもグルコースがつながってできているが,

 形が違うからだ。

みたいに書くやろ。

…ん?

どうなんかな?

大学生の頃までは,

僕も"文字パ"を優先していた気がする笑。

少ない文字数の中に,

できるだけ多くの情報を詰め込んだ方が勝ち

みたいに思って文章を書いていたはずだ。

だけど,

今の仕事を始めてから,

中学生レベルでも理解できるように…

って意識してるからな。

低いレベルに合わせていたら,

自分のレベルも低くなってるような気がする。

ただ,

社会に出てみて気付いたんだが,

大人でも頭の悪い奴が多いんで,

誰にでも理解される工夫をした方が得策だとは思う。



※1

そう思っていたら,

この文章の出典は教科書らしい。

え?

教科書って,

16.3%しか理解できないように書いてあるの?

それは僕らが儲かるわけだ笑。

ありがてぇ笑。

They don't live up to their name.

2025-05-24 01:46:00 | 歴史浪漫
このブログを読んでる奴なら知ってると思うが,

きょーたろうの"きょー"は,



"恭しい"って字なんですよ。
(選ばれし"恭の一族"にのみ使われる笑)

相手を敬って,

礼儀正しく振る舞う事を言います。

ほら,

僕にぴったり。

誰に対しても敬意を忘れない慎ましやかな人間だから。

まさに"名は体を表す"だな笑。

ただ,

世の中には"名は体を表さない"事例もあります。



と言うわけで,

今回のテーマは,

ムガール帝国の第2代皇帝フマーユーンです。



あ,

ムガール帝国って言うのは,

1526~1858年の間,インドに存在したイスラーム国家ね。

歴代皇帝の中では,

タージ・マハルで知られる第5代皇帝シャー・ジャハーンや,

帝国最大版図を形成するも衰亡の始まりとなる第6代皇帝アウラングゼーブあたりが有名。


さて,

建国した初代皇帝の名はバーブルで,



"虎"って言う意味があります。

勇猛果敢な人物であった彼にピッタリ。

そして,

フマーユーンの子である第3代皇帝アクバルの治世で,



ムガール帝国は全盛期を迎えます。

彼の名は

 アッラーフ・アクバル
 (アッラーは偉大なり)

って言葉からもわかるように,

"偉大"の意。

然りって感じですね。

では,

バーブル(虎)とアクバル(偉大)の間に挟まれた,

フマーユーンの名は?


彼は1508年に生まれたバーブルの長男で,

皇太子として育てられるんだけど,

22歳のときに大病を患います。

高熱に襲われて危篤状態になり,

生死の境を彷徨ったみたい。

そのとき,

父帝バーブルはメチャクチャ狼狽。

数多の子の中でも最も愛していた子だったんですね。

彼はアッラーに祈ります。

 我が子の命を救ってくださるなら,

 我が命を捧げても構いませぬ!

そしたら,

あれよあれよと言う間に,

バーブルの方が体調を崩して病死。

んで,

フマーユーンはコロッと全快したんだとか。
(え?ホント?笑)

いやー,

若くして命に関わる大病をやるなんて不幸の極みなんだが,

彼にとってそれ以上に不幸だったのが,

若くして父帝の跡を継がなくてはならなくなったって事。

まだ帝国は建国から4年目で地盤は固まっていなかった。

そんなときに"強力な指導者"を失って若造がトップに立つ事になったんだから。

当然,反乱が起きます。

しかも,

"インド史上最高の名君"と謳われたシェール・シャーが反旗を翻した。


(歴代のムガール皇帝よりカッコ良くない?笑)

スール朝を建国して独立し,

ムガール親征軍を次々と打ち破って,

1540年に都デリーを占領するんです。

ムガール帝国はあっけなく瓦解。

フマーユーンはサファヴィー朝へ亡命する破目に…。
(サファヴィー朝ってのは今のイランあたり)

そこからは雌伏の時期ですね。

その後,

1545年には宿敵シェール・シャーが砲弾の暴発って言う不慮の事故で死に,

スール朝は大混乱に陥っていたので,

フマーユーンは再びインド支配へ乗り出します。

サファヴィー朝の軍事的支援を受けていた事もあり,

1555年にはデリーを奪還。

スール朝は滅亡し,

ムガール帝国が復活するってわけ。

そして,

 さあ,

 これから帝国を盛り立てていくぜ!

ってとき,

いきなりフマーユーン崩御。

え?

…帝国の復興から半年後の話です。

図書館の屋上にて,

占星術師と金星の昇る時刻について議論していた後,

階段を降りようとしたところ,

近くのモスクからアザーン(礼拝の時刻を知らせる声)が聞こえてきたらしいのよ。

んで,

急いで階下へ降りようとしたら,

長い衣服の裾に足をとられて階段を転げ落ち,

石段に頭を打ちつけて亡くなったんだとか。


と言うわけで,

若い頃に病で死にかけ,

せっかく回復したと思ったら,

不安定な情勢の中で皇帝に即位する事になり,

案の定,帝国は一時的に滅亡。

んで,

15年の艱難辛苦を経て,

ようやく帝国を復興させられたかと思ったら,

今度は事故死…って。

こんな不運な人生ある?笑

ちなみに,

このフマーユーンの名なんだけど,

"幸運"って意味なんだって笑。

やはり名は体を…笑。

職場の雰囲気はいいと自負している笑

2025-05-23 04:01:54 | 仕事は真面目に
仕事中,いきなりK先生(シンペイさん)が

 最強のご飯のお供って何だと思います?

みたいな問題提起をしてきたのよ。

うん,

本日も我が校舎は平和である笑。

それはともかく,

ご飯のお供の話ですよ。

納豆とか,

明太子とか,

海苔の佃煮とか,

鶏そぼろとか,

そう言うヤツだよな。

とりあえず,

言い出しっぺのK先生(シンペイさん)の答えは,



らしい笑。

え?

貧乏なん?笑

いや,

確かにこちらで書いたように,

人間の身体には必要不可欠ものだが…。

んー,

前世では塩税に苦しめられたんか?笑

かく言う僕の答えは…。

あー,

ちょっと難しいな。

ほら,

僕って,

日本人ながら米にあんまり愛着がないから笑。

最近のお気に入りって言うんなら,

コレかなぁ。



焼きほっけのほぐし身ですね。

こんなん間違いないやろ笑。

この僕でもご飯をおかわりしたくなっちゃう。

ちなみに,

その流れで,

次は

 テンションの上がる焼き魚は?

って話に…。

これについては,

僕の中で絶対の答えがあって…。

何かって言うと,

焼き鯖

ですね。



M先生(木魚)やK先生(シンペイさん)は,

 鯖なら味噌煮の方が…。

とおっしゃるが,

僕は全く採らない。

鯖は塩焼きに限る。
(しめ鯖も捨てがたいが…)

あー,

こんな飲み屋で話すような内容を仕事中に…。

いい雰囲気の職場だろ?笑



ところで,

模試作成が佳境です。

あ,

今年の2本目の模試の話ね。

全部で3本つくる予定で,

1本目は完成していて,

すでに原稿を提出済。

んで,

次の模試なんだが,

今のところ,物理2題と地学1題が完成しています。

いやー,

どれも傑作なんよ笑。
(自画自賛)

特に地学の1題は,

 こんなアイディア,

 よく思いついたな。

と自分でも驚くレベル笑。
(自画自賛)

否,

物理の2題も決して負けてはいない笑。
(自画自賛)

とりあえず,

40問中の17問だから,

進捗は42.5%か?

残りの5題もだいたいの方針は確定しているんで,

それほど焦る必要はないだろう。

生物の2題なんて,

僕の中では完全な"流し"だし…笑。

んー,

6月6日までに各職員へ提示できていればよいんで,

まだ2週間もあるんだよな。

うん,

余裕ですね。

そろそろ同時並行で3本目に取りかかるか笑。

正義は我にあり

2025-05-22 02:18:22 | 仕事は真面目に
上から

 休日を増やせ!

 年間に○日は必ず休め!

と厳命されているので,

なんとか休みを捻出してみると,

今度は下から

 休みが多くて仕事が終わらない。

などと文句を言われる。



どうすりゃいいのよ。

…いや,

別に悩んではいない。

僕の中で結論は出ている。

だってさ,

休みが多いのが絶対的な正義に決まってるでしょ笑。

んー,

 休みが多くて…

とクレームを入れてきた職員に

 ごめん。

 それなら休みを減らすわ。

って返したら,

 ちょ…それは…。

みたいな反応だったし…笑。


それはそうと,

最近の大学って休みが少なくない?

夏期講習の時間割を考える時期なんで,

いつから非常勤を使えるか知りたくて,

いろいろな大学の学年歴を調べてみたんよ。

そしたら,

夏休みの開始が8月6日~8日くらいのところが多かった。

え?

遅くない?

僕の時代はもっと早かったような…。

そう思って旧ブログを紐解いてみたんだが,

7月25日の記事に

 今日で今セメのテストが全部終了しました。

みたいに書いてある。

ほら,

めっちゃ早いやん。

7月26日から夏休みだぜ?

いや,

大学3年目(2回目の2年生)の話だから,

 まぁ全部って言っても2つしかなかったんですけどね。

と続いているんだが…笑。

あーでも,

テストが実施される週って,

だいたい決まってると思われるから,

他の授業も7月中には決着がついているはず。

ちなみに,

その辺から9月30日まで夏休みでした。

丸々2ヵ月間以上。

こちらでも書いた通り,

10月1日に授業へ行ける奴は,

相当な精神力の持ち主である笑。

それはいいんだが,

今年の夏期講習は7月25日から始まるんよ。
(今の予定では…)

うん,

最初の方,ほとんど非常勤がおらんやん。

困ったぞ。

時間割が組みづらい。

とりあえず,

今年から参加を表明してくれているジェシカさんが,

他よりちょっとだけ早く夏休みが始まりそうなんで,

少し期待したい。

いつ死んでもおかしくない僕は占い師には見てもらわない笑

2025-05-21 02:53:04 | 音楽鑑賞日記
ハチャトゥリアンって作曲家がいるのよ。

たぶん一般的には

『剣の舞』の人

って認識だと思う笑。



もしかしたら『仮面舞踏会』も知ってるかも。
(浅田真央が使ってた事あるから)



ちなみに,

僕はヴァイオリン協奏曲が大好きです。
(いつか記事に…)


それはいいんだけど,

ハチャトゥリアンってさ,

こんな風貌なんよ。



ロシアのおっさんって感じ笑。

あ,

正確にはアルメニア人らしい。

僕も"アルメニアの作曲家"と認識してました。

ただ,

生まれはロシア帝国領のグルジア(現ジョージア)との事。

そして,

本人は"アルメニアの作曲家"と言われるのを嫌がり,

 私はロシアの作曲家である。

と語っていたみたい。

んで,

なんだかんだ今では"旧ソ連の作曲家"と言われてます笑。


おっと,

また脱線してしまった。

とりあえず,

このハチャトゥリアンのエピソードで好きなのが,

ピアノ協奏曲の初演の話。

1937年7月12日,

オボーリンの独奏,シュテインベルクの指揮よって行われました。

オボーリンってのは旧ソ連のピアニストで,

第1回ショパン・コンクール(※1)の優勝者。

ハチャトゥリアンは彼との共同作業で同協奏曲を完成させたんです。

しかし,

残念ながら初演の結果は成功とは言えなかった。

オケは混成チームだったし,

リハーサルは1回のみ。

その上,

ピアノの質は悪く,

野外だったために音響効果も劣悪,
(公園の野外劇場)

聴衆はたまたま公園に居合わせた人たちって言うんだから,

成功する要素を探す方が難しい笑。

終演後,ハチャトゥリアンの姿が見当たらない事に気付いたオボーリンは,

あちこちを捜し回ります。

んで,

しばらくしてから公園の雑木林の中で発見。

ハチャトゥリアンはうずくまって,

おいおいと泣いていたんだとか笑。

え?

こいつが?


(ゴメンナサイ笑)

そして,

同じ年の秋に再演されたときには,

ちゃんと成功を収めたとの事。

しかも,

第二次世界大戦が勃発すると,

同盟国であるソ連との連帯を示すため,

戦時下にも拘らず欧米での初演が相次いで行われて知名度が爆上がり笑。

まぁ,

今現在の知名度は微妙だが…。



さて,

今宵の我がリスニング・ルームには,

カペルの弾くハチャトゥリアンのピアノ協奏曲

が鳴り響いています。

カペルって言うのは,



ニューヨーク生まれのロシア系ユダヤ人のピアニストなんだけど,
(どいつもこいつも"何人"やねん笑)

早くから才覚を示して,

やがてはホロヴィッツも羨むほどの人気を誇った人物です。

音楽評論家ショーンバーグには,

 第二次世界大戦終焉後世代における最も有望なアメリカ人ピアニスト

と称されたみたい。

ただ,

残念ながら飛行機事故により夭逝してしまった。
(31歳だったとの事)

そんな彼の代名詞がこのハチャトゥリアンのコンチェルトなんです。

1942年に初めて演奏して以来,
(もちろんアメリカのプロパガンダ)

頻繁に取り上げて同曲の普及に努めていたってわけ。
(本人は同曲を気に入ったんだろうね)

んで,

カペルとハチャトゥリアンのピアノ協奏曲は"名コンビ"となり,

20歳になるかならないかの若者が,

ルービンシュタインやホロヴィッツなどの大家と並ぶほどの名声を手に入れたんですね。

ちなみに,

この録音は同曲の世界初録音とされています。


ところで,

カペルなんだけど,

人気の絶頂期,ロスで耳にした占い師の発言を気にしていました。

 彗星のような経歴だろうが,

 真に望むものは手に入らない。

 そして,

 30歳前に衝撃的な死をとげるだろう。

と言われたらしい。

その後,

彼は同門の2歳年下のピアニストに真剣な恋をするも失恋。

 手に入らないものとコレか!

と思います。

当然,もう1つの予言の成就を恐れるように…。

1952年9月,彼は30歳の誕生パーティーを盛大に開きます。

予言が外れた事を祝ったんです。

しかし,

その1年後の1953年10月29日,

カペルは飛行機事故で落命。



※1

正式には「フレデリック・ショパン国際ピアノ・コンクール」と言い,

5年に1度,ポーランドのワルシャワで開催されます。

オボーリンが優勝した第1回は,

1927年に開催されました。

ちなみに,

今年(2025年)も開催年ですね。

楽しみ。



参考
ハチャトゥリアン:ピアノ協奏曲ニ長調
カペル(Pf)クーセヴィツキー指揮ボストン響
1946年録音
[RCA]

パリの空気はパリッと乾燥していて…

2025-05-19 02:28:08 | 歴史浪漫
あー,

どこか旅行に行きたいなー。

それも海外がいい。

基本的に出不精なんで,

人生で海外旅行は2回だけ。

1回目はアメリカ。

中3の秋,富山市の親善交流的なので派遣されたんです。
(おかげで税金で海外に行けた笑)

ワシントンとフィラデルフィア,

それに姉妹都市のダーラムに行きました。

んで,

大学時代にはギリシアとイタリアへ。

4年目(3年生)のときに,

友人と卒業旅行へ行ったんです。
(僕は"卒業"ではなかったが…笑)

さて,

今の僕が行きたい国はどこかって言うと,

やはりフランスだろうか。

ドイツ,オーストリア,スイスあたりにも惹かれるんだが,

パリと言う都市への憧れが凄まじいんよ笑。



もう10歳ほど若ければ,

パリへの移住なんかを考えたかも…笑。

あ,

第2位はニューヨークね。

ちなみに,

高校生の頃は,

 将来はアムステルダムに住みたい

などと言っていた記憶があります笑。



まぁ,

何にしろ,

海外旅行となったら,

長期の休みが必要だよな。

最低でも1週間,

欲を言えば2週間。

何なら1,2ヵ月くらいパリに滞在して,

いろいろヨーロッパを回りたいくらい。

うん,

無理だな笑。



と言うわけで,

今回はフランスと言う国の成り立ちでも書いて,

彼の地に思いを馳せる事としよう笑。


まず,

古代ローマの時代には,

ローマ人から「ガリア」と呼ばれる地域でした。

んで,

共和政の末期にカエサルに征服され,

ローマの支配下に置かれる事に…。



カエサルと言えば,

『ガリア戦記』が有名ですよね。

遠征の記録を書き記してあるんだけど,

ローマから遠く離れた地にいるカエサルが,

ローマの市民に対して自身の存在感をアピールするために書いたらしい。

政敵ポンペイウスに出し抜かれないようにって…。

まぁ,

それはいいんだが,

その後,帝政となったローマは,

どんどん領土を拡張し,

ついに限界まで膨れ上がって分裂。

正確には,

何度か分裂と統一を繰り返すんだけど,
(その辺はいつか記事にしたい)

一般的には,

395年,テオドシウス帝の死後に分裂したとされます。
(その後,統一される事がなかったから)

ローマを中心とする西ローマ帝国と,

コンスタンティノープルを中心とする東ローマ帝国になった。


(赤が西,紫が東)

ただ,

コレってどちらかと言うと,

東側による西側の切り離し政策なんだよな。

当時は東側の方が栄えていたから。

キリスト教を国教としていたわけだが,

その五本山のうち,

ローマを除くコンスタンティノープル,アレクサンドリア,エルサレム,アンティオキア

の4つが東側に組み込まれていたわけだし,
(その後,コンスタンティノープル以外はイスラームの支配下に堕ちるが…)

西側にはゲルマン人が侵入してきていたし…。

その証拠に,

分裂から1000年以上も命脈を保つ東ローマ帝国に対して,
(例え都市国家レベルの「ビザンツ帝国」と成り果てようとも…)

西ローマ帝国は100年と持たずに滅びます。
(正確にはクーデターで皇帝が殺されただけだが…)


そして,

西側はゲルマン人たちの国家が乱立する事に…。



ただ,

ゲルマン人の国家って,

だいたい短命なんだよな。

理由は宗教。

支配者層のゲルマン人は,

キリスト教では異端とされるアリウス派だったんです。

だけど,

もともとの住民(ローマ人など)たちは正統とされるアタナシウス派(後のカトリック)。

対立が起こるのは必至ですよね。

しかも,

野蛮なゲルマン人たちは統治能力にも乏しかった。

ちゃんとした国家を形成した事がなかったから。

単純に言っちゃえば,

徴税のシステムが確立されていなかったんです。

これじゃあ,

国家は立ち行かない。

そんな中,

台頭してきたのが,

ゲルマンの一派であるフランク人の建てたフランク王国。

まず,

国王のクローヴィスがカトリックへ改宗するのよ。

これで宗教の対立問題は解決。

しかも,

各地に点在していた教会が,

官僚の役割(徴税システム)を果たしてくれる。

かくしてフランク王国の1人勝ち状態に…。

凄い勢いで領土を拡大していきます。


その頃,

東ローマ帝国はイスラーム勢力により手足を捥がれ,

息も絶え絶えに…。

順調に都市国家レベルへと落ちぶれていっているんですね笑。

そして,

イスラーム勢力はアラビア半島から出て,

北アフリカを舐めた後,

イベリア半島にまで侵入してくる。


(ウマイヤ朝の版図)

ついにフランク王国に迫り,

732年,「トゥール・ポワティエ間の戦い」が勃発。

これを迎え撃ったのが,

宮宰のカール・マルテルで,

なんとかイスラーム勢力を退ける事に成功します。

これにより,

 王家(メロヴィング家)よりも,

 宮宰(カロリング家)の方が頼りになるじゃないか!

って空気が漂い始める。

んで,

カール・マルテルの子ピピンが王位を簒奪。

フランク王国は,

メロヴィング朝からカロリング朝へ。

この王朝交代を承認する見返りとして,

ピピンがローマ教皇に土地を寄進し,

それが「ローマ教皇領」の起源となったのは有名ですね。


ところで,

その頃にはキリスト教の中心は,

ローマとコンスタンティノープルの2都市になっていました。
(残りの3都市はイスラームに奪われていたから)

ただ,

ローマ教皇とコンスタンティノープル総主教の2人は,

ヘゲモニー争いで激しく対立していたんだよね。
(前者はカトリック,後者はギリシア正教)

んで,

どちらかと言うと,

バックに東ローマ皇帝のいるコンスタンティノープル総主教に分があった。

だから,

ローマ教皇は焦りを隠し切れない。

そんな中,

教皇レオ3世がコンスタンティノープル派の陰謀でローマを追放されると言う事件が…。

窮地に陥ったレオ3世に手を貸したのが,

ピピンの息子でフランクの国王だったカールです。

そして,

ローマ奪還に成功したレオ3世は,

800年,カールに空位だった"西ローマ皇帝"の戴冠を行う。
(カトリックの保護者を任じたってわけ)

いわゆる"カール大帝"の誕生ですね。



同時に"西ローマ帝国"も復活。

これでカトリックも安心と思ったのも束の間,

この"復活西ローマ帝国"はあっさりと瓦解します。

ゲルマンが男子均一相続だったから。

長男が総取りするんじゃなく,

後継者で領土を分け合うシステムだったんです。

何度か争った後,

ヴェルダン条約(843年)と,

メルセン条約(870年)を経て落ち着きます。



フランク王国は,

西フランク王国(後のフランス),

東フランク王国(後のドイツ),

イタリア王国(北イタリアと言った方がいいかも…)

の3つに分裂。


いよいよ現在のフランスやドイツが形作られてきましたね。

まず,

東フランク王国においてカロリング家が断絶し,

紆余曲折を経てザクセン家の国王が誕生。

そのザクセン朝の2代目オットー1世が,

マジャール人(ハンガリー人)を撃退して威信を高めます。

そして,

このオットー1世は,

ローマ教皇ヨハネス12世の要請を受けて,

イタリアへ遠征。

教皇領を蚕食していたイタリア国王ベレンガリオ2世を討ち,

962年にヨハネス12世から"西ローマ皇帝"の戴冠を受ける事に…。

これ以降,

ドイツ王国(東フランク王国)は"帝国"となるってわけ。

後の世に「神聖ローマ帝国」と呼ばれる国家の誕生ですね。

んー,

面白くないのは,

西フランク王国だよな。

東フランク王国に皇帝位を持っていかれちゃったんだから。

まだカロリング朝が存続していたこの国では,

他の大諸侯の圧力で,

ローマ教皇のためにイタリアへ遠征するなど無理な話だったんです。

んー,

同じフランク王国から派生した国なんで,

東フランク王国と西フランク王国は兄弟みたいなもん。

共に"フランク王国のアイデンティティ"を継承したいと思っていました。

"フランク王国のアイデンティティ"とは何かって言うと,

1つは"復活西ローマ帝国"としてのソレ。

ヨーロッパ世界における普遍的な権威です。

だけど,

それは東フランク王国が持っていってしまった。

だから,

西フランク王国は,

"フランク人の国"と言うアイデンティティを主張する他なし。

ちょうど東フランク王国は,

フランク人ではなくザクセン人の王朝になってたし…。

それ故に,

「フランス」と言う国名になったんですね。


ちなみに,

その後の歴史を軽く述べておくと…。

フランスはカロリング家が断絶した後,

カペー家の国王が連綿と血脈をつなぎます。

そして,

コンパクトなフランスと言うナショナルな共同体に収斂し,

中央集権の絶対主義を確立。
(カペー朝→ヴァロワ朝→ブルボン朝と王朝名は変遷するが…)

中世から近世へと時代が移っていく,

その流れに乗じて繁栄していきました。

対するドイツは,

歴代の皇帝がカトリック世界すべての支配と言う,

時代遅れの夢を見たため,

中央集権に失敗。

地方分権が進み,

300ほどの領邦国家に分裂したグロテスクな状態に…。

僕は神聖ローマ帝国を

封建制の成れの果て

と呼んでます笑。


(見るだけでめまいを覚える分裂状態)

時代の流れに身を任せた者(国)は生き残り,

時代の流れに逆らった者(国)は滅びるって言う典型例ですね。

肝に銘じよう。

ちなみに,

ローマ教皇と言う,

皇帝と並んで"普遍的な権威"を主張した輩のいるイタリアも,

ドイツと同様に分裂状態が続きました。

いやー,

語りたい事は尽きない。

歴史って面白いなー笑。

もう人間いらなくね?

2025-05-18 02:43:05 | 日常的な事
きょーじからこんなメッセージが送られてきたんよ。



"クリニックから"って事で,

画像が添付されている。

中身はコレ。



おそらく大学の講義の課題であろう。

10歳以上離れている人に

20歳の頃,どこで何をしていたか

をインタビューして,

それから得た気付きを400字程度にまとめろって感じ?

クリニックが

身近な他者で自分より年が10歳以上離れている人

に僕を選んだと言う事だと思う。
(きょーじのメッセージは解釈を要する笑)

ただ,

人づてだったんで,

どこまで本気なのか判然としない。

とりあえず,

こんなんを返しておきました笑。



20歳と言えば,

大学2年目(1回目の2年生)だろ?

ほぼほぼ間違っていない笑。

まぁ,

コレで400字も書けたら神だが…笑。

そう思っていたら,

最近の若者は文明の力を利用するらしい。


(左:クリニック,右:きょーじによるやり取り)

え?

AIってそんなに有能なの?

ちなみに,

試しにきょーじがAIに作らせたのが,

以下の文です。



メチャクチャそれっぽい笑。

そして,

僕と言う人間を的確に捉えている。

大学の講義室の中ではなく,

仲間との繋がりに"学びの場"を見出し,

かつ音楽と言う芸術に没頭していた事を,

完全に理解してくれている。

いや,

これはAIが有能なのではなく,

自身の大学生活をたった25字程度で表現した僕が有能なのか笑。
(まだまだ言い尽くせてはいないが…)

とりあえず,

AIがこのくらいやってくれるなら,

そろそろ模試作成でも任せてみようかな。

んー,

やっぱダメだ。

僕の模試はもはや芸術の域だから,

AIごときに代替は不可能。

あーでも,

何て言うかさ,

AIで代替可能な人間って山ほどいる気がする。

奇しくもAIが語ったように,

日々を"こなす"だけの大学生活を送った奴なんか…。

少子化と言われているが,

ただ人間が増えればいいってもんでもない。

おっと,

あまり深入りはよそう。

授業=非日常

2025-05-17 04:19:56 | 仕事は真面目に
ある中1の生徒から

 昨日の先生,元気なかったですね?

などと言われたのよ。

F属中の生徒だったんで,

"昨日"と言うのは,

おそらく運動会の事を言っているんだろう。

んー,

ちょっと大勢の生徒と会い過ぎて,

どのタイミングでその生徒と顔を合わせたのかは覚えていない笑。
(ゴメンナサイ)

ただ,

昨日(もう一昨日)は至ってノーマルな状態が続いていたはず。

日の光に当たって具合が悪くなったのは家に帰ってから。

少なくともF属中のグラウンドにいる間は,

元気のない瞬間など皆無だったと記憶している。

それなのになぜ?

あー,

少し話をしていて合点がいきました。

どうもこの生徒は,

授業中の僕と比べてテンションが低かった

みたいに考えているようだ。

授業中はハイテンションな事が多いから。

特に学習内容が簡単な中1の授業では,

濃厚な味付けが施される傾向にある笑。

刺身で出してもつまらないから,

素材の味がわからないような状態で提供してるってわけ笑。

…いや,

ちょっと待て。

普段からあんなテンションなわけがなかろう。

日常生活であんな状態だったら,

かなりヤベェ奴やん笑。

ましてやホームとは言い難い場所で…だぜ?

わかっていない生徒が多いが,

授業中は完全に演技をしているんです。

素の僕ではない。

塾講師にとっての教壇は,

役者の舞台と同じ。



あの「唱和」は,

僕が"日常"と"授業"を切り替えるスイッチ

なんよね笑。

どんなに気分が乗らないときでも,

アレをやれば授業モードになる。

んー,

授業研修で他職員の模擬授業を見てると,

ソレをわかっていない人がいるんよね。

授業ってさ,

やったら疲れるはずなんよ。

教える側が疲れていないなら,

それは授業ではない。

もっと汗かいていこうぜ。

そうしないと,

わざわざ授業を受けてくれている生徒に失礼。

"これがツンデレね"って思った

2025-05-16 02:03:16 | 日常的な事
基本的に陰キャ(※1)だからさ,

日の光に弱いんよ。



1時間半ほど外にいただけで,

具合が悪くなってしまった笑。

コケ植物のように,

日の当たらない湿った場所に生息すればいいんだろうか笑。


と言うわけで,

今日(もう昨日)は,

久しぶりにF属中の運動会へ行ってきました。

昔は毎年のように行っていたんだが,

コロナ以降やめてたのよ。

だけど,

今年はちょうどタイミングも合ったんで…。

うん,

やっぱココは塾生が多いから楽しいですね。

てか,

多過ぎるんだよな笑。
(いや,もっと多くてもいいが…笑)

ちょっと歩けば,

何人にも出くわす。

その点では,

富山中部高校すら超える。

あそこの高校も,

全校生徒の35%強が教え子なんだが,

F属中は50%近い。

ほぼほぼ2人に1人の割合だ。

それはそうと,

僕の中での本日のMVPは,

中1のM君です。

応援の途中,

ハチマキが下がって目隠し状態に…。

そのまま懸命に続ける様子が愛おしさMAX。

面白い事せんで…笑。



あー,

折角だからさ,

中学生の頃の体育大会の思い出でも振り返ろうか。

中3のとき,

応援リーダーに選ばれたんですよ。

立候補などした覚えがないので,

周りから勝手に推薦されたんだと思う。

いやー,

教室で団役員を選ぶミーティングをしてて,

自分の名前を読み上げられた瞬間,

 は?

ってなったね笑。

当時の僕は,

基本的に大声を出すのが苦手だったから,
(これホント!)

応援リーダーは絶対ムリって思ったんです笑。

そもそも皆の前で学ラン着て踊るとか,

ガラじゃない気がした笑。

だから,

先生のところへ行って,

全力で直談判ですよ。

背に腹は代えられないので,

 代わりにデコ長やるから。

って謎の取引まで持ち出した笑。

その結果,

応援リーダーではなく,

デコ長と相成ったんです。

あ,

デコ長と言うのは,

デコレーション(パネル描く人)のリーダーね。


ただ,

そのデコ長に関しても,

メンバーを見た後に引き受けた事を後悔。

同じ学年のOさんと気まずい関係だったんだよね。

うん,

小3のときの彼女だったから笑。

いや,

幼い頃の話だから,

周りから

 両想いらしいよ。

との噂を聞いて何となく一緒に遊んでただけ

って程度の関係だったわけだが…。

ただ,

終わりが拙かった笑。

あれは2月14日の事ですね。

休み時間にOさんが僕の教室にやって来て,
(隣のクラスだったから)

 放課後,渡したいもの(どうせチョコ)があるから,
 
 テラス(校舎の前)で待ってて。

と言う。

当然,僕は放課後にテラスへ行ったんだよ。

だけど,

その頃は雪が積もってて,

大勢が広いテラスで雪合戦をしてました。

僕もボーっと立ってたら,

友達から

 こっち来いよ!

って誘われたもんだから…笑。

もちろんの事,一緒に夢中になって遊んだよね。

んで,

気が付いたら周りは暗くなる時刻。

Oさんの事を思い出し,

慌てて見渡してみたんだけど,

後の祭り。

Oさんの姿はどこにもなかった。

翌日,隣のクラスまで謝りに行ったんだが,

無視の構え…。

まぁ,

こっちも子供だったから,

そっちがその気ならって感じで,

それから全く口を利いていなかった。


そのまま5年以上の歳月が過ぎてからの,

同じデコのメンバーですよ。

とりあえず,

 どんなのにしようか?

って話しかけたら,

 そんなん,

 デコ長が考えてよ。

と冷たく返された。

 あー,

 やっぱそんな感じかー。

って思いました笑。

うん,

メチャクチャ困ったよね笑。

そんなに絵が得意なわけじゃなかったから,

得意なOさんに頼るしかなかったんだが…。

軽く途方に暮れました。

だけど,

翌日,Oさんから

 はいコレ。

みたいな感じで"竜と狼が闘ってる"構図のスケッチを渡されたんよ。

なんだかんだで考えてくれてたってわけ笑。

いやー,

助かりましたね。

めっちゃ感謝。

ただ,

その後も"顔見知り以上友達未満"くらいの関係でパネルを完成させたわけだが…笑。

いやー,

今となってはいい思い出。


ちなみに,

物置の段ボールを漁ったら,

こんなん出てきました。



当時のデコ用のファイルですね。

よく残ってたな。

絵具で汚れているのが実にそれっぽい笑。



狼の部分も入ってました。
(ホントは左に竜もいる)

そして,



ほぼ"色をぬる"しか書いていない"匠の計画表"。



※1

たまに勘違いをしている人がいるけど,

僕は紛う事なき陰キャです。

そーいえば,

高校入学後のカナデちゃんは,

Tシマにお株を奪われたため,

陰キャになったんだとか笑。