ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

伊達博物館建て替えもアンケート取って見たら/街頭活動

2023-08-24 21:12:50 | お仕事
街頭活動。
汗をふきふき。
汗を拭くと一息付けるのか、クラクラする状態を切り抜けることができます。
先週、伊達博建て替え計画についての説明会がありましたので、そちらについてお話ししました。
正式な議案提出の前の説明ですので細かいところは後日に譲りますが、今まで申し上げてきた数字が概ね変わらず出て参りました。
総事業費(新伊達博物館の建設費と現博物館の解体と公園整備まで)は、思ったほど増額されて出てきませんでした。
世界的なインフレによる原材料・燃料等コスト増は顕著で、大阪万博の建設費の高騰(当初費の1.5倍)を考えるともっと上がると思っていましたが、5千万の増額で済んだようです。
維持管理費は若干ですが減額して示されました。
維持管理費と言えば、国立科学博物館のクラウドファンディングのことについて触れなければならないと思います。
過去の実績に基づき予算が組まれ、今回の様な電気代高騰等によって維持管理費が不足したということであれば補正予算が組まれるものです。
補正予算を待つことができずに、クラウドファンディングに頼るということを選択したのか詳細は不明ですが、
「クラウドファンディングによって博物館の在り方を世に問うた」とこのニュースを見ました。
国の責任放棄であるとか言う批判もありますが、世間が国立科学博物館の価値をどう評価するかということを測る意味では、私はとても良い取り組みだと思いました。
今までもお伝えしてきましたように、私自身は、物価高騰のこの時期に、伊達博物館を現計画で建て替えることに反対ですが、伊達博物館が今のままで良いとも考えておりません。
時期を見て、規模を考えて、身の丈に合ったサイズで整備すればと思っています。
また、新しい伊逹博完成後、博物館関連の予算が新たに必要となることも頭から反対するものでは在りません。
個人的には、文書類の画像データ化については、各研究機関の協力を得ながら進めてみてはと思っています。
ただし、このことについても、市民の皆さんの同意がなければ税金を投入するべきでは無いと思います。
研究者が価値を認め、その理解者が拡がり、費用を負担することに同意が得られた場合に税金を投入するべきだと思っています。紙資料の破損や散逸を防ぐために、保管庫の準備と管理の必要性は理解されるとしても、そのコストを宇和島市が単体で負担すべきかどうかは議論が必要だと感じるのです。
国立博物館のクラウドファンディングは、4億円に迫る寄付が集まっています(月曜日の朝の段階で)。
それだけ、国民や事業者の共感が得られた結果であります。
寄付がたくさん集まらなかったから市民の共感が得られていないと言うつもりはありません、
何件の寄付が集まるか。
それによって賛同者の拡がりは計れるのではないでしょうか。
伊達博物館の維持管理費について、ふるさと納税や寄付を募ることでどれだけの共感が得られるのか計れることは確かです。
試しにやってみてはどうかと思うのです。
うわじま牛鬼まつりについての住民アンケートが行われましたが、新伊達博物館についても、今でも広く市民に意見を聞くべきだと思っています。
宇和島牛鬼まつりの寄付は、皆さんされていますか?と。
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