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ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

【新元号=令和】難波先生より

2019-04-03 12:22:54 | 難波紘二先生
【新元号=令和】ネットニュースで「令和」が「万葉集第五巻:梅花の歌」由来と知り、岩波文庫(上・下)と角川ソフィア文庫(上・下)を開いて見た。  818番の項に「梅花の歌32首ならびに序」という題があり、太宰の師(そち)大伴旅人の屋敷に集まった32人の部下たちが庭の梅園の花を愛でながら詠んだ歌だ。  「時に初春の令月(れいげつ)にして、気叔(きよ)く風和(かぜやわら)ぐ。」  原文は漢文で、  「初 . . . 本文を読む

【2019/4/2 鹿鳴荘便り 前文】

2019-04-03 12:03:19 | 難波紘二先生
春めいてきたな、と思っていたら昨日は妙な天気だった。 昼前から、1時間おきくらいに晴と曇りが入れ替わり、晴れの時は陽光がふりそそぐが、雲が出て来るとなんと雪が降ってくる。 それもぼたん雪ではなく、あられとも氷雨ともいいがたい、ともかく雪なのだ。 気温は寒くて、仕事場から出て母屋に歩いて帰るまでの間に、鼻水がでる。寒冷アレルギーの症状だ。 不思議なことに見通しが曇る降雪のなかで、裏庭の西の林でウグ . . . 本文を読む

【中沢さんからの手紙】難波先生より

2019-03-26 11:25:52 | 難波紘二先生
【中沢さんからの手紙】  久しぶりにロンドンの中沢和江さんから、お手紙を頂いた。要点は3つあって、順不同で転記すると、 ① 谷崎潤一郞はノーベル文学賞の候補にはなったが、受賞はしていない、というもの。  これは私の誤記(「買いたい新書」の「日本ミステリー小説史」の評文中の記載)で、日本のノーベル文学賞受賞者は、これまでのところ、 1968年:川端康成、 1994年:大江健三郎、 の二人だけです。間 . . . 本文を読む

【うつからの脱出】難波先生より

2019-03-26 07:57:10 | 難波紘二先生
【うつからの脱出】作家以外にうつ病になった著名人に俳優の竹脇無我、将棋のプロ先崎学がいる(竹脇無我,上島国利・監:「凄絶な生還:うつ病になってよかった 」(マキノ出版)、先崎学「うつ病九段:プロ棋士が将棋を失くした一年間」, 文藝春秋)。  先崎棋士の場合、発症日と回復日を、ちゃんと憶えているのに驚いた記憶がある。  今回の私の「うつ」は昨年7月、修復腎移植が「42例の臨床研究と最後の例から9年 . . . 本文を読む

【献本お礼など】難波先生より

2019-03-25 13:20:02 | 難波紘二先生
【献本お礼など】 ★馬屋原宏先生から「面白いから」と、 ルイス・ウォルパート(白上純一訳)「ヒトはなぜうつ病になるのか:世界的発生生物学者のうつ病体験(原題:Malignant Sadness)」(ミネルヴァ書房、2018/12, 3,000円) の御贈呈を受けた。ありがとう存じます。  ウォルパートの著書は、前に「発生生物学:生物はどのように形づくられるか」(丸善新書, 2013/7)を「買いた . . . 本文を読む