映画のランキングの話をすると、今度は私達「年配者」は必ず映画女優のランキングの話になり、結構盛り上がる。ではアメリカ映画協会選の映画女優ベスト10はどうなっているかをリストアップして見よう。(タイムス社 ALMANAC 2002より)
1.キャサリン・ヘップバーン
2.ベッティー・デイヴィス
3.オードリー・ヘップバーン
4.イングリッド・バーグマン
5.グレタ・ガルボ
6.マリリン・モンロー
7.エリザベス・テイラー
8.ジュディー・ガーランド
9.マリーネ・ディートリッヒ
キャサリン・ヘップバーンが第1位というのはなるほどと思う。彼女の演技は本当に風格がある。
今私が思い出す彼女の出演映画は「冬のライオン」「旅情」「黄昏」「アフリカの女王」である。
彼女は心理学博士の学位を持っているのだそうだ。
余談だが、ハイ・ミスのベニス旅行でのイタリアの男性との淡い恋を描いた映画「旅情」の原題は
「Summer Time」だったのに驚いた覚えがある。
ベッティー・デイヴィスは、「イブの全て」を高校生のころに見た。私の子供の頃の「ベッテーさん」はこの女優さんのことだったようだ。
オードリー・ヘップバーンが第3位という上位にあることに私はほっとしている。というのは、アメリカ映画協会選の名作映画のランキングに彼女の主演の素晴らしい多くの映画が入っていないのに驚いていたところだった。女優としては高く評価されているのにほっとしたというわけだ。
彼女の「ローマの休日」など、私が予備校生のころに2日続けて見たのをはじめとして今まで何回みていることだろう。勿論ビデオを持っている。彼女の伝記も持っている。どの映画も何度も見たいものばかりだ。
イングリッド・バーグマンも上位である。当然だと思う。嘗て私はこのブログで「誰がために鐘は鳴る」について書いたときに彼女の映画のシーンを引用させてもらった。
「カサブランカ」も傑作であり、今まで何度も何度も見。「ジャンヌダーク」はビデオを持っている。彼女の伝記も持っている。私達にとって、圧倒的な支持のある大女優だ。
マリリン・モンローの映画に秀作が多いということを知ったのは、彼女の死のあとである。
「お熱いのがお好き」「バス停留所」「荒馬と女」いずれも実によい映画だ。「七年目の浮気」も軽妙である。これらの映画は優秀な監督のせいであるのであろうが。
エリザベス・テイラーは何でもこなせる大女優だったのだろう。私は「ジャイアンツ」の彼女が好きだ。
テキサスに嫁いだ東部の教養のある女性をよく演じていた。母や妻の立場をよく演じていた。リズという愛称でよばれ、傲慢な女性のイメージを持っていた私は、この映画で彼女に好感を持った。大昔の映画「若草物語」での彼女は勿論好感を持っていたのだが。
マリーネ・ディートリッヒは私にとっては伝説上の女優である。私は「モロッコ」「鎧なき騎士」「嘆きの天使」「情婦」で彼女を見ているが、いずれも大女優という感じである。彼女は私達のずっと前の時代の女優である。生年を見ていたら、1904年生まれ。日露戦争の当時の生まれ、私の父の時代の人である。
ヴィヴィアン・リーが10位の中に入っていないのは淋しい。(16位に入っている。)
キャサリン・ヘップバーンも今年(昨年?)亡くなった。ということは、このベスト10(ベスト25の中の)女優はすでにもうこの世にいないということのようだ。私のこれらの女優さん達の話しは昔談義になってしまったようだ。昔の映画の話題は何度話してもつきない楽しい話題である。
画像:マイフェア・レディーでのヘップバーン(米国版ビデオのカバーより)
1.キャサリン・ヘップバーン
2.ベッティー・デイヴィス
3.オードリー・ヘップバーン
4.イングリッド・バーグマン
5.グレタ・ガルボ
6.マリリン・モンロー
7.エリザベス・テイラー
8.ジュディー・ガーランド
9.マリーネ・ディートリッヒ
キャサリン・ヘップバーンが第1位というのはなるほどと思う。彼女の演技は本当に風格がある。
今私が思い出す彼女の出演映画は「冬のライオン」「旅情」「黄昏」「アフリカの女王」である。
彼女は心理学博士の学位を持っているのだそうだ。
余談だが、ハイ・ミスのベニス旅行でのイタリアの男性との淡い恋を描いた映画「旅情」の原題は
「Summer Time」だったのに驚いた覚えがある。
ベッティー・デイヴィスは、「イブの全て」を高校生のころに見た。私の子供の頃の「ベッテーさん」はこの女優さんのことだったようだ。
オードリー・ヘップバーンが第3位という上位にあることに私はほっとしている。というのは、アメリカ映画協会選の名作映画のランキングに彼女の主演の素晴らしい多くの映画が入っていないのに驚いていたところだった。女優としては高く評価されているのにほっとしたというわけだ。
彼女の「ローマの休日」など、私が予備校生のころに2日続けて見たのをはじめとして今まで何回みていることだろう。勿論ビデオを持っている。彼女の伝記も持っている。どの映画も何度も見たいものばかりだ。
イングリッド・バーグマンも上位である。当然だと思う。嘗て私はこのブログで「誰がために鐘は鳴る」について書いたときに彼女の映画のシーンを引用させてもらった。
「カサブランカ」も傑作であり、今まで何度も何度も見。「ジャンヌダーク」はビデオを持っている。彼女の伝記も持っている。私達にとって、圧倒的な支持のある大女優だ。
マリリン・モンローの映画に秀作が多いということを知ったのは、彼女の死のあとである。
「お熱いのがお好き」「バス停留所」「荒馬と女」いずれも実によい映画だ。「七年目の浮気」も軽妙である。これらの映画は優秀な監督のせいであるのであろうが。
エリザベス・テイラーは何でもこなせる大女優だったのだろう。私は「ジャイアンツ」の彼女が好きだ。
テキサスに嫁いだ東部の教養のある女性をよく演じていた。母や妻の立場をよく演じていた。リズという愛称でよばれ、傲慢な女性のイメージを持っていた私は、この映画で彼女に好感を持った。大昔の映画「若草物語」での彼女は勿論好感を持っていたのだが。
マリーネ・ディートリッヒは私にとっては伝説上の女優である。私は「モロッコ」「鎧なき騎士」「嘆きの天使」「情婦」で彼女を見ているが、いずれも大女優という感じである。彼女は私達のずっと前の時代の女優である。生年を見ていたら、1904年生まれ。日露戦争の当時の生まれ、私の父の時代の人である。
ヴィヴィアン・リーが10位の中に入っていないのは淋しい。(16位に入っている。)
キャサリン・ヘップバーンも今年(昨年?)亡くなった。ということは、このベスト10(ベスト25の中の)女優はすでにもうこの世にいないということのようだ。私のこれらの女優さん達の話しは昔談義になってしまったようだ。昔の映画の話題は何度話してもつきない楽しい話題である。
画像:マイフェア・レディーでのヘップバーン(米国版ビデオのカバーより)