日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

小春日和の瀬戸内へ - なわない

2017-11-03 22:44:23 | 居酒屋
宿に荷物を置いてから呑み屋街に出てきました。毎度おなじみ「なわない」の暖簾をくぐります。
近年広島に泊まるというと、尾道から移動し夜遅くに着くという状況が続いています。その結果、一から店を探すだけの余裕もなく、脇目も振らずこの店へ向かっているのが現状です。しかしこれだけ広大な呑み屋街なら、自分の知らない名店が他にもあることは想像に難くありません。半ば惰性で同じ店を選ぶことによって、名店との出会いを自ら放棄しているともいえます。
もっとも、玉石混淆様々な店の中から、ここをも超える店を見つけだすのは至難の業です。広島に泊まるのも年に一度がせいぜいという現状では、事実上不可能といってもよいでしょう。なまじ趣向を変えようをして外すより、気心知れた店で呑む贅沢を大切にしたいという心情が、この店に毎回足を運ぶ理由でもあるのです。
本日のカウンターは店主、店長、料理人二人の四人体制で、早い時間は相当賑わったのだろうと想像できます。しかし今は大分落ち着き、カウンターに先客の姿はなく、小上がりとテーブルに一組ずついたお客も帰って貸切になりました。もう一杯、もう一品という状況で切り上げるのがちょうどよいとは申しましたが、最後の一軒と決めているならその限りではありません。酒を三合飲み干して、0時の看板と同時に辞去しました。

なわない
広島市中区銀山町12-10 藤観ビルB1
082-248-0588
1800PM-2400PM
第一・第三日曜定休

富久長・龍勢・華鳩
突き出し(ふろふき大根)
サワラタタキ
サバ酒盗干焼
茄子からし漬け
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小春日和の瀬戸内へ - 広島駅

2017-11-03 22:22:18 | 中国
広島に着きました。岡山で新幹線を降り、福山と尾道に寄りつつ一日かけて移動してきたことになります。そのまま新幹線に乗り通せば40分弱で着いた広島まで、一日かけて下ったのは、115系を初めとする国鉄型車両が今なお健在だからでもあります。三度の乗車で117系、115系の1000番台、2000番台というそれぞれ異なる形式、番台を乗り継いでこられたのは幸運でした。
それはよいのですが、着くなり驚いたのは広島駅の構造が全く変わっていたことです。列車を降りて跨線橋を渡り、改札へ向かおうとすると何もなく、案内板には2Fの文字がありました。岡山と同様に橋上化されていたのです。岡山を引き合いに出すのは雰囲気が酷似しているからでもあります。あちらでは下り方へ出る構造となっているのが上り方に変わっただけです。いわゆる「駅ナカ」の店舗を並べた無味乾燥なコンコースの雰囲気には、思わず苦笑させられました。
大分と熊本の例もあるだけに、橋上駅、高架駅を一概に否定するつもりはありません。しかし、両駅の足元にも及ばないのはもちろん、西日本管内でいえば金沢、新山口と比べても見劣りし、下関より多少はましというのが第一印象です。中国地方を代表する両都市の玄関口たる駅ならば、街の顔にふさわしい唯一無二のものを造れなかったのでしょうか。JR西日本の凋落ぶりをまたしても見せつけられる一幕でしたorz
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小春日和の瀬戸内へ - 2000番台

2017-11-03 20:50:23 | 中国
「喰海」を出て駅へ向かおうとすると、予約満席を告げていた「たまがんぞう」の立て看板が裏返され、通常の品書きに変わっていました。しかし、ラーメンまですすってから空いたところで猫に小判です。今回は縁がなかったものと割り切り、岸壁でしばし風に当たってから広島行の列車に乗り込みました。運用につくのは4両編成の115系2000番台です。

★尾道2041/381M/2210広島
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小春日和の瀬戸内へ - 喰海

2017-11-03 19:28:21 | B級グルメ
「おお川」の女将相手に徳利を一本飲み干し、さらにもう一本、もう一品いただくにもやぶさかでない状況です。しかし、その程度で切り上げるのがちょうどよいということも経験上分かっています。出かかった注文を飲み込んで席を立ち、「喰海」の暖簾をくぐりました。
余力を残して切り上げたのは、ここのラーメンをおいしくいただきたかったからでもあります。というのも、前回は「自由軒」でカツカレーなどいただいてしまい、それからさほどの間も置かずに入ったため、終盤にかなり息切れしてしまったのです。その教訓が生かされて、汁一滴残さず完食と相成りました。

喰海
尾道市土堂町1-12-11
0848-24-8133
1000AM-2030PM(LO)
水曜定休(祝日の場合営業し前日休業)
チャーシューメン780円
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小春日和の瀬戸内へ - おお川

2017-11-03 18:41:28 | 居酒屋
当初意図したのとは違う形ながらも、今回も尾道で一献傾けるという目的は果たしました。あとはラーメンをいただけば一丁上がりという寸法です。しかしそのつもりで「山源」を出ると、斜向かいにある一軒の店が目に留まりました。何度も通った路地にもかかわらず、見慣れない古びた店が明かりを灯していたのです。暖簾を架けた純和風の店構えと、窓の向こうに見えるランプを提げた店内の取り合わせが怪しく、それでいながら店先の品書きはてらいのない居酒屋のそれで、一か八かで飛び込んでも大きく外すことはなさそうに見えました。古い店には外れがないという先人の教えに従い、咄嗟に飛び込んだのは「おお川」です。
入ってみて分かったのは、店内が洋風そのものだということです。玄関側から弧を描き、その後まっすぐ延びる長いカウンターは、煉瓦タイルで内側と仕切られており、背面には洋酒を並べるのに向きそうな造り付けの棚があります。このことから推し量れるのは、ここが居抜きの店なのだろうということです。果たして女将に訪ねてみると、スタンドバーだったとの返答が。見れば奥には洋酒の名前を入れた品書きが残っています。値段のほとんどが100円、150円ということは、何十年前の品書きなのでしょうか。ともかく、店の古さが尾道でも屈指ということだけは間違いなさそうです。
その店を一人で仕切るのは、やや鼻に抜けるような口調が独特な女将です。いや、饒舌な語り口からすると、スナックかバーのママと表現した方が直截かもしれません。ただし、乾きものがせいぜいの店とは違い、カウンターには様々な大皿が並んでいて、広島を中心に地酒もいくつか揃っており、ママを相手に軽く一杯やるにはお誂え向きです。今でこそ貸切とはいえ、棚には焼酎のボトルが何本も収められており、常連客が集う深夜の賑わいを想像させます。その頃に再訪してみるのもよさそうな一軒でした。

おお川
尾道市東御所町3-31
0848-22-4919
1700PM-2300PM

天寶一
突き出し(つくね)
蓮根のはさみ揚げ
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小春日和の瀬戸内へ - 山源

2017-11-03 17:32:20 | 居酒屋
五時を回ったところで日が暮れて、それと同時に呑み屋が開くという流れは一見すると理想的です。しかし思ったほど生易しいものではありません。連休初日という条件から覚悟していたこととはいえ、度々世話になっている「保広」にも、教祖が推す「たまがんぞう」にも、予約満席との札が出ているからです。「たまがんぞう」に関していえば、予約客が来るまでという条件で入れてもらえたことはあり、今回も温情措置を期待しつつ一応交渉してみました。しかし残念ながら不調に終わり、意中の二軒に揃いも揃って振られるという結果です。尾道ではラーメンだけいただいて、浮いた余力を広島に注ぎ込むという選択も現実味を帯びる一方、このまま立ち去るのも惜しいと思うのは人情ではあります。そのような状況において、さらなる心当たりが一軒だけありました。以前一度だけ世話になった「山源」です。
駅前の路地裏にある店構えをかねがね看過しがたく思っていた中、尾道に泊まった三年前にようやく機会を得たものの、酔いが回った二軒目か三軒目だったこともあり、当時の印象もおぼろげになっていたところでした。意中の店にいずれも振られ、代わりを探さなければならない今回、再訪にするにはよい機会です。どこもかしこも予約満席という事態を一応覚悟しつつ暖簾をくぐると、幸いにして杞憂に終わり、カウンターの程良い位置につくことができました。

一言でいうなら、よいところと悪いところがはっきりした店です。まず、「たまがんぞう」の系列店かと思わせるような、風合いのよい一枚板のカウンターが好ましく、タイルの腰壁を初めとして、懐古調に仕立てられた店内の雰囲気も上々。縦長のA4用紙の中央に刺身を大きな文字で縦書きし、余白にその他の品を横書きした日替わりの品書きが工夫されており、地物に「瀬戸内」と書き加えてもらえるところが助かります。酒はコルクボードに張り出されたものが10種ほどと、黒板に書かれた限定品が数種あり、県内と県外を満遍なく扱っています。きめ細かい泡のヱビスビールがうまく、温かい肉豆腐の突き出しも申し分ありません。一階がカウンター、二階が座敷に分けられて、大店の割に静かなのも好印象です。
これほどよいことづくめであるにもかかわらず、手放しで賞賛するまでに至らないのは、難点がはっきりしており、しかもそれが自分にとってどうにも看過できない部分だからに他なりません。最大の難点が、店内に流される音楽です。自分の特異な音楽的嗜好については以前語ったことがあります。好んで聴くのは昭和の曲、それ以降については苦手なものがほとんどで、逆に音楽を一切聴かなくなった近年の曲なら、好きも嫌いもありません。つまり昭和以前か、過去数年内の曲なら構わないのですが、店内で流れる曲がよりにもよって中間の年代の曲ばかりなのです。音量こそ必ずしも大きくはないものの、聴きたくもない曲ばかりが延々流れてくるのには参りました。酒が500円均一という分かりやすい値付けはよいものの、酒については半合あたりの値段であり、ビールに比べて割高に感じられるのも惜しまれます。
以上の通り、音楽の問題が大半を占めていて、それさえなければ上々の店ではあるのです。しかもそれはきわめて主観的な問題であり、客観的に見れば難癖に過ぎないともいえます。予約満席が当たり前の「たまがんぞう」と違い、いつでも気軽に入れるという美点は大きく、うまい生ビールで肩慣らしをしたいという向きにも好適でしょう。尾道の駆け込み寺として覚えておきたい一軒です。

山源
尾道市東御所町4-2
0848-24-1273
1700PM-2400PM
水曜定休

ヱビス
賀茂金秀・寶劔
突き出し
さわら炙り
あおりいかゲソ天ぷら
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小春日和の瀬戸内へ - 渡船

2017-11-03 17:04:35 | 中国
去年は歩いて千光寺に登り、一昨年は自転車を借りて因島まで走りました。さて今回はどうしたものかと考えたとき、浮かんできたのが渡船でした。一昨年も乗ったとはいえ、時間帯と航路を変えれば眺めも当然違ってきます。三系統ある渡船の中から、唯一未体験だった駅前渡船で向島に渡り、そこから尾道渡船の渡場まで歩き、只今尾道側に戻ってきたところです。
四時過ぎから雲が出て日が陰ってしまい、これでは眺めも今一つかと思いました。しかしこれが意外に悪くはありませんでした。秋らしい鱗雲に空が覆われ、それが茜色に染まっていたのです。しかも、夕日の沈む方角からして、尾道ではなく向島の側でなければ絵にならない状況でした。千光寺から見下ろす眺めもさることながら、渡船から眺める尾道水道もよいものです。趣向を変えて楽しめたのを幸いに思います。
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小春日和の瀬戸内へ - 尾道駅

2017-11-03 15:30:36 | 中国
尾道に着きました。前回訪ねたのは日付も全く同じ11月3日だったため、ちょうど一年ぶりの再訪ということになります。毎回雨に降られる長崎とは対照的に、尾道は非常に相性のよいところで、今回だけでなく過去に訪ねたときもことごとく好天に恵まれ、徒歩、自転車で行けるようなところはあらかた行き尽くしてしまいました。しかし、尾道の街には何物にも代え難い旅情があります。今日を逃せば次の機会は来年かと思うと、一年の重みを無視しがたいのが実情です。今年も戻ってこられたのを幸いに思います。
それはよいのですが、かねて改築予定といわれていた駅舎が跡形もなく取り壊されていました。増築が繰り返され、雑然とした佇まいだったとはいえ、背後に迫る山との取り合わせは様になっており、駅舎内の食堂を含めよい味を出していただけに残念です。長い間おつかれさまでした。
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小春日和の瀬戸内へ - 1000番台

2017-11-03 14:46:41 | 中国
福山に予想外の長居をしてしまいました。再び列車に乗り込み山陽本線を下ります。運用につくのは固定式のクロスシートと冷色の化粧板もそのままの115系1000番台です。
尾道で下り、夕景を眺めてから一杯ひっかけ広島へ向かおうという寸法ですが、去年に続いて「ベッチャー祭り」なるものに重なってしまうのが懸念材料です。とりつく島もないようなお祭り騒ぎだったとすれば、ラーメンだけいただいて立ち去ることも検討します。
それにしても、小春日和を通り越して汗ばむような陽気です。体感的には先日の福岡、佐賀よりはるかに暖かく、沖縄と比べても大差がないような気がします。瀬戸内の暖かさを実感する一幕です。

★福山1451/433M/1511尾道
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小春日和の瀬戸内へ - 福山城

2017-11-03 13:42:43 | 中国
「自由軒」で一献傾け、福山を訪ねた唯一にして最大の目的は果たされました。しかし、そのまま列車に乗るのが何故かもったいないような気がしました。改札口を素通りし、やってきたのは福山城です。そしてこれは結果として吉と出ました。
まず、この時期らしく菊花展覧会なるものが開催されていたのです。さらにはかつて国宝だったという重要文化財の櫓が一般公開されていました。特に後者は年に一日限りの公開日とのことです。恩恵に与って櫓に上れば、福山駅の高架を見渡すことができ、500系の「こだま」が入線してくるという一幕も。城址の一角には季節外れの薔薇が咲いていて、福山が「ばらのまち」を標榜していることをそれによって知りました。どれも素通りすれば得られなかった発見です。
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小春日和の瀬戸内へ - 自由軒

2017-11-03 11:33:58 | 居酒屋
115系よりもさらに貴重な117系が来た以上、終点まで乗り通すにもやぶさかではないところ、迷いはありながらも福山で下りました。お昼を兼ねて「自由軒」の暖簾をくぐります。

昼酒を好まないことについては繰り返し申している通りです。ましてや今日は小春日和、本来ならば昼から酒など食らっている場合ではありません。それにもかかわらず節を曲げたのは、西の「源蔵本店」と双璧をなす広島の名酒場を、むざむざ素通りしがたかったという理由によります。
今回素通りしてしまえば、年内に再訪できそうな機会はなく、そうなると今年は一度も立ち寄れないまま終わることが予想されました。しかし、人生の残り時間が短くなっていくにつれて、一年の重みはその分大きくなってきます。先日訪ねた福岡で、空白の一年を作ることがいかに大きな損失かを思い知ったこともあり、今回是非とも寄っておきたかったというのが真相です。

こうして11時半の開店と同時に乗り込むと、いきなり意表を突かれました。かなりの収容力があるカウンターが、先客で隙間なく埋まっていたのです。しまった、まさかの満席かと一瞬面食らうも、おでん舟の前の特等席が一つだけ空いているという僥倖ににより、どうにか滑り込むという結果です。しかし、10分後に来たお客は断られ、店を出る頃には相当数の待ち客が出ていました。
以前やはり開店直後に訪ねたときは、地元のご隠居らが朝から酒を酌んでおり、正午を過ぎた頃から勤め人で混み始めたと記憶しています。夜に訪ねたときも、賑わってはいても何だかんだで入れたものです。それだけに、開店と同時に満席という事態は全くの予想外でした。連休初日という特殊事情のせいであってくれればよいのですが、たちの悪いTV番組の影響により、雰囲気と客層が一変してしまう店を何軒も見てきました。この店もそうなってしまわないかが気になるところではありますが、ともかく滑り込めたのは幸いです。

このような状況もあり、最初のお客の注文を捌くだけでも一仕事です。こちらが着席したときは、女将がコの字カウンターの奥の方から時計回りに、まず酒、次に肴、しかる後におでんの注文を一人ずつ聞いているところでした。てんてこ舞いになっている女将の手を煩わせるのが憚られ、こちらは自ら冷蔵庫の前に足を運び、小いわしの刺身ときぬかつぎを選んでから、席に戻って豆腐のおでんを注文。それらを肴に二合を飲み干し、最後にカレーをいただいて締めくくりました。
しかし、これほど混んでいるにもかかわらず、注文が間延びすることが一切ないのは、店主、女将とおばちゃん逹の一糸乱れぬ連携の賜物でしょう。周到に設計されたカウンターで繰り広げられる職人芸は、つい先日訪ねた横須賀の「中央酒場」を彷彿とさせ、眺めているだけでも飽きることがありません。

こうして観察した結果気付いたことがあります。一番奥で調理する人物が店主なのは当然として、今まで謎だったのは仕切り役のおばちゃんが二人いることでした。しかし今回再訪してみて、カウンターで接客しているのが女将、厨房とカウンターの境で中継役をしているおばちゃんが店主と兄妹、あるいは姉弟なのだろうと気付いてきました。つまり釧路の「鳥松」と同じだということです。
それとともに気付いたのは、おでんにかかる田楽味噌を、特注すれば生姜醤油と葱に変えてもらえることです。次回訪ねたときに早速試してみるつもりですが、今回素通りすれば知る機会がさらに一年延びたわけで、かような観点からしても、再訪した甲斐はあったということになります。

自由軒
福山市元町6-3
084-925-0749
1100AM-2200PM
火曜定休

酒二合
小いわし刺身
きぬかつぎ
豆腐
カレー
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小春日和の瀬戸内へ - 117系

2017-11-03 10:13:01 | 中国
名古屋で空くかと思いきや逆に混み、京都、新大阪で相当数が下車したものの、なおも通路に立ち客が残りました。大型連休の初日でも、これほどには混まなかったような気がするのですが。新幹線を下りても人出の多さは変わらず、乗り継ぐつもりだった山陽本線の列車には、早くも相当数の立ち客が出ています。これでは立ち通しも覚悟せざるを得ない情勢です。しかし悪いことばかりではありません。やむなく見送り後続列車に切り替えると、やってきたのは117系でした。黄色一色に塗り替えられてはいても、車内は京阪神を駆けた国鉄時代そのままです。往年の名車に揺られて山陽路を下ります。

★岡山1010/419M/1110福山
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小春日和の瀬戸内へ - のぞみ153号

2017-11-03 07:10:45 | 関東
先々週と全く同じ、6時20分発の広島行で旅立ちます。しかし、三連休の初日ともなると人出が全く違います。発車の20分以上前からホームに上がったにもかかわらず、乗車口には相当数の先客が並んでおり、発車の10分前には着席できるかどうかも覚束ないほど長蛇の列になっていました。東京駅を出る時点で全ての席が埋まり、品川では早くも通路に立ち客が。それも何人か立っているというのではなく、隙間なく並んでいるのには驚きました。相応の覚悟をして臨んだつもりが、それをはるかに超える混みようですorz
このような事態が起こり得るだけに、連休初日に下るなどということは本来したくなかったのです。たとえば、前日を休んで四日の旅程にすることができれば理想的でした。しかるに「2017年問題」と称している暦の巡りの悪さもあり、今年はかつてないほど休みを消費してしまい、さらに休むとこの先のやりくりがつかなくなってしまうのです。
今年の暦には徹頭徹尾煩わされていますが、月末に九州へ行けばようやく目処が立ちます。苦心を重ねた一年もあと少しです。

★東京620/のぞみ153(6153A)/938岡山
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