日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

色づく秋の北近畿 四日目

2011-10-11 00:49:04 | 近畿
本日の全行程終了です。第三夜にして初めて活動終了が日付を越えました。明日に備えて休息しなければならないとは分かっていても、やはり大きな街では夜が自ずと長くなりがちです。
酔い覚ましに風を受けつつ裏路地を歩きます。市街の中心のいたる所に古い木造家屋が残って実によい風情が漂っています。その数たるや金沢などの比ではなく、そもそもよそと比べること自体が意味のないことのように思えてきます。あの小さな伊根の町さえ一日では回りきれなかったのですから、京都の街の、他に比べるもののないこの風情を心ゆくまで感じ取るなら、一生かけて通い詰めるか、少なくとも数年以上ここに住むしかないのでしょう。一生通うか現地に住まなければ味わい尽くせないという点では、ある意味北海道に通じるものがあります。ごく短い滞在でも、行けば必ず新しい発見があり、なおかつ次までの課題を抱え込んでしまうところも同じです。もちろん今回も新しい発見と次への課題ができました。年末までは西日本への旅が何度か続くことになります。年内にもう一度立ち寄る機会は巡ってくるのでしょうか。
明日は一日かけて出発地へ引き返す最終日になります。長距離移動に備えて寝ます。おやすみなさいzzz
コメント