安房峠を行くかというとさにあらず。野麦峠で県境を越えました。
これまでおくびにも出しませんでしたが、今夜は高山の宿を押さえています。富山へ行くならともかく、高山ならどちらを通っても距離に大差はないため、初見の道を走ってみようと思い立った次第です。加えてお盆の最盛期ということもあり、安房峠が混むのが目に見えていたという事情があります。
こうして走った野麦峠ですが、結論からいえば、走りやすさも眺望も、木曽街道に比べ数段落ちるというのが率直なところです。まず、途中まで経由する158号線がよろしくありません。線形が悪く、交通量が多くて流れがよくないのは承知しており、それがこの経路を極力避けてきた理由でもありますが、お盆という事情が拍車をかけました。特に、狭いトンネルで鉢合わせた観光バス同士が立往生しており、トンネルの手前に長い車列ができていたのには参りました。
国道と分かれた後は、明らかに交通量は減りました。しかし線形は相変わらずよろしくなく、眺望にも特段見るべきものはありませんでした。五月に走った飛騨からの山道に比べれば、悪路というほどではないものの、少なくとも走っていて楽しい道ではありません。ツーリングマップルRで推奨された経路にもかかわらず、こんなものかという印象が残りました。
この結果からいえるのは、飛騨へ行くなら伊那と木曽を通った方が断然楽しいということです。実は、今回も松本をもう少し早く出ることができれば、木曽を通って向かうつもりでした。しかるに滞在が思ったよりも延び、あとはまっすぐ走るしかなくなったため、距離の短い方経路に回ったというのが真相です。ポークとチキンを両方いただけたことを含め、今回の戦果については満足しており、松本に寄ったこと自体に悔いはありません。しかし、行き帰りの経路もまた楽しみのうちであることを考えると、松本との掛け持ちが必ずしも賢明とはいえないことも分かりました。次回以降の教訓とします。
これまでおくびにも出しませんでしたが、今夜は高山の宿を押さえています。富山へ行くならともかく、高山ならどちらを通っても距離に大差はないため、初見の道を走ってみようと思い立った次第です。加えてお盆の最盛期ということもあり、安房峠が混むのが目に見えていたという事情があります。
こうして走った野麦峠ですが、結論からいえば、走りやすさも眺望も、木曽街道に比べ数段落ちるというのが率直なところです。まず、途中まで経由する158号線がよろしくありません。線形が悪く、交通量が多くて流れがよくないのは承知しており、それがこの経路を極力避けてきた理由でもありますが、お盆という事情が拍車をかけました。特に、狭いトンネルで鉢合わせた観光バス同士が立往生しており、トンネルの手前に長い車列ができていたのには参りました。
国道と分かれた後は、明らかに交通量は減りました。しかし線形は相変わらずよろしくなく、眺望にも特段見るべきものはありませんでした。五月に走った飛騨からの山道に比べれば、悪路というほどではないものの、少なくとも走っていて楽しい道ではありません。ツーリングマップルRで推奨された経路にもかかわらず、こんなものかという印象が残りました。
この結果からいえるのは、飛騨へ行くなら伊那と木曽を通った方が断然楽しいということです。実は、今回も松本をもう少し早く出ることができれば、木曽を通って向かうつもりでした。しかるに滞在が思ったよりも延び、あとはまっすぐ走るしかなくなったため、距離の短い方経路に回ったというのが真相です。ポークとチキンを両方いただけたことを含め、今回の戦果については満足しており、松本に寄ったこと自体に悔いはありません。しかし、行き帰りの経路もまた楽しみのうちであることを考えると、松本との掛け持ちが必ずしも賢明とはいえないことも分かりました。次回以降の教訓とします。