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日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

四国北陸縦断ツアー - 下笠居郵便局

2019-01-17 12:35:25 | 四国
常々申している通り、旅行貯金はしない主義です。郵便局に寄るとすれば年賀状の投函か、支払のときだけですが、今回は後者の用があります。高松へと引き返す道すがら、沿道に現れた小さな局に立ち寄りました。訪ねたついでに風景印も。既出を除くと、これが四日市、鳴門に続く道中三つ目の風景印です。
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四国北陸縦断ツアー - 五色台スカイライン

2019-01-17 11:56:24 | 四国
大崎鼻から坂を上り、五色台スカイラインの展望台にやってきました。着くなり気付いたのは、やや荒れ気味だということです。駐車場の奥には廃屋と化した売店兼食堂兼管理人の住居があり、そこから落ち葉の積もった遊歩道を歩いて行くと、展望広場とされた場所は草木が茂って有名無実化していました。
そのようなわけで、現状では駐車場の周辺から眺めるほかありません。その眺めすらも手前に茂った草木で遮られがちです。ここまで上がってくる道も、交通量は皆無に近いものがありました。瀬戸大橋が架かった頃は賑わったものの、その後次第に廃れていき、今の姿に至ったのかもしれません。
とはいえ、高さがあるため大崎鼻より眺望は広がってきます。西側の備讃瀬戸だけでなく、東側の高松市街と小豆島も遠望できるのがここの特徴です。四国側は相変わらずの空模様ながらも、本州側は晴れており、海の青さも実感できます。東側の海が一様に青いのに対して、西側の海には濃淡があり、語弊を恐れずいうなら沖縄を彷彿させる青さです。静かな海に島が散らばる瀬戸内らしい眺めは、走ってきた甲斐があったと思わせるに十分でした。
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四国北陸縦断ツアー - 大崎鼻

2019-01-17 11:18:02 | 四国
出航までの時間をどう過ごすか思案の末、車を西へ走らせました。景勝地の大崎鼻を訪ねています。
この天候では局所的に晴れるのがせいぜいで、遠景は斑になってしまいます。それでは仕方がなかろうとも思ったのです。しかし、あながち無駄ではありませんでした。彼方には南備讃瀬戸大橋と下津井瀬戸大橋が見えています。つまり、10km近い備讃瀬戸を端から端まで見渡しているということです。もしこの雲がなかったとすれば、橋があたかも糸のようにつながった、単調な眺めになっていたでしょう。むしろこれでよかったのかもしれません。
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四国北陸縦断ツアー - 高松駅

2019-01-17 10:32:39 | 四国
続いては高松駅に立ち寄ります。職場向けの土産を買うのと、来月の汽車旅に向け列車を手配するのが目的です。
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四国北陸縦断ツアー - ニューグランデみまつ

2019-01-17 08:18:35 | 四国
試行錯誤を繰り返し、これはと思う宿にようやく出会いました。昨晩世話になったのはニューグランデみまつです。
高松の場合、駅から栗林公園までの比較的広い範囲に宿が散らばり、繁華街から徒歩圏内で絞り込むと、その時点で選択肢が限られてくるという特徴があります。しかも安かろう悪かろうとのところが多く、安さと利便性と快適さを兼ね備えた宿がなかなかありませんでした。その点、自分が求める全てを満たしていたのがここです。去年世話になったホテルサキカの系列店にあたり、大浴場に外来で入ったことがあります。あの宿がそこそこの料金なら、泊まってみるのもよさそうだと思って調べたところ、和室に五千円台前半で泊まれることが分かったため、今回試しに泊まってみた次第です。
館内はそれなりにくたびれており、自身なじみの深いところでいうなら、京都のホテル杉長を彷彿させます。しかし見方を変えると、自分にとってはかえって心地よいということでもあります。特筆すべきは、予約サイトで10畳との触れ込みだったにもかかわらず、10畳間と6畳間を襖で隔てた、一人では持て余すほどの広い部屋があてがわれたことです。これほど広い部屋というと、四年前に泊まった直江津の「みなと荘」以来でしょうか。中庭に面していて眺望はないものの、隣の建物の壁が迫っていたビジネスホテル瓦町よりはるかにましです。千円と割高な駐車料についても、すぐ近くに一泊300円で泊められる時間貸の駐車場があり、実質的には問題がありません。次からは、空きさえあればまずここを選ぶということでよさそうです。
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四国北陸縦断ツアー - 二日目

2019-01-17 07:53:38 | 四国
おはようございます。昨夜は「おふくろ」を出たところで完全に力尽き、そのまま宿に戻りました。先日訪ねた「酒甫手」が非常によかったため、あわよくば二軒目にと考えてはいたものの、体力的にも時間的にも全く及びませんでした。代わりにうどんをすするにしても、ともかく一呼吸置かなければ始まりません。そのつもりで宿に戻ると疲れが噴き出し、そのまま眠りに落ちるというありがちな顛末です。しかし、一夜が明けても胃が少々もたれていることを考えると、どのみちうどんは無理だったでしょう。「おふくろ」を訪ねることが、高松に再び泊まった最大の目的だっただけに、それを果たせたことについては満足しています。

今日こそ晴れるというのが出発前の予報でしたが、まあ予想通りというか何というか、昨日と比べても五十歩百歩の曇り空です。正確には、所々青空が広がってはいるものの、一向に日が射しません。これは正月の活動から一貫しています。
後半は北陸へ転戦するつもりでおり、明日はそれに向けての移動が中心となるため、好天が活きるのは実質昨日か今日だけでした。それがまたもや空振りです。とはいえ、これまでの流れを踏まえ、過大な期待はしていなかったこともあり、そこまで落胆しているわけではありません。天候に関しては諦めの境地に達し、夜の部をどれだけ楽しむかに主眼が移っています。

神戸行のフェリーが出るのは14時で、晴れてくれればいくらでも時間の使い道はありました。しかしこの空模様では仕方がありません。まずはうどんをすすり、駅に車を置けるようなら琴電に乗るといったところでしょうか。出航を待たずに自走し、神戸に早く乗り込むという選択も考えられるところではありますが、単なる移動にはしたくありません。神戸まで船が運んでくれるという安直さが、高松まで戻ってきた理由の一つでもあるだけに、最後まで四国の空気を吸い、瀬戸内を航海しつつ帰るつもりです。
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四国北陸縦断ツアー - 二極化

2019-01-16 20:45:36 | 四国
その後もおおむね順調に走り、11日ぶりに高松へ戻りました。出発からの走行距離は1300kmに迫っています。6度という気温以上の肌寒さです。
しまなみ海道から山陽へ転戦する拡大策を前提に、今年は松山と高松の順序を入れ替えました。しかし天気に見放され、徒手空拳のまま戻り、図らずも実現した二泊目です。呑み屋の充実ぶりを考えると、二泊するなら松山であり、本来なら高松に是非二泊したいとまでは思いません。しかし、今回は「おふくろ」に正月休みで振られた直後という特殊事情があります。元々予定になかった岡山でも一献傾け、さらにはまさかの取りこぼしを取り返す機会まで訪れるとは僥倖です。昼はさっぱり、夜は完勝という二極化はなおも続きます。
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四国北陸縦断ツアー - 滝宮駅

2019-01-16 19:30:38 | 四国
渋々ながらも土居から大野原まで高速道を飛ばし、そこからは往路とほぼ同じ経路で移動中です。これは滝宮駅を再訪できるということでもあります。あの駅舎が暗い中ではどうなるのかに興味があって訪ねると、ライトアップなどという虫のよい話こそなかったものの、玄関の真上に掲げた駅名標が照明に浮かび上がり、木のサッシからは待合室の明かりが漏れていました。しかも天頂には半月が。行きも帰りも印象的な光景を見せてくれたことに感謝します。
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四国北陸縦断ツアー - 糸合シ由

2019-01-16 18:03:33 | 四国
本日はETC割引が事実上適用されない平日です。高速道を極力使わず高松へ向かいます。11号線の沿道に宇佐美の給油所が現れたため、上陸直後の徳島以来となる給油を済ませました。
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四国北陸縦断ツアー - 達成

2019-01-16 17:10:29 | 四国
最善を尽くしたものの及びませんでした。別子ラインこと愛媛県道47号線上で通算21万km達成です。
先ほど別子銅山記念館を訪ねた時点で、節目をどう飾るかが俄に悩ましくなりました。その時点で残りはわずかに5kmでした。来た道をそのまま走れば、ツーリングマップル推奨の別子ラインです。sかし、渓谷美が見物というなら、夕暮れ時に走っても仕方がありません。さりとて国道11号線を走っても、達成地点で止まることすらままならないと予想されました。海へ向かって走ろうにも距離が足りません。しばし逡巡した末に採ったのは、少し上った先にある道の駅までともかく走り、そこから折り返すという苦肉の策です。こうして記念館へ引き返していく途中、バスとすれ違った瞬間にオドメーターが21万に替わるという顛末でした。
すぐそばには立川橋なるバス停があります。蛇行する川の流れをなぞって県道が下り、背後に山が立ちはだかる眺めは悪くないものの、いかんせん曇り空がますます暗くなっていき、全く絵にはなりません。似たような場面というと、思い出すのが四年前に達成した15万kmです。同じく正月に四国へ行った帰り道、国道25号線の旧道上でのことでした。あのときと同様、広い路肩に車を止め、明るいうちに記念撮影できたのはよいものの、それ以上でもなければそれ以下でもありません。何かにつけて空振り気味の本活動を、象徴するかのような結果ですorz
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四国北陸縦断ツアー - 別子銅山記念館

2019-01-16 16:27:08 | 四国
さらに走って別子銅山記念館にやってきました。鉱山で活躍した機関車が、静態保存されていると聞いてのことです。記念館の前庭に鎮座していたのは、準鉄道記念物という舶来の蒸気機関車を筆頭に、凸形の電気機関車、坑内用の機関車、貨車、人車を含む六両でした。しかし惜しむらくは、空が曇っている上に、西日が山の陰に隠れ、撮影にはどうにも不向きな条件となってしまったことです。四時半の閉館が迫っており、館内の見学も見送るしかありませんでしたorz
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四国北陸縦断ツアー - 中萩駅

2019-01-16 15:32:13 | 四国
どうにも流れがよくありません。西条の十河信二記念館を訪ねるも、休館日に重なるという誤算が。気を取り直して再び走り、一つ隣の中萩駅にやってきました。小屋根を乗せた木造駅舎もさることながら、駅前通りに建つ石鎚山、もとい「石鉄山」と刻印された鳥居がよい味を出しています。
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四国北陸縦断ツアー - ぬか喜び

2019-01-16 13:55:30 | 四国
列車が今治に着こうとするそのとき、曇りがちだった空が俄に晴れてきました。しまなみ海道を渡るにもやぶさかではなくなる晴天です。しかし、これまでの流れからして、ぬか喜びに終わりそうな気がしました。果たして予感は的中し、程なくして元の曇り空に戻るという顛末です。
これで迷いはなくなりました。高松に戻る前提で動きます。通算21万kmまではあと50kmを切ったところです。鉄道なら新居浜を過ぎたあたりに相当します。せめて明るいうちに達成したいものですが。
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四国北陸縦断ツアー - いしづち7号

2019-01-16 11:33:47 | 四国
岡山駅に戻って「しおかぜ」に乗り込むと、窓側があらかた埋まった盛況でした。しかしこれは編成が短かったからでもあります。宇多津で併結された「いしづち」が格段に空いていたため、そちらに移ったところです。

今治で切り上げた理由として、間近に迫った通算21万kmを、それ相応の場面で迎えたいという考えがありました。あの状況ではどうにもならなかったものの、戻ったときに晴れてくれれば、しまなみ海道が恰好の舞台になってくれるだろうと思ったのです。しかし、今のところ何とも微妙な空模様です。一応晴れてはいるものの、車窓越しに眺める限りは、冬というより夏場のようなぼやけた空で、日差しも時折陰ります。局所的にはよいとしても、遠景は全く様になりません。淡い期待は打ち砕かれようとしています。
やるせないのは、明日が終日晴と予想されていることです。その予報を受け、今日のところは松山に泊まり、明日再挑戦する手も一時は考えました。しかし、それでは松山まで往復する間に21万kmを超え、帰京もさらに遅くなります。西への旅をほどほどのところで切り上げ、次なる旅へと移るためにも、松山へ戻るという選択肢はありません。事実上、今日中にしまなみ海道を渡るか、高松へ戻るかの二つに一つです。
20万kmの節目を迎えるにあたっては、並々ならぬこだわりがありました。しかし、今回はあくまで1万km毎の節目に過ぎません。万全とは言い難い条件で島を渡っていくよりも、高松からジャンボフェリーで帰るという安直さが捨てがたくなってきます。正月以来天候が一貫して振るわない流れを考えても、潔く引くのは一案だろうと考えているところです。

★岡山1035/しおかぜ7(7M)/1107宇多津1113/いしづち7(7M)/1241今治
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新春の四国を行く 2019 - しおかぜ26号

2019-01-06 17:45:39 | 四国
このような結果になろうとは、つい先ほどまで全く想定できませんでした。今治駅に戻ったところで一旦終了とします。
直前の記事をまとめた時点では、しまなみ海道を渡っていくつもりでいたのです。しかし、曇り空が暮れていく中、ただ走るだけに終わる可能性が濃厚となりました。それではあまりに空しいと考えたとき、ここで切り上げるという考えが突如として閃いた次第です。
今治に車を置いて一旦帰り、三連休の初日に戻れば、明るいうちにしまなみ海道を渡れます。当日の天候も今のところ期待はできないものの、直前で好転する可能性がないわけではありません。万一賭けに敗れても、今回立ち寄れなかった高知へ行くという選択肢が出てくるため、いずれにしてもこれ以上駒を進めるよりはましです。駐車場の算段がついた時点で、大逆転の結末と相成りました。
そのようなわけで、出発から1140km走ったところで第一部は終了です。先ほどの時点から駅までの走行が加わり、通算21万kmまではあと53kmとなりました。どこで到達するかを含め、再開後の活動も楽しみです。

★今治1704/しおかぜ26(26M)/1911岡山
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