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日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

小春日和の瀬戸内へ - 古町駅

2017-11-05 12:01:06 | 四国
かねがね嘆かわしく思っていることの一つに、十把一絡げに「電車」と呼ぶ現代の風潮があります。日常の足として短距離だけ乗るのが「電車」、長距離を走るのは「列車」というのが、我が国における伝統的な呼び方だと思うのですが。気動車と電車の違いすら分からない一般人はともかく、鉄道事業者自らが新幹線を「電車」と呼ぶ現実には違和感を禁じ得ません。
そのような時代にあっても、松山には今なお「市内電車」「郊外電車」という昔ながらの呼び名が残っています。松山市から市内電車に揺られ、郊外電車と交差する古町駅にやってきました。全国的にも珍しい鉄道、軌道の平面交差に加え、車庫と工場まで備えた構内を、しばし観察してから郊外電車に乗ります。
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小春日和の瀬戸内へ - 三日目

2017-11-05 07:33:05 | 四国
おはようございます。昨夜は「せくら」一軒限りで完結となりました。鍋焼きうどんもいただいてすっかり満腹だった前回とは違い、今回はラーメンをすする程度の余力を残して出たつもりでした。ただ、間髪入れずに飛び込むよりも、多少の腹ごなしをした方がおいしくいただけそうな気がしました。そこで一旦宿に戻ったところ、そのまま眠りに落ちてしまい、見事なまでに二の轍を踏むという結果です。
三時頃に一旦目覚め、その時点でまだ入れる呑み屋とラーメン屋の心当たりはあったものの、寝ぼけ眼で出直すまでの気力は起きず、そのまま朝まで休みました。とはいえ昼の「源蔵本店」と合わせれば、二軒の酒場をはしごしたわけであり、そう考えれば十分な成果ともいえます。福山、尾道、広島の三都市をはしごした初日に無理をしすぎたこともあり、全体を通じてみればこれでよかったのだろうと納得しています。

やや雲が多めだった昨日に対し、今朝は雲一つない青空が広がりました。汽車旅の途中で好天に恵まれたとき、最近はレンタカーで活動することが多くなりましたが、松山の周辺は西日本の中でも自走した経験がとりわけ多い地域であり、なおかつ来る正月休みに再訪しようという構想もあります。今回はあえて車に頼らない選択肢を考えました。一つは高浜から対岸の興居島に渡って自転車を借りるというものであり、もう一つは三津浜から寄港便で忽那諸島を周遊するというものです。いずれも好天の一日を注ぎ込むに不足はなく、なおかつ汽車旅だからこそ採りうる選択でもあります。どちらにするかもう少し考えてから出発します。
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小春日和の瀬戸内へ - 松山ニューグランドホテル

2017-11-04 20:05:22 | 四国
市内電車に乗り継いで大街道にやってきました。東の空には満月が昇っています。気温は12度、当然半袖では肌寒く、乗船後は雨合羽を羽織ったままでした。長めの風呂に入ってようやく生き返ったところです。
広島と違って松山では定宿が確立しています。宿泊事情が恒常的に逼迫している大都市の場合、気に入った宿があったとしても、毎回そこに泊まるのは至難の業であり、仙台、福岡と並ぶ好例が広島です。これに対し、多少でも小さい街では規模の違い以上に余裕が出てくるものです。前回の宿泊では和室に泊まれることが決め手となって宗旨替えをしたものの、今回は定宿に回帰し、松山ニューグランドホテルの世話になります。
中心街では最安値の部類に属する料金に加え、価格以上に部屋も広く、温泉の大浴場まであるのが当館の特徴です。洋上で冷たい風に吹かれ続け、身体の芯まで冷えたため、大浴場が殊更にありがたく感じられました。通例を踏襲するなら明日は道後温泉を訪ねるところ、四国には来る正月休みに再訪する構想を描いており、実現すれば再来月には早くも次の機会が訪れます。今回はこちらで済ませておき、明日の活動時間を捻出するのも一案でしょう。
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小春日和の瀬戸内へ - 高浜駅

2017-11-04 18:08:06 | 四国
2時間40分の航海を終えて松山観光港に着岸。バスに乗り継ぎ高浜駅に移動してきました。ここから電車で松山市街へ向かいます。
同じ航路の同じ便、なおかつ季節にも天候にも大差がないだけに、単なる焼き直しにならないかと思いきや、今回もめくるめく場面の連続でした。中でも白眉だったのが音戸瀬戸の通過です。呉を出港してから左に大きく旋回すると、瀬戸に二本架かったアーチ橋が現れます。その直前で右旋回し、速度を落としつつ海峡部に入り、川のように狭い瀬戸を抜けて、少し進んだところにあるブイを中心にして左に90度旋回。しばらく航行してから右へ旋回すると、斎灘が広がってくるという展開です。右舷から夕日が沈むのを見届け、その後は茜色の空が次第に暮れていくのを眺めながらの航海でした。呉までの前座を含め、起承転結のある場面の移り変わりが印象に残っています。
それにしても、今日の寒さは予想外でした。経験上、11月上旬の西日本ならまだ長袖は必要なく、雨合羽を一枚持って出れば十分だろうと高を括っていたのです。しかし時間が経つにつれて風は次第に強く、冷たくなっていき、身体の芯まで冷え切ってしまいました。温泉が肌身にしみる夜になりそうです。
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豊穣の四国を行く - 帰着

2017-09-11 23:15:40 | 四国
東京駅から一旦帰宅後、片付けと身支度を済ませて再び出発し、一日を乗り切って帰宅しました。始発の東北新幹線で戻ってくるという奇策は、北海道の滞在時間を実質一日延ばすための苦肉の策であり、それ自体積極的に選びたいと思うものではありません。これに対して「サンライズ」の場合、終着の直前まで寝台で休養でき、自宅に帰って一息入れることができるため、体力的、心理的には大分楽になります。当然ながら、その日のうちに帰るよりも疲れは残るものの、車での活動で深夜に帰着したときと比べれば、特に疲労が甚だしいというわけではありません。夜汽車の旅の楽しみは、翌日の疲れを補って余りあるというのが実感です。

昨夜の月は時間が経つにつれて天頂へと上っていき、翌朝目が覚めたときにも上空にとどまっていました。しかし、白眉だったのは何といっても瀬戸大橋からの眺めです。朧月が凪いだ水面を鈍く照らす光景は、夜汽車の旅の真骨頂でした。加えて印象的だったのが、須磨浦の海岸から泉州の方へ点々と続いていく大阪湾の明かりです。それらの車窓を目の当たりにして思ったのは、久々に瀬戸内海航路で九州へ渡りたいということでした。
北海道の鉄道の存続問題が現実味を帯びるに至り、近年は秋季の長旅を専ら北海道に注ぎ込んでいて、最後に車で九州へ渡ったのは五年も前のことになります。先日予告した通り、今季も北海道へ行く予定ではありますが、九州新幹線が長崎へ到達する前に、今一度現地の列車を記録しておきたいという考えもあります。直前の天候次第では、九州への振り替えも考えられないわけではないため、フェリーの手配は直前まで見合わせるつもりです。
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豊穣の四国を行く - サンライズ瀬戸

2017-09-10 22:48:55 | 四国
松山、高知方面からは数分の間合いで「サンライズ瀬戸」に接続するのに対して、徳島方面から来た場合、48分もの間合いがあります。しかし、一見無駄にも思えるこの待ち時間が絶妙です。うどんをすすったところで列車が入線してきました。この時点で発車の30分前、つまり客室に荷物を置き、汗を流して一息ついた頃に発車という寸法です。名残を惜しむ間もない坂出での乗り換えに比べれば、始発駅からの乗車が旅情の点では断然勝っています。
しかし、早めに乗り込み悠然と発車を待つなどという芸当は、自分の性分には残念ながら合わないのかもしれません。土産を買ったり、駅前で名残を惜しんだりする間に時間が過ぎ、気付いたときには発車の五分前でした。岡山での停車中にシャワー室へ駆け込み、ようやくさっぱりしたところです。
六月に乗車したとき、海側の眺望が勝っていることに気付いたため、今回は二階の海側と指定の上で手配しました。その効果は発車早々現れました。東の空に月が昇ってくるのが見えたのです。薄い雲の向こうで鈍く光る朧月でした。その月が備讃瀬戸の水面を照らし、今は頭上に浮かんでいます。上端が湾曲した窓のお陰で、月夜の車窓がなおさら様になるという寸法です。日付が変わる頃には明石海峡と大阪湾の夜景が、夜明けには駿河湾の朝焼けが広がるでしょう。この先の車窓も楽しみにしています。

★高松2126/サンライズ瀬戸(5032M)/708東京
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豊穣の四国を行く - うずしお28号

2017-09-10 20:13:56 | 四国
徳島に戻って車を返し、帰りの列車に乗り込みました。しかしここへ至るまでにはとんだ波乱がありました。
讃岐相生を出たのが六時、中華そばをいただけるかは微妙としても、11号線をそのまま走れば余裕で間に合うはずでした。しかし、かなり走ったところで携帯電話が手元にないのに気付きました。その瞬間に思い出したのは、駅を出る前に携帯電話とキーボードを待合室に何気なく置いたことです。置き忘れはしないかと一応気にかけてはいたはずが、あろうことか直後にすっかり忘れていたのでした。
その時点では六時半を過ぎていたでしょうか。一つだけ確かだったのは、延々走って取りに戻れば、列車の時刻に間に合うかが何とも微妙になってしまうということです。とはいえ、取るに足らない品ならともかく、何分物が物だけに、置き去りにするわけにもいきません。しかも、そのようなときに限って流れが悪く、駅までの道のりが何とも長く感じられました。
駅に戻って取り戻しても、一安心というわけには行きません。その時点で18時45分になっていました。列車の時刻から逆算すると、30分で徳島に戻らなければならない状況です。11号線経由ではもう間に合わないのが明らかだったため、今回ばかりは高速道しかなかろうと悟り、11号線をさらに戻って、引田から高松道に乗りました。しかしこれが交通量は多いにもかかわらず対面通行、その上上り坂が延々続くという最悪の条件で、一般道と比べても流れがほぼ変わらないという始末です。
ますます厳しい状況に追い込まれ、間に合わなかった場合の修復策が頭の中を駆けめぐる中、幸い板野で下りるとその先の一般道の流れはよく、藍住からは徳島道を全力で飛ばし、ここで再び可能性が出てきました。しかし、もはや給油をしている時間まではありません。営業所に駆け込んで事情を話し、乗ってきた車でそのまま駅まで送ってもらい、ガス代の精算もその場で済ませて、どうにか発車の五分前に駆け込むという顛末でした。

往生際の悪い性格上、レンタカーでの活動でも返却時間の間際まで粘ってしまい、最後に慌てるという場面を数え切れないほど経験してきました。しかし近年は要領を得てきたこともあるのか、最低限の余裕を残して返せるようになっていました。今回も途中までは余裕綽々だっただけに、土壇場で暗転するとは思いませんでした。
しかし、考えようによっては幸運だったともいえます。あと少しでも走っていれば間に合わず、今夜は岡山に泊まり、明日の始発の新幹線で帰るなどという強行軍になるところでした。いやそれどころか、もう車では取りに戻れず、列車で取り戻しにいくなどという事態に陥っていた可能性もあります。
土壇場の思いがけない事態で暗転し、紙一重のところで収拾したという点では、三年前の北海道を思い出させる幕切れでした。目覚ましい収穫こそなかったものの、高松での邂逅に土壇場での波乱が加わり、忘れられない活動になりそうです。

★徳島1932/うずしお28(3028D)/2038高松
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豊穣の四国を行く - 讃岐相生駅

2017-09-10 17:59:19 | 四国
秋の日は釣瓶落とし、四国でも六時過ぎには日が沈む時期になりましたが、どうにか明るいうちに一通りの駅を訪ねることができました。最後に立ち寄るのは讃岐相生駅です。
この駅最大の特徴といえば、昭和10年築の木造駅舎、というよりその両脇に立つ見上げるような欅の大木です。駅舎が北を向いており、ほぼ終日逆光となる一方で、大木で鬱蒼とした木陰ができ、陰影の差がありすぎて撮影しづらいのがこの駅の悩ましいところでもあります。その点、日没間際で日差しが弱い本日の条件はかえってお誂え向きです。カメラを縦位置に構えると、駅舎に比べてこれほどまでに高い木だったかと驚かされます。これも今日ならではの発見です。
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豊穣の四国を行く - 井筒屋敷

2017-09-10 17:39:25 | 四国
引田の駅に寄ろうとしたところ、沿道に建つ「井筒屋敷 古い町並み」なる看板が目に留まりました。駅前にも地図入りの案内板が建っています。それを頼りに車を走らせると広い駐車場があり、車を降りて少し歩くと、白壁と板の腰壁を組み合わせた町並みが見えてきました。
かつては醤油の蔵だったという中庭のある建物が、見学できるように改装されていて、周囲にも古い商家が軒を連ねています。かつての郵便局だったという趣のある洋風建築も残り、ここが由緒正しき町なのが一目瞭然です。再訪に終始し新味に欠けた本日の活動にあって、一つでも新しい発見ができたのを幸いに思います。
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豊穣の四国を行く - 讃岐白鳥駅

2017-09-10 16:14:58 | 四国
そのようなわけで、峠を越えて白鳥に下りてきました。しかし、よくよく考えると高徳線の駅舎もことごとく北向きですorz
それでもやってきたのは、この先再び県境の峠に登ると、讃岐平野を一望する絶景が広がるからで、始めから晴れてくれればまずそちらへ行くつもりでした。しかし依然として空全体が薄雲に覆われ、これでは眺めも今一つと予想されます。運転には骨の折れる峠道ということもあり、このまま晴れなければ鳴門を回って帰ります。
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豊穣の四国を行く - 阿波川島駅

2017-09-10 14:48:17 | 四国
続いて訪ねるのは阿波川島駅です。繰り返すように、沿線は四国の中で最も多く走った場所の一つです。沿線のめぼしい駅も一通り訪ねており、今更という感があるのは事実なのです。しかし、これまでより少し早めに進行しており、以前訪ねたときに逆光だった駅がことごとく巡光になるという効果が出ています。この駅についてもしかりで、前回訪ねたときは日没間際で日が陰ってしまったところ、今回は正面から日が当たる好条件で記録に成功しました。
曇りがちだった空が晴れる場面が少しずつ増えてきたような気がします。しかし皮肉なことに、この先の駅舎がことごとく北向きで、晴れるとかえって撮影になりません。徳島線をたどるのはここまでにして、ここから峠を越えて瀬戸内海側に下り、あとは時間の許す限り高徳線をたどって徳島方面へ戻ろうかと考えています。
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豊穣の四国を行く - 西麻植駅

2017-09-10 14:14:35 | 四国
駅に寄りつつ西へ向かって移動中です。鴨島の一つ隣の西麻植駅を訪ねました。ホーム一本のみの駅ながらも半切妻の木造駅舎が残っています。その駅舎は駅前の道からわずかに高い位置にあり、正面から眺めると少しだけ見上げるような形となるため、正面からカメラに収めるにはお誂え向きです。大きな白い雲を背にした佇まいが様になっています。
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豊穣の四国を行く - 夏の名残

2017-09-10 12:07:24 | 四国
市街を後に徳島線の沿線を西へ下ります。紹介が遅れましたが本日の相棒はホンダフィットです。
結果論ではありますが、レンタカーを手配したのは早計だったような気がしてきました。というのも、依然として日が陰る時間が長く、時折晴れても期待していた晴天とはやや違うのです。昨日の京都の天候からして秋晴れを思い浮かべていたところが、雲の形は明らかに夏のそれです。四国といえば、西日本の中では例外的に車で訪ねた回数の多い地域であり、中でも徳島の頻度は愛媛と並んで高いため、狙い通りの快晴でない限り、汽車旅ならではの使い道を考えた方がよかったのかもしれません。
とはいえ、信州、北陸、京都、四国の順に下ってきて、西へ行くほど夏の名残が感じられるというのも、旅情があってよいものです。この時期ならではの発見を積み重ねることができれば、これでよかったと納得できるかもしれません。
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豊穣の四国を行く - はやし別館

2017-09-10 08:43:26 | 四国
昨晩世話になったのは「はやし別館」でした。今回反省すべき点の一つとして、早々と宿を押さえてしまったことが挙げられます。そうする必然性がないにもかかわらずです。今回は野暮用にかこつけての活動であり、日取り自体は早い段階から決まっていました。しかし昨日の結果からしても、徳島ではなく高松に泊まる余地はあり得たわけです。このような予期せざることが起きるからこそ、宿も列車もレンタカーも極力直前まで押さえない方針を貫いているわけなのですが、今回に限り早々と手配していたことで、昨日の終盤の行動が制約されてしまいました。
とはいえ、この宿自体は悪くない、いやむしろよい宿でした。和室で格安という条件が決め手になって選んだこちらの宿、一言でいえば六月に世話になった高知の「松栄第二別館」によく似ています。商人宿を勝手に想像していたところがそうではなく、政府登録の看板を掲げた観光旅館でした。実際に観光客で賑わったのは古きよき時代の話と見え、有り体にいえばうらぶれた旅館というのが実態です。しかし、古い宿に好んで泊まる自分としては、このような宿こそお誂え向きともいえます。
細部の造りに至るまでほぼ変わっていないのは、高知の宿と同様です。隅々まで手入れされており、古さより味わいが感じられることについても。昨晩は女将と思しきおばちゃんが、遅い時間にもかかわらず自ら出迎えてくれ、客室までわざわざ案内してくれました。ソファが置かれた窓際からは眉山の山頂が見え、なるほどここは観光旅館だと実感させてくれます。
日頃の手入れだけでこの状態を維持し続けるのは、改装するより骨の折れることでしょう。そして、ここまで維持してきたからには、今更改装するよりも、建て替えてしまった方が現実的なのかもしれません。それ以前に、年配の女将の跡を継ぐ人物がいるのかどうかも気になります。とはいえ、自分にとってはきわめて居心地のよい宿でした。末長く続いてくれることを願っています。
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豊穣の四国を行く - 二日目

2017-09-10 08:05:43 | 四国
おはようございます。結局昨日は投宿して汗を流すやいなや、そのまま眠りに落ちてしまいました。店の心当たりは複数あり、せめて中華そばだけでもというところではありましたが、その時点で腹具合も十分には戻っておらず、無理にいただいても仕方ないような気がしました。とにかく疲れていたこともあり、翌日に穴埋めする前提で、潔く撤退した次第です。
こうして臨んだ二日目ですが、何とも微妙な空模様になっています。朝焼けに喜び勇んでレンタカーを押さえたところ、その後次第に雲が増え、可もなく不可もない曇り空となってしまいました。依然として終日晴れの予報ではありますが、周辺の状況を映像で確認すると、薄雲が広がって日が陰りがちのところがほとんどです。ここから晴れる方向へ行ってくれれば狙い通りなのですが、このままでは先週の二の舞になりかねません。
こうなると、そもそもレンタカーが必要だったのかという考えが頭をもたげてきます。この程度の天候なら、中華そばだけいただいてから高松に戻り、琴電に乗るなどという使い道もあったでしょう。とはいえそれは結果論に過ぎません。レンタカーを奢った以上、持ち時間は余さず使い切るつもりです。
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