東京駅から一旦帰宅後、片付けと身支度を済ませて再び出発し、一日を乗り切って帰宅しました。始発の東北新幹線で戻ってくるという奇策は、北海道の滞在時間を実質一日延ばすための苦肉の策であり、それ自体積極的に選びたいと思うものではありません。これに対して「サンライズ」の場合、終着の直前まで寝台で休養でき、自宅に帰って一息入れることができるため、体力的、心理的には大分楽になります。当然ながら、その日のうちに帰るよりも疲れは残るものの、車での活動で深夜に帰着したときと比べれば、特に疲労が甚だしいというわけではありません。夜汽車の旅の楽しみは、翌日の疲れを補って余りあるというのが実感です。
昨夜の月は時間が経つにつれて天頂へと上っていき、翌朝目が覚めたときにも上空にとどまっていました。しかし、白眉だったのは何といっても瀬戸大橋からの眺めです。朧月が凪いだ水面を鈍く照らす光景は、夜汽車の旅の真骨頂でした。加えて印象的だったのが、須磨浦の海岸から泉州の方へ点々と続いていく大阪湾の明かりです。それらの車窓を目の当たりにして思ったのは、久々に瀬戸内海航路で九州へ渡りたいということでした。
北海道の鉄道の存続問題が現実味を帯びるに至り、近年は秋季の長旅を専ら北海道に注ぎ込んでいて、最後に車で九州へ渡ったのは五年も前のことになります。先日予告した通り、今季も北海道へ行く予定ではありますが、九州新幹線が長崎へ到達する前に、今一度現地の列車を記録しておきたいという考えもあります。直前の天候次第では、九州への振り替えも考えられないわけではないため、フェリーの手配は直前まで見合わせるつもりです。
昨夜の月は時間が経つにつれて天頂へと上っていき、翌朝目が覚めたときにも上空にとどまっていました。しかし、白眉だったのは何といっても瀬戸大橋からの眺めです。朧月が凪いだ水面を鈍く照らす光景は、夜汽車の旅の真骨頂でした。加えて印象的だったのが、須磨浦の海岸から泉州の方へ点々と続いていく大阪湾の明かりです。それらの車窓を目の当たりにして思ったのは、久々に瀬戸内海航路で九州へ渡りたいということでした。
北海道の鉄道の存続問題が現実味を帯びるに至り、近年は秋季の長旅を専ら北海道に注ぎ込んでいて、最後に車で九州へ渡ったのは五年も前のことになります。先日予告した通り、今季も北海道へ行く予定ではありますが、九州新幹線が長崎へ到達する前に、今一度現地の列車を記録しておきたいという考えもあります。直前の天候次第では、九州への振り替えも考えられないわけではないため、フェリーの手配は直前まで見合わせるつもりです。
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