駄日記

ゲーヲタの駄日記。好きなネタについてダラダラ書いてるチラシの裏。

外、外、中、中、昇龍拳!!

2006年05月25日 | レビュー・感想
今日のお買い物。

NDS Newスーパーマリオブラザーズ
PS2 ストリートファイターZERO ファイターズジェネレーション
PS2 つよきす~Mighty Heart~ 完全生産限定版
PSP 僕の私の塊魂 1980円

全部新品。

ξ゜⊿゜)ξ<つ、「つよきす」と「塊魂」は俺の買い物じゃないんだからね!

どーもウチの弟といい、友人連中といい、ニュー速VIPに毒されてて困るのですが。ウチの弟なんて、MH2の♀キャラの名前「ツン」ですよ。友人は友人でVIPでゲーム実況とかアホなことしてるのを見てるとめっさ泣けてきます。アンタ達に一体何があったの!!。・゜・(ノД`)・゜・。

さて、それはそれとして本日は『Newスーパーマリオブラザーズ』について書こう…と思ったんですが、一緒に購入した『ストリートファイターZERO ファイターズジェネレーション』が思っていた以上に気合いの入った移植だったので今日はそちらについて書きます。

というか書くしかねぇ。

…思わず隠し要素を軽くまとめた、「ストZERO FGデータベース」まで作ってしまいました。

まず移植度ですが、さすがに数年前の作品なのでさすがに詳しくは覚えてませんが、PS版では削られてたアニメーションパターン等もちゃんと収録されてますし、ストZEROのアーケードモードのドラマチックバトルではきちんと「愛しさと切なさと心強さと」が流れます。どの作品もガキの頃に遊んでたタイトルなので、あんまり詳しいこと覚えてないんですが、プレイ感覚も特にヘンってことはないです。ちなみにプログレにも対応してますんで、そこも嬉しいトコ。

ロードは最初に各タイトルを選択する時のみロードし、他のロード時間は皆無。HDDキャッシュにも対応しており、ロードに関するストレスは文字通りZERO。どの作品も基本的に「VS」「トレーニング」「サバイバル」「ドラマティックバトル」等のモードが収録されてます。モードがちょい貧弱かな…という気もしますが、極論をいえば、最終的にはトレーニングと対戦しかやることがなくなるんで、別にいいかな…と。家庭用ストZERO3のワールドツアーは楽しかったので、入れて欲しかったかなという気もしますけどね…。

で、ご丁寧にZERO3のアレンジモードとして「ストリートファイターZERO3アッパー」が収録されてます。一度「ストZERO3」をクリアするとZERO3アッパーが出現するのですが、元々、収録作品は「ストZERO」「ZERO2」「ZERO2アルファ」「ZERO3」「ポケットファイター」と公開されてたのですが、これは嬉しい。当然ながらDJやフェイロンなどが使えます。

他のタイトルも一度クリアしてアレンジモードを選択すると、
「ZERO2」→「アルファ2」
「ZERO2アルファ」→「ZERO2ダッシュ」

…と変化します。アルファ2とは海外版ZERO2のことで、これをベースに調整して逆輸入したのがZERO2アルファとなってまして、ZERO2アルファでは、俺もゲーセンで友人連中とドラマチックバトーに明け暮れる毎日でした。その原点を楽しめってってことでしょうか…。

そして「ZERO2ダッシュ」ですが、これはSSとPSで発売されていたストリートファイターコレクションに収録されていた「ZERO2アルファ」のコンシューマー移植バージョンのことです。ストリートファイターコレクションを持ってないので詳しいことは覚えてませんが、キャミィが使えたな…と記憶しております。

更に凄いことに、家庭用独自モードとして「ハイパーストリートファイターZERO」が収録されています。はっきりいってこのモード、メチャメチャ気合い入ってます。出現条件はアレンジモードを含めた各タイトルを1度クリアすること。その際オプションで設定は自由にして良いみたいです。

キャラクター選択後、「ZERO」「ZERO2」「ZERO2アルファ」「ZERO3」の中から性能を決定し戦うことが出来ます。選択出来るモードは「VS」と「トレーニング」のみですが、オプションで2P側のキャラをCPUに設定することが出来るので一人でも遊ぶことは可能。家庭用独自要素として、こういった集大成モードが存在したということよりも、追加されたISM群がとにかく凄すぎて失禁しそうです。

この追加されたISMを使用する方法は、ハイパーストリートファイターZEROでキャラを選択する際に、ノーマルやらマジやらのモードを選ぶのですが、その際にスタートを押しながらレバーを横にすると選択することが出来ます。

●クラシカル→赤S-ISM
一部キャラに新技追加。リュウに真・昇竜拳とか。
マーヴル系の演出などが入るマーヴルっぽいISM。
エリアルレイヴ、スーパージャンプはナシ。

●ノーマル→緑S-ISM
チェーンコンボとアドバンシングガードが使用可能。
ヴァンパイアっぽいISM。

●本気→青S-ISM
ブロッキングとスーパーキャンセルが可能。
ストIIIっぽいISM…というよりはカプエス2のP-GROOVEをちょっとイジったみたいな。

●サイキョー→桃S-ISM
スーパーコンボゲージ無し。
投げが6+(中or強)P。投げ空振り無し。
X-ISMより昔っぽいISM。

スト3が大好きな俺としては青S-ISMが嬉しい…のですが、X-ISMにブロッキングくっつけてみましたみたいな性能…かなコレ。3rdのブロッキングとは違ってタイミングは難しいし、有利フレーム少ないし…カプエス2みたいな駄目ブロッキングですかね…。でもやっぱブロッキングは面白いけどね。他は赤S-ISMが楽しかったりするわけなのですが、赤S-ISMの新技なんてガイが毅式転移使えたり、ダルシムが空中ヨガフレイム撃てたり、さくらが春獄殺撃てたりとか楽しすぎてもう。ベガは普通にファイナルベガになるし…。

これだけ収録されてて4800円です。今年購入した家庭用格ゲー移植のサービス度ではNo.1かもしれません。ストZEROシリーズのファンは買いなさい。今すぐ。カプコン格ゲーファンとして嬉しすぎる仕様が待ってます。古臭いとか言ってる未体験の格ゲーファンも騙されたと思って買っときなさい。これほど豪華な格ゲータイトルはそうそう出ません。

PS2版「ハイパースト2」はメモリーカードにセーブ不可だったりとか、ガイルにバグがあったりとか、かなり酷い出来らしかったのですが、今回はかなり見直しました。さすがにダブルアッパーのキャラは出ないっぽいですが、その理由は海外版のストZERO FG(※ちなみに海外版はストリートファイターアルファアンソロジーって名前だったっけか)と、PSPのダブルアッパーの発売日が凄い近かった為だったとかなんとか…。

残念といえば残念ですが、FGはアーケード版のコレクションみたいなモンなので別にいいかなぁ…と。俺、家庭用の追加キャラってあんまり使わない人だし…。そもそもあの追加キャラ連中は個人的に世界観が会わない気がするんでまあいいかな…って気もしますよ。マキとイーグルあたりはセーフだと思うけど。

ダブルアッパーはダブルアッパーでモードがいっぱいあるから欲しかったりもしますが、このファイターズジェネレーションが凄すぎてなんか霞んで見えてきたわ…。ヴァリアブルバトルとワールドツアーはやりたいんだが、PSPはボタンと方向キーがクソだから、家庭用で、スティックで動かしたいってのはちょっとだけあったかもなぁ…。カプコンから言わせりゃ「PSP版も買ってくれよ」ってことなんだろーけど…。

…さて、とりあえずファイターズジェネレーションの評価を言わせてもらおう。

買い。

ぶっちゃけ、ここまでサービスしてくれるとは思わなかった。基本的に「VS」と「トレーニング」ぐらいしかつけてくれないようなカプコンなのに、今作では単純に考えて9種類分のゲームで遊ぶことが出来る。

・ストZERO
・ZERO2
・ZERO2アルファ
・ZERO3
・ポケットファイター
・アルファ2
・ZERO2ダッシュ
・ZERO3アッパー
・ハイパーストリートファイターZERO

スト3サードとかだと、今更ゲーセンデビューするにも敷居が高すぎるし、家でやる分には、このFGでドラマティックバトルとか、オリコンで馬鹿コンボやったりして皆でワイワイ楽しんだ方が絶対楽しめると思う。様々な項目をイジくれるシークレットオプション(※オプションを選択する際にR2を押しながら選択)も細かいところまで設定出来て至れりつくせり。格ゲー苦手なライト層にも、ストZEROやポケットファイターなど比較的シンプルに遊べるタイトルが揃っている。ZEROはゲームスピード遅いし、CPUもそんなに強くないから楽しく遊べるだろーしさ。凄いよ?コレ?

とにかく、ストZEROシリーズのファンは買おう。絶対に買おう。ゲーセンにおいて、格ゲーをはじめとするビデオゲームが相当流行ってて、対戦という行為が日々行われていたあの頃。ZERO2やZERO3は、今やってもその当時の熱を感じられるタイトルであると思います。…さすがにもうSS版ZEROやZERO2引っ張り出すのはキツイですしね…。くどいようですが、カプコン格闘ゲームの気持ちよさが詰まったタイトルですよ。コレ。

…つーか、あの頃、今のビデオゲーム市場がこんなに冷え込むとは思わなかったよ…。ガキの頃のことながら未だに脳裏に焼きついて離れない情景があるんだが、スト2とかスト2ダッシュの頃は本当にゲーセンに人が溢れかえってたし、本当に街中至るところにNEOGEOの筺体が溢れかえってた。書店の外とかにすら置いてあったような時代が確かにあったんだよ…。今じゃ大型ゲームがゲーセンのインカムの大多数を占めるようになるなっちまったからなぁ…。時代は変わったよ。ホントに。

…そして、未だにZERO3リュウの「滅・昇龍拳」が安定して「真・昇龍拳」になりません…。orz