Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

夜咄茶会2016

2016年12月23日 | 茶道
水曜日。ことしも夜咄茶会に参加させていただきました。

朝から「今日はママといっしょにお茶会に行こうね」と言われた子ども。嬉しくて、おじいちゃんに「おじいちゃんと公園行こうか」と言われても「いかない。ママとお茶会にいくの」とお茶会に専念し、ママさんが家の中を移動していると置いて行かれないようについて歩いていました。
お昼寝もしなかったのに、電車の中で寝ただけで、解散までご機嫌でがんばりました。

ことしは私の準備がバタバタ
甘酒のことをすっかり忘れており、味噌汁用に溶いてあった1年もので色の濃くなった酒粕をタッパに移し、ビニール袋に砂糖を、小鍋とお玉をそのままで、手提げに突っ込みました。
冷蔵庫に残っていた豚コマで、朝、チンした肉団子と、火の前につききりでいられずカラメル色になってしまったカブのレモンバター蒸しを、どうにか持参しました。
飾り道具などはすべて先週持ち込み済で、料理だけ。それでも寝た子をかついで大手町の乗り換えは重かった。。。。

半東さんがおいなりさんを買ってきてくださり、どうにか点心も形になりました。
 







先輩が、ほの暗いろうそくの明かりの中でお点前。
この雰囲気、ろうそくの火を背景にあがる白い湯気。
何回みても、「ほーっ。」と見とれる風情があります。


子ども、お茶会で、とにかくご機嫌です。
まだまだ集中力は持続しませんが、敷居の前で扇子を握りしめて「入っていい?」とお辞儀をし、パパさんにくっついてお床の前に座っていました。
さすがに濃茶は飲めないので、そそっと、それでも給仕口として出入りした場所のふすまから、出たり、入ったり、あまり大声で騒がず、ママのところにきて「コーキまだお茶飲んでないの。。。」と言いました
特別サービスで薄めのお薄を、フライングサービス。
薄めに点てたお薄をしっかり1服、いただきました。








主菓子は空也さんの黄身瓢。おいしかったーーー
干菓子は鶴屋吉信さんの「White Christmas」。思わず雪のような口解けかと思い込んでいましたが、しっかりとした固さのお干菓子でした。こちらもおいしかった。




ことしも、ふだんと違う時間が流れる夜咄、楽しませていただきました。
このお茶室での夜咄茶会は最後!?!? でも、そんなことも忘れて、ほんわかしました。

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