Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

蓬莱

2010年02月17日 | 茶道
お稽古場に、新しいお茶入れのお目見得です。
茄子茶入「蓬莱」。

これまで、肩衝型、鶴首型、平茶入型のお茶入れがいくつかあってそれでお稽古してきましたが、茄子型が加わります。
方盆で大名物のお点前で使いおろしをさせていただき、硯屏の復習でも使わせていただきました。

少し扱い方が違うので戸惑いましたが、左手の平に受けてもかわいい、お盆に置いてもかわいい丸さです。お仕覆も春らしく、お茶入れの扱いがとてもいとおしい雰囲気となりました。



お菓子は、羊羹と、湯せんべいと、お稽古仲間の方からの差し入れ、九重本舗さんの「霜柱」

このお菓子も季節柄ですね。
今年は初冬が暖かくてあまり霜柱も見ませんでしたが、こちらは立派な霜柱です。
伊賀のお菓子器ともとても映えます。ちょっと遅くなってしまいましたが、師走ごろならとても季節感のあった風情ですね。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
霜柱 (赤坂 うさぎ)
2010-02-18 23:39:55
最近とんと見なくなりましたね。
霜柱はどこへ行ってしまったんでしょう?
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蓬莱? (お茶仲間)
2010-02-19 11:11:12
お見受けするところ高取焼きの茶入れのようですね。何故、蓬莱という銘なのでしょうか?蓬萊は、古代中国で東の海上にある仙人が住むといわれていた仙境のうちの1つとされ、道教の流れを汲む神仙思想のなかで説かれるものですが・・。その山に見立てたのでしょうかね。
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地面 (ぴんくこあら)
2010-02-19 13:26:04
赤坂うさぎさま
そうですね、ほんものの霜柱がなければ、お菓子の季節感もつまりません。
最近は霜柱が立つような「地面」を、そもそも見なくなりましたものね~。
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仙境 (ぴんくこあら)
2010-02-19 13:48:49
お茶仲間さま
さぁ、なぜ蓬莱なのでしょう? 箱に銘が・・・(笑)。
でも手に取り扱うときの心持は、一種の仙境かもしれません。
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