ことしの辰は、だんなさん所蔵の絵から、壷の絵の龍です。一部を切り取ったのではなく、これが絵の全体です。陶芸家の富本憲吉さんの絵なので、壺の絵ですね。
いい壷ですねぇ。ふっくら、形もいいし色も柔らかそうな白に見えます。そこに柔らかくのびやかな龍、楽しそうです。雨龍でしょうか。
短歌は土岐善麿から。
土岐善麿には次の歌もあるようです。
新しき 年のはじめに 祈るらく
世界はみたび 戦ふなかれ
あまりに情勢がはまりすぎて、年初につらくなりそうです。それで、以前いちど使ったことのある短歌ですが、こちらを採りました。
恒例12年前の年賀状。
若冲の「雨龍図」の一部を使いました。
和歌は与謝野晶子から。
元旦も 二日も同じ 炉のほとり
君がかたへに 春を寿ぐ
年賀状がだんなさんと連名になったのは、この年からだったと思います。
書も、丸く、丸くを意識していますね。
与謝野晶子といえば、恋の歌と、反戦の歌ですね。あつき血潮にふれもみで、と、君死にたまふことなかれ、で有名です。
(最近はそれだけではないと見直しの機運もあるようですが。)
元旦も二日も同じ炉のほとり 君がかたへに。
12年前は恋の歌と思って、連名の年賀状の思い入れで選びました。
12年経って、これも反戦、あるいは平和を祈る歌でもあるかもしれないと思う時代になってしまいました。お正月を、君と同じ炉のほとりで祝う。それだけのことが幸せである現実です。
さて24年前の賀状。
和歌は窪田空穂
新しき 年立つけふを 廣き見ん
遠き望まむと 家出つ我
24年前の辰年は2000年でした。
またとない区切りの年でしたから、前途に大きい広がりや発展を感じさせる歌を選びました。
このころ仕事も全社的なシステム構築に関わっていて、がんばっておりました。字がツンツンはねています。
オヤ辰年は近代短歌が続いていますね。
絵ももっぱら雨龍ですね。お正月には、鋭い爪の龍よりも爪はなく楽しそうな表情の雨龍を選んできたのでしょう。
いい壷ですねぇ。ふっくら、形もいいし色も柔らかそうな白に見えます。そこに柔らかくのびやかな龍、楽しそうです。雨龍でしょうか。
短歌は土岐善麿から。
土岐善麿には次の歌もあるようです。
新しき 年のはじめに 祈るらく
世界はみたび 戦ふなかれ
あまりに情勢がはまりすぎて、年初につらくなりそうです。それで、以前いちど使ったことのある短歌ですが、こちらを採りました。
世界各地での地震、噴火、異常気象、山火事… 人間同士で争っている場合ではないはずなのですが…。
恒例12年前の年賀状。
若冲の「雨龍図」の一部を使いました。
和歌は与謝野晶子から。
元旦も 二日も同じ 炉のほとり
君がかたへに 春を寿ぐ
年賀状がだんなさんと連名になったのは、この年からだったと思います。
書も、丸く、丸くを意識していますね。
与謝野晶子といえば、恋の歌と、反戦の歌ですね。あつき血潮にふれもみで、と、君死にたまふことなかれ、で有名です。
(最近はそれだけではないと見直しの機運もあるようですが。)
元旦も二日も同じ炉のほとり 君がかたへに。
12年前は恋の歌と思って、連名の年賀状の思い入れで選びました。
12年経って、これも反戦、あるいは平和を祈る歌でもあるかもしれないと思う時代になってしまいました。お正月を、君と同じ炉のほとりで祝う。それだけのことが幸せである現実です。
さて24年前の賀状。
和歌は窪田空穂
新しき 年立つけふを 廣き見ん
遠き望まむと 家出つ我
24年前の辰年は2000年でした。
またとない区切りの年でしたから、前途に大きい広がりや発展を感じさせる歌を選びました。
このころ仕事も全社的なシステム構築に関わっていて、がんばっておりました。字がツンツンはねています。
オヤ辰年は近代短歌が続いていますね。
絵ももっぱら雨龍ですね。お正月には、鋭い爪の龍よりも爪はなく楽しそうな表情の雨龍を選んできたのでしょう。
すごいですね。
お似合いの夫婦だなぁ。
そうなんです、ここ10年くらい、基本、<旦那さんの所蔵作品からの絵+私の書=二人からの年賀状>を心掛けています。
が、時々「そんな動物の絵はない!」とか、どうにも賀状になりにくい絵しかなかったりすると、著名な作品をアレンジして使わせていただいたりしております★
年賀状に入れているQRコードにアクセスしていただくと、オットのブログにもアクセスしますので、ぜひ♪