トリクルダウンは無責任

自民党などが言っている「トリクルダウン」という言葉、ココ(ウィキペディア)をみると
トリクルダウン理論の考え方によれば、投資の活性化により、経済全体のパイが拡大すれば、低所得層に対する配分も改善するというはずである。
とのことです。さらに
しかし、現実にはパイの拡大が見られても、それは配分の改善を伴わず、国民全体の利益としては実現されない。「富が低所得層に向かって徐々に流れ落ち、国民全体の利益となる」はずであったものが、一部の富裕層の所得の改善を持って「経済は回復した」ということにすりかえられているに過ぎない、というものである。
という批判があるとのことです。
この批判にとても共感します。
解散に際しての発言やテレビ討論などを見ていると、自民党と公明党は政権についてきて、格差と貧困を広げた自覚や反省がないと思います。
自民党ビラを見ましたが、"責任を持ちます"と書いてある。しかし、トリクルダウンができればうまくいく、というような言い方でしのいでいるようにみえて"無責任"ではないかと思うのです。

そこから…
「税金は所得に応じて」という税金のルールを求めているのは？
消費税増税に財源を求めずに大企業・大資産家減税を改め、軍事費・米軍への思いやり予算というところに求める政党は？
労働者派遣法の改悪や後期高齢者医療制度に反対を貫いた政党は？
雇用・医療・子育て・平和、など様々な分野で国政でも地方政治でも国民苦難軽減の主張、実際に行動もしている政党は？
企業団体献金を受けとらず、政治とカネをめぐる問題で清潔な政党は？
を考えてみる、つまりは日本共産党を考えてみてほしいと思います。