男が命の危険を感じると種の保存の本能が働いて、無性にエッチしたくなるってきっと本当なんだろうなって・・・。
命の危険ってほどじゃないけど、不安に駆られた時とか・・・なんか分かる気がします。。
作監の山中正博さんが、随所で自ら原画も担当してくれて、後半の追っかけシーンなども粘り強く抑えてくれました。シリーズ中でも屈指の戦闘シーンを仕上げくれたのは、信田ユウさんの情熱演出、前半妙によかったのが、OPでピアノのカットをやってくれた佐々木美和さんの原画で、チズが上着を着る芝居など、色っぽかったな。彼女曰く「コンテがかわいく描いてあったから」とのことですが、そのコンテの直しを手伝ってくれたのが、柳沼和良さんです。他にも戦闘シーンなど柳沼さんの手でグレードアップした感じです。
このようにスタッフの助けがあってこそ、私も自分のこだわりを守れるというものですが、今回ほんとに抑えられてよかったと思うのが、カコのお母さんのカット。
カコの姉「功にあんな友達いたんだね」
母 「・・・そうね」
と言うところ。ありがちなのは、ここでお母さん喜んで笑顔になる、で、実際声優さんもテストでは、笑みを浮かべたイメージの芝居でしたが、駄目出しして、ただただ驚いているという声にしてもらいました。
ちょっと猫の恩返しのラストにも通じます。ハルが煎れた紅茶の味に驚く母の声を、嬉しげな声に音響監督の林さんは演出しようとしましたが、私はそれを説き伏せて、ただ驚いているだけの芝居にしてもらいました。
こういうことが連続すると、自分は温かい親子関係というものが苦手なのかな?と我が身を振り返ります。親子関係のマイナス面や、自分が知らない子供の姿にただ驚く親というものに、妙に思い入れしてしまうのは私の癖でしょうか?
鬼頭原作は、親子の関係にものすごくこだわったエピソードばかりで、アニメ版ではとても追い切れずかないませんが、今回ささやかながらこだわってみました。
父親不在の、気弱なあの母親だからカコは弱虫に育ってしまう。親が支えてやらないと、子供は戦えないという構図です。結果、カコは弱り果て、自らの性欲に呑み込まれ、命を落としてしまうというわけです。
実は、次回のチズも、親に守ってもらえない不安を抱えた少女、とアニメ版では設定してます。
危険な状況の中で男の性欲が増すというのは分かるとして、女の子の場合はどうなんでしょう、ね?
命の危険ってほどじゃないけど、不安に駆られた時とか・・・なんか分かる気がします。。
作監の山中正博さんが、随所で自ら原画も担当してくれて、後半の追っかけシーンなども粘り強く抑えてくれました。シリーズ中でも屈指の戦闘シーンを仕上げくれたのは、信田ユウさんの情熱演出、前半妙によかったのが、OPでピアノのカットをやってくれた佐々木美和さんの原画で、チズが上着を着る芝居など、色っぽかったな。彼女曰く「コンテがかわいく描いてあったから」とのことですが、そのコンテの直しを手伝ってくれたのが、柳沼和良さんです。他にも戦闘シーンなど柳沼さんの手でグレードアップした感じです。
このようにスタッフの助けがあってこそ、私も自分のこだわりを守れるというものですが、今回ほんとに抑えられてよかったと思うのが、カコのお母さんのカット。
カコの姉「功にあんな友達いたんだね」
母 「・・・そうね」
と言うところ。ありがちなのは、ここでお母さん喜んで笑顔になる、で、実際声優さんもテストでは、笑みを浮かべたイメージの芝居でしたが、駄目出しして、ただただ驚いているという声にしてもらいました。
ちょっと猫の恩返しのラストにも通じます。ハルが煎れた紅茶の味に驚く母の声を、嬉しげな声に音響監督の林さんは演出しようとしましたが、私はそれを説き伏せて、ただ驚いているだけの芝居にしてもらいました。
こういうことが連続すると、自分は温かい親子関係というものが苦手なのかな?と我が身を振り返ります。親子関係のマイナス面や、自分が知らない子供の姿にただ驚く親というものに、妙に思い入れしてしまうのは私の癖でしょうか?
鬼頭原作は、親子の関係にものすごくこだわったエピソードばかりで、アニメ版ではとても追い切れずかないませんが、今回ささやかながらこだわってみました。
父親不在の、気弱なあの母親だからカコは弱虫に育ってしまう。親が支えてやらないと、子供は戦えないという構図です。結果、カコは弱り果て、自らの性欲に呑み込まれ、命を落としてしまうというわけです。
実は、次回のチズも、親に守ってもらえない不安を抱えた少女、とアニメ版では設定してます。
危険な状況の中で男の性欲が増すというのは分かるとして、女の子の場合はどうなんでしょう、ね?
命の危険を感じると排卵しやすい、という話は聞いたことはあります。
そのせいで、襲われたりした時には妊娠しやすいとか。
やっぱし、男も女もそういうところは同じでしょうか。
さきほど6話まですべて視聴させていただきました。
なかなか興味深い内容でした!
身体の危険と性欲の関係については、あまり分かりませんが、戦時中の出生率上昇や、旧日本軍の神風特攻隊などのエピソードなどでは、確かにそういう傾向があるかもしれないと思います。
内容については決して明るい印象ではないですが、森田さん、どこかしら哲学者気質というか、あえて思考実験しながら作られている印象を受けますね? 討論・議論好きな方かとお見受けしました。しかもかなりチャレンジャー気質のある方ですね…。
今後も、ぜひ頑張ってくださいませ。
視聴率に関しては、あまり気になされなくてもいいかと。ネット視聴(笑)や録画視聴の方も多くいらっしゃるご時世ですし、そういうのは数字に出ないですから。
ちなみに、ネットの某所(笑)ではもうOPの再生数が2万回超えてますし、本編観た人のコメント率もかなり高いみたいです。誰もが何かしらコメントせずにはおれないようですね…。
早速本題ですが先ほど6話視聴させていただきました。
自分的には原作のぼくらのの中ではダイチとマキ編で泣き、カコとチズ編でえっ!と息を呑まされたものですが、まず聞きたいのはやはりあのナイフで××ってのは放送コードにひっかかるので諦めざるをえなかったのか?それともそういう縛りがなかったとしてもこの話を選択さてたのかな?ってことです。
いままで戦った子供は基本的な性格という点では踏襲していると感じるのですがことチズに関してはかなり印象が違うというかいわゆる唯の普通の中学生にしか思えないのです。
これは原作のイメージが強いってのがあると思いますが逆にいうとアニメでのチズにそこまでの魅力を感じることができない・・・(まだ7話がまだなので早急だとは思いますが)。監督はアニメでのチズというキャラクターを原作とは完全に別物と捕らえているのかお答えいただければ幸いです。
「ペンギンは出ないのか?」
と
「ピカピカだなぁ」
だと思います!
自分の中で佐々見さんのキャラが固定した回でした
冒頭に出てくる吉川(?)博士は、やっぱりカンジの母親でしょうか?
顔似ているような感じがします
でしたorz
連投失礼しました...
森田監督、いつも素晴らしい作品と興味深いブログを拝見しています。
私は原作未読で「ぼくらの」を視聴しており、アニメを最終回まで見終えてから原作を読もうと考えています。
サンテレビの放送では6話で「ぼくらの」DVDのCMが初めて流れました。短いけれど、子供たち一人ずつの映像に意味深な単語が被さっていて、印象深いCMでした。ますます今後の本編の展開に関心が強まりました。
応援しています。今後とも監督をはじめスタッフ皆様、お体にお気を付けください。ではまたお邪魔します。
現実には後者の方が得してる事の方が多いんですよね。何も発言しない人間が好かれて、みんなの為に発言した者がバカをみるって事が・・・それが今回のカコ君の死に方にも繋がるでしょうかね?逃げだした報いというか、
ワク君は一番初めに死んだと言っても勝利の美酒の酔った中で死ねたのでカコ君よりは幸せだったかもしれないですね。これからもみんな何を思い、考えながら死に向かっていくのか楽しみに観させて頂きます。(いや、死ぬのを楽しみにしちゃいけないのだけど(笑))
P.S.ジアースに転送される時にテレビの砂嵐みたいな映像が流れますがあれはどういった意味なんでしょうか?バーチャルの世界に入っちゃうとかですかね?
正直、ダイチの話が一番共感しやすい面が強かったので、視聴者を繋ぎ止める「押さえ」として使うのが効果的かな?と思っていたのですが。
ウシロへの指標の意味を持たせるのかな?とか、ダイチの行動にもっと「深み」を持たせるためにあえて後回しにしたのかな?などとつい勘繰ってしまいます。
でもそういう「深読みの楽しみ」ができるアニメに出会うのは久しぶりなので、毎週愉しみに観ております。
これからも頑張ってください。
カコ/チズシリーズ、大変面白く見ています。
原作とはまた違った性格のチズが今後どのように活きてくるのか、非常に興味深い展開でした。
今回のチズの部屋のシーンは、細やかな仕草と表情がアニメーションの醍醐味という感じで非常に素晴らしく、それによってアニメ版のチズのキャラクターがよく表現されていたように思います。