(画像は、後に同じ場所を桜の頃に走った様子です)
自転車を購入してから、2度目の足慣らしです。
快晴ではないのですが、暑すぎることなくちょうど良い気温です。
前回は荒川サイクリングロードでしたので、今度は見沼代用水に沿って見沼ヘルシーロードを走ってみる事にしました。
国道16号の北側で、さいたま市岩槻区の土地改良記念碑のあるところから見沼代用水に沿って北上してみる事にします。
「水と緑のふれあいロード」と呼ばれている様です。
この「見沼代用水」、2019年の9月にインドネシアのバリで開催された国際かんがい排水委員会(ICID)国際執行理事会で、「世界かんがい施設遺産」として登録されたそうです。
一体、この用水路の何が素晴らしいのでしょうか?
どんどん北上しますが、ずっと田んぼの広がる景色で、代用水の左右に自動車も通れる道と自転車と人だけの道が桜並木と並行して続きます。
10キロ位走ったところで、一旦、水路が途切れてしまいます。
水路がプツリと途切れているのですが、水はどこから流れてくるのでしょう。
青い堰があるのですが、水は勢い良く流れ込んできています。
行きどまった水路の向こうには元荒川が流れています。
元荒川を渡る常福寺橋で、夫が「ちょっと位置を確認してみる」と周囲を見渡しながら渡りました。
とその時、立ち止まった私の前を、橋の向こうから自転車で来たこちらの女性が
「見沼用水はこの川の下を流れてるんだよね~」と言って通り過ぎました。
「川の下」って???
画像の左端の対岸に見える青い堰が行き止まりの部分ですが、元荒川から水が流れ込んでいる様には見えません。
橋を渡ると、また代用水が桜並木と共に続いています。
交差している元荒川など無かったかのように・・・。
川の反対側の代用水も、堰があり、行きどまっているのに流れています。
しかし、元荒川との水位は全く違っていますので、元荒川に流れ込んでいる様にはありません。
説明を探してみますと、
「柴山伏越」というのですね。
元荒川の川底を見沼代用水がくぐっている!?
江戸時代に木製の樋菅を使って、サイフォン方式で!?
Googleでの画像ですが、赤い矢印の部分が、見沼代用水の行き止まり部分です。
両者は、川底をとおる水路で、サイフォンの原理で水が通り抜けていたんですね。
江戸時代に、サイフォンの原理が分かっていたのでしょうか。
ちなみに、今回は行っていませんが…、
今回と逆方向に行くと、「見沼通船堀」(国指定史跡)というものがあります。
それは、見沼代用水と芝川とを結ぶ閘門式運河で、両者の水位が違うためにパナマ運河と同じ様に、2か所の関を作り、水位を変えながら船を通したのだそうです。
江戸時代に、水位の違う川を船で行き来する方法が考えられていたのですね!!
これで、「世界かんがい施設遺産」として登録されたというのも、納得できます☆彡
菖蒲まで来たところで、サイクリングロードが少し途切れます。
今日は、このあたりでよいかな~。
菖蒲の以前の町役場、今は合併して久喜市の支所となっているのでしょうか。
建物の周りにはラベンダー畑が広がっていますが、季節としてはまだ早いようです。
菖蒲、アヤメ、ラベンダーなどのブルーの花が咲く街なのですが、今年は新型コロナウィルスの影響でイベントは中止です。
ショッピングモールである、モラージュ菖蒲に立ち寄り、一休みしてから帰路に就くことにします。
中に入るときは、マスク着用です!!
クレープのお店は、椅子が取り払われていて、テイクアウトのみになっています。
久世福商店の、
の「和ジェラート」!!
これ、これ!!
和ジェラートを頂いて帰ることにします(⋈◍>◡<◍)。✧♡
本日の走行距離は、自宅から約46キロです。
2度目の足慣らしとしては、ちょうど良い感じです(^^♪
最後に、かなり余談ですが、蓮田市の辺りで 「水と緑のふれあいロード」から少し幹線道路を行くと、こんな場所がありました。
この部分です、建物の前を避けて通りました・・・。
横を通ると近道なんです。
ちょっと怖いのですが、気になります"(-""-)"
※追記
後に、桜の季節に同じ道を走りました。
やはり、桜の頃が良いと思いましたので、
以下はその時の画像です。