やっと念願かなって、鳥取県三朝温泉近くにある投入堂に行く事が出来ました!!
誰も近づくことの出来ない断崖絶壁に作られたお堂で、「日本一危険な国宝」らしいです。
参拝途中の怪我人、遭難者も多数、確かに「日本一危険な国宝」です~(O_O)
では、まず駐車場から。
橋を渡ると、大きめの駐車場があります。
駐車場からは、歩行者用の近道がありますので、こちらが便利です。
鳥が・・・置物ですから!!
上がったところで、のぼり旗の有る方、左の階段を上がります。
上がったところで、入山志納金の400円をお納めします。
こちらのお札を頂きます。
ここで、「縄がけ」や「わらぞうり」を販売していることをチェックしておきます。
なぜか~???
本堂から裏の登山受付所まで行くと、途中で住職が登山者に説明をされています。
鎖場までが一段落、そこから先にいくつかお堂がある、
鐘は経年劣化していますが良い音が響きますので是非ともと。
ここで、ひと組づつ安全のチェックを行います。
靴の裏側をチェックして、
NGな場合は販売している「縄がけ」や「わらぞうり」に履き替えればOKですって!?
「縄がけ」は有効そうですが、「わらぞうり」って鼻緒で痛くなりそうですが!?
のちに、不合格となった靴が置かれていました。
こちらの方は、「縄ぞうり」を履いて行かれたのでしょうか?
死傷者続出のため、警察からの指導により2人以上でなければ入山できません。
住職の言葉が、後で響きます。
「ここは、富士山よりもキビシイですよ」
「遭難すればヘリコプターで輸送して楽に降りられますよ、
但し、そのときは意識があるかどうか・・・」
「小学生から登れます、上は上限がありません、その方次第です」
「同じ道を降りてくると言うことも考えながら、お上り下さい」
エライところに来ちゃったのでしょうか!!!
ここで入山許可を頂き、800円の投入堂参拝登山料をお納めすると、
こちらのタスキ状の袈裟である輪袈裟(わげさ)を渡して下さいます。
こちらの木戸を通って、出発です~♪
いきなり、初っぱなから崖上り状態となります。
私は、受付で購入した軍手をはめましたよ。
「カズラ坂」ですって?
すでに、ずっと続いてますけど~?
ずーっとね。
いきなり、建物の櫓が現れて、くさり場ですか~!!
上がったところは、絶景のあるお堂でした。
コワイけど、一周できます~(>_<)
文殊堂ですって。
次は、建物に沿って鎖が・・・。
地蔵堂ですか、ここは、下山時に裏を通りますので景色はそのときにね。
鐘楼堂で、鐘をついて進みます。
合掌、一つき、合掌・・・。
牛の背・馬の背と言われる歩きやすい場所ですが、両側は深い谷ですから!!
観音堂の裏側を「胎内くぐり」ですって。
くぐった先には、やっと、(☆。☆)
なそれにしても、なぜ、こんな場所に作られたのでしょう?
1300年前に建てられたそうですが、建立方法は今も謎のままです。
お寺の言い伝えに寄りますと、
雲三年(706)に、役行者が蓮の花を散らしたところ、その一弁がここに落ちたので、
ここにお堂を建て修験の行場としました。
法力を用いて、お堂を手のひらに載るほど小さくして、
大きなかけ声と共に断崖絶壁の岩窟に投げ入れたのだそうな。
それが「投入堂」の名前の由来となりました。
それはさておき、
「同じ道を降りることをお考え下さい」って!?
下山道は、上りと少し違う場所もあります。
お堂の裏側へ、鎖を使ってやっと滑り降りたと思ったら!!
もっと続く、下り専用の鎖場があります。
左右2箇所有るのですが、どちらも足を掛けるところも無いツルツルの岩場です。
上はツルツルの岩場ですが、下の方はある程度は足を掛ける事が出来ます。
降りてきて、宝物殿も入館することが出来ます。
しかし、あまりにも汗だくなので神聖な場所に入るのが気にかかりましたので、
今回は割愛致しました。
すぐ近くの、三朝温泉依山楼岩崎でゆっくりとくつろぐことに致します。
ところで!!
すぐ近くに倉吉という街があります。
この、倉吉では映画のロケが行われています。
白壁土蔵群は、昭和30年代という設定らしく、風景を再現させるための工事も行われています。
それで、それで!!
最初からずっと後を追うような形となった、黄色いウエアの方にご注目下さいませ。
なんと、その映画の主役の方じゃ有りませんか!!
「半沢直樹」とか、「麒麟がくる」とか出演された方!!
ニブイ私は、最後の最後に気づいたのでございました~♪
投入堂公式HP : 三徳山三佛寺|三徳山 公式ホームページ