枚方市長選挙の特別番組

　きのうは枚方市長選挙の特別番組に出演。キャスター陣５人が勢揃い！全員が同じ番組に出演するために集まるのは今回が初めて！「K－CATほっとニュース」がスタートした１年半前に番組宣伝のCM撮りや写真撮影で揃って以来だ。お酒の席では年に３、４回顔を合わせるが、仕事で集まるとなんとなくいつもと違う感じになる。特に僕は、毎回お酒の勢いを借りて暴れまわっているので、シラフでは何１つおもしろいことも言えず無口になってしまう。

　さて、今回の選挙特番では開票所からの中継リポーターを担当した。選挙番組の生放送は、衆院選、参院選を含め、これまで１０回以上経験してきたが、やはりオンエアのあとは反省ばかり。開票所や候補者の事務所など、その場所にいるからこそわかる情報をうまく伝えなければいけないのだが、事前に調べた内容を話そうとしてしまい、現場の雰囲気や状況の説明がやや足りなかったように思う。準備はもちろん大切だが、生放送、生中継で伝える意味をもう一度しっかり頭に叩き込まねば。

　帰りの電車の中で反省をしていると急に疲れが出てきた。いつから休んでいないのか数えてみたが、途中でむなしくなってやめた。世間は３連休かぁ。今度の日曜が今月３回目の休み！みのもんたを見習おう。あんなに忙しくても黒い肌を維持しているではないか。僕もあの黒さを！いや違う。黒さをめざしているのではない。もんたぐらい稼げたらいいなぁってことだ。中継のとき、プロデューサーのNさんは「黒いなぁ。なんでそんなに黒いん？」と言いながら何度も照明を調節してくれた。ひとまず、めざしてはいない黒さだけはもんたなみだ。もっと黒くなれば、収入ももんたなみに？だから違うって。

　久々の休日まであと５日。走り続けるぞ！

初秋の明日香

　ヒガンバナ。毒々しさと名前になんとなく不吉さを感じ、幼い頃は好きではなかった。でも、いつからだろうか？夏から秋への季節の移ろいを知らせてくれるこの花に愛着を持つようになった。

　美しい里山の風景が広がる奈良県明日香村の稲渕地区。棚田には、例年よりも４、５日遅れてヒガンバナが姿を見せはじめた。先週土曜の時点では、過去３年間この時期に訪れた中でいちばん花の数が少なかった。あれほどの残暑だ。仕方あるまい。それでも、きちんと顔を出してくれたことがなによりうれしい。例年に比べ数は少ないが、その分、鮮やかな赤が際立っているように感じられた。花のピークは今週末。稲穂が実りトンボが飛び交う棚田は、１年でもっともにぎやかな季節を迎えた。

大台ケ原

　先週金曜日、大台ケ原でロケ。好きです、大自然！

　この景色は日出ヶ岳の山頂の手前にある展望台からの眺め。駐車場のあるビジターセンターからは徒歩およそ３０分。

秋場所に合わせ相撲サイズ

　午後4時。ロケが終わり遅めの昼食。向かったのは、「町屋カフェ ベビーフェイス田原本店」。

　注文したのは４人～5人前というスモウレスラーサイズのパスタ。

　身長１５９センチのＡＤゴエと比較してみた。

　スモウレスラーサイズ（４～５人前）のパスタが２種類。同じくスモウレスラーサイズのピラフが１種類。そしてレギュラーサイズ（２～3人前）のオムライス。計算してみると14人前～１８人前にもなる４品がテーブルに揃った。これを4人で食べた。

　特に苦しむこともなく、ご覧の通り完食！

　仕事は半人前、体もスモールサイズ。でも食べることだけは4人前でもへっちゃらのゴエ。

「まだ食べられますよ」という余裕の表情。いっぱい食べていろんな意味で大きくなろうね。

強い押しは苦手です

　命の次の次ぐらいに大事なロレックス（GMT-MASTER Ⅱ）の時計。買ったお店できのうクリーニングしてもらった。この夏の暑さでステンレスの部分がギトギト、ベタベタ。機械で洗浄してもらうと新品のようにきれいな輝きを取り戻した。さすがはロレックス！思いきって買った判断は間違いじゃなかった。（２４回ローンですけど何か…）

「３ヶ月に１回ぐらいはクリーニングした方がいいですよ」

　４０代ぐらいの女性の店員さんはクリーニングが終わるのを待つ僕にやさしく声をかけてくれた。クリーニングは無料だ。できれば僕も頻繁に時計をきれいにしてもらいたい。でも１つやっかいなことがある。それはクリーニングが終了するまでの間、店のいすに座って店員さんのセールストークを聞かなければならないことだ。それが苦痛に思えて、僕は３年に１度しかこの店に立ち寄らないことにしている。

　きのうもセールストークを嫌な顔をせずにうまく聞き流すことだけを考えながらいすに座っていた。時計を洗浄機に入れてからおよそ１０分以上、「次はどれにしますか？」「もう１つぐらい持った方がいいですよ」「今だったらちょっと割引できるんです」と様々なカードを出してくる店員さん。笑顔で適当に頷いていると、１００万円以上するダイヤを散りばめたものまで勧めてくる。このときはさすがに首を大きく横に振った。

「６０回ローンだと月１万円きりますよ」「１日３００円ずつでロレックスがもう１つ買えちゃう」「次は白の文字盤かな？」

　早く洗い終わってくれ！もうすぐ信販会社の契約書が出てきてしまうぞ！タダで洗ってもらっていることが申し訳なくて、「じゃあお礼に」なんてハンコを押したらダメだぞ！いっそのことクリーニングを有料にしてくれたら余計な気遣いをしなくて済むのに。セールスに押されっぱなしで渋柿を食べたときのような表情になりながら僕は店員さんの話を聞き続けた。

「ハーイ、きれいになりましたよ！」

　しんどかった。やっぱりしんどかった。かつてこの店でGショックの電池を換えに行っただけなのに、家に帰ったら腕にロレックスがおさまっていたことを思い出さずにはいられない。セールストークに押され乗せられ、気がつけば……。あのときは本当に後悔した。自分の馬鹿さ加減にほとほと呆れた。『思いきって買った判断は間違いじゃなかった』なんて偉そうに言ってみたが、そう思えるようになったのはローンを払い終えたから。実際のところ２４回ローンの２年間は毎日後悔していた。

「また今度買うときに使ってくれたらいいから、５％割引になる会員カードつくりましょか？年会費とかいっさい無料ですよ」

　まぁそれぐらいなら……。

　今度クリーニングをしに行ったとき、僕はこの５％割引の会員カードを利用することになってしまうんだろうか？クリーニングしなくていいように毎日家で時計を磨き続けることぐらいしか対策が見当たらない。