森本光☆ラグビーが好きやねん

関西エリアで活動する森本光のブログ

金曜の酒はてっぺんまでで

2005-06-27 11:16:58 | お酒

わがままディレクター:「きょう1回かんでましたね」

土曜日の午後6時からは約8分間のニュース番組に出演している。
いつもは忙しく、僕がニュースを読む姿を見ていないというディレクターが
珍しくじっくりとオンエアのチェックをしたそうだ。
そんなときに限って1ヶ所だけかんでしまった。
ここ数ヶ月、完璧に読み、しっかりと伝えてきただけに悔やまれる。
カメラマンのシーモネーターは
「アキラさんがかむと、僕、ガッツポーズしちゃうんですよね」
なんて笑顔で話してくる。
僕の失敗を願い、楽しみにしているスタッフたち。
その曲がった心を矯正するためには
絶対にオンエアでミスしてはいけない。
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【鹿に近づくシーモネーター】

かんでしまった原因を分析してみる。
まず、久々に緊張したことが挙げられる。
本番が始まっても2本目のニュースのVTRが届かず、
不安になってしまった。
VTRがなければニュースを読む順番が変わり、
想定していた時間配分が大幅に狂ってしまう。
決められた時間内にすべての原稿を読むためには、
秒単位の正確さが求められるのだ。
VTRは何とか間に合い事無きを得たのだが、
その安堵から緊張が緩んだ瞬間にミスしてしまった。

もう1つ、前日に深夜まで飲んでしまったこともよくなかった。
酒は午前0時(=てっぺん)までにすべきだった。
てっぺんから2時間オーバーして「おかわりちょーだい!」と
大きな声でグラスを持ち上げていた。
通常、金曜の夜は11時過ぎまでジムで汗を流し
まっすぐ帰宅するのだが、
この日は宴に出席し、その後、行きつけの店をハシゴしてしまった。
1軒目だけにしとけば、翌日疲れを残すこともなかったはずだ。
05062402
【事務所の後輩たちとカワラザキさん】

今後は1時間ほどで、たっぷり楽しんで
おなかいっぱいになれるような短時間集中型の飲み方を身につけたい。
『とりあえずビール』ではかったるい。
のっけから“テキーラ!”とか“ウォッカ!”で試してみよう。


初体験…松崎しげるのせいなんだ

2005-06-16 21:59:48 | 何でもない日常

きのうのロケは僕の登場するシーンが極端に少なく
ずっとディレクターにブーブー言っていた。
旬のネタを絶妙のタイミングで出すという
ニュース性に重きを置いているので、
僕のパフォーマンスはどうでもいいと
わがままディレクターはしゃあしゃあと返してきた。

往復およそ150キロという長時間の車移動の中では、
様々な話題が出てくる。
基本的にスタッフが話すのは人の悪口&下品なことだ。
さんざん他人を虚仮にしたあと、
誰かが松崎しげるの肌の黒さを話題にした。
お下劣トークのちょっとした箸休めみたいなもんだ。

ロケが終了し、向かったのはスポーツクラブだ。
カメラの前にほとんど登場しなかったという
ストレスを発散するにはこれしかない。
1時間バーベルを持ちっぱなしのハードなトレーニング
“ボディパンプ”でたっぷりと汗を流した。
ロケでは全く味わえなかった心地よい疲労感を
トレーニングによって体に染みつける。
湯船につかり、きょうもよく働いたと自分をだます。

ロケのあと、通常ならば、リポートや表現の反省をするのだが、
今回は、何もしゃべっていないので、ダメ出しはナシ。
そんなとき、ふと松崎しげるの色の黒さが頭をよぎった。
スポーツクラブの中には日焼けマシーンがある。
いやいや、太陽の光りのみで灼いた
100%まじりっけなしの天然の黒さが自慢のはずだ。
マシーンでこんがりさせるのはいかがなものか。
昔から“日サロ疑惑”は取り沙汰されてきたが、
「いいえ天然です!」ときっぱり否定し、事実そうだった。

葛藤する頭の中に、愛のメモリー♪がなぜか響く。
サビが5回繰り返されたころ、
僕はマシーンの中に入り、人が作り出した光りを浴びながら
堅く目を閉じていた。
生まれて初めての体験。
くすぐるように光線が体を刺激してくる。

所用時間およそ15分。こんがり灼けた。
しかし、これはニセモノの黒さだ。
そして、この1回が、今後どれだけ自然の力で日焼けをしても
“日サロ”通いのレッテルを貼られる汚点となった。
まじりっけなしの天然の黒さよ、さようなら...


海と温泉に行けたら

2005-06-12 23:42:16 | 何でもない日常

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きのう、仕事のあとマネージャーに家まで送ってもらった。
「相変わらず寝てないんか?」
「そうですね、睡眠時間は全然足りてないですね」
思わず弱音を吐いてしまった僕。

「無理したら体のどっかにガタがくるぞ。気ぃつけな」
「今んとこ大丈夫なんすけどね」

体が丈夫なことだけが取り柄なのだが、
さすがに毎日4時間しか寝てないと疲れも溜まってくる。
ここ数日は、栄養ドリンクとサプリを飲む量がかなり増えた。

あしたは1ヶ月ぶりの休みだ。
今年初の2連休だ。
まず、たっぷり寝る。そして海に行く。
温泉にも立ち寄ることができればベストだ。
なんだかワクワクしてきて
今夜もすぐには眠れそうにない。


TAKE5がベストらしい

2005-06-09 23:46:09 | 仕事 ロケ

ほんとに不思議な話なのだが、
僕がカメラの前でしゃべろうとすると
必ず、救急車や消防車のサイレンの音が鳴り、
上空にヘリコプターが飛来する。
大きな音が聞こえなくなるまで待つから
そのぶんだけ時間をロスしてしまう。

救急車や消防車は仕方ない。
でもヘリコプターはなんでわざわざ僕らの上で旋回するんだ。
きょうもたっぷり邪魔をされ、
撮影の中断を余儀なくされた。

数分間待つと音がおさまったので、
気合いを入れ直してリポートを披露!
きょうもディレクターから一発OKが出た。
すると、カメラマンのSが
「アキラさん、僕のミスです。もう1回お願いします。」
と頭を下げてくる。
「もう1回」「ごめんなさい」「これが最後です」
結局、“テイク10”ぐらいまでやった。
つまり同じフレーズを10回しゃべったわけだ。
大物タレントならブチ切れる状況だが、
小物タレントの僕は「うまくいったのかな」とみんなを気遣う。
こういう場合、当然、最後の10番目がいちばんいい出来のはずだ。
ところが、「5番目がいちばんよかったね。アレ使おう」と
スタッフ達は笑顔で頷きあっている。
カメラのSも、「そうですね。僕もアレがベストです」と
“Good”とばかりに親指まで立てている。
そして彼らは、ほんのり汗をかいた僕と目を合わさない。

『ちょっと待ってーな!』
そのあとやり直した5回は何?
「高いテンションで」というリクエストどおりに
広い陸上競技場に何回も声を響き渡らせたのに。
しゃべるだけで汗をかかせたのは誰?

きょうもひどい扱いを受けながらも、
3ヵ所の取材先を限られた時間でまわるという
つまったスケジュールを予定通りにこなし撮影が終了した。

ロケのシメには全員でたこ焼きを食べた。
「みなさん、お疲れさまー!」
たこ焼きを買って差し出すことが
小物タレントに与えられた本日最後の仕事であった。
050609


W杯出場決定!浮かれすぎ注意

2005-06-08 23:23:27 | 何でもない日常

スタッフが日本代表のユニフォームを用意くれた。050608

北朝鮮戦を前に、昼間っからフロアを走りまわる僕。
報道制作局長のNさんは、僕が感想を求めると
「あ、ええな...」と半ばあきれたようすで答えてくれた。

フロアの空気を全く意識することなく、
ボールもないのにドリブルをしたりシュートを放つフリをした。

ハシャギすぎた。
きのう、きょうと国民的な盛りあがりに便乗して
高いテンションで過ごしてしまい、
言葉を選ばす、人の失敗を揶揄したり、
バイトくんに乱暴なことを言ったりと
いろんな方に迷惑をかけている気がする。

箍を緩めすぎてはいけない。
学生時代、事故を起こし家族に迷惑をかけたり、
大学4年の最後のリーグ戦を骨折で棒に振ったのは、
すべて浮かれすぎていたときだった。

「森本さんって、なんか子どもがそのまま大きくなったみたい」
という言葉をこの2日間で3人からいただいた。
『そっか、そんなに若く見えちゃうのか』
と少し喜んでいた僕は、とんでもないおバカさん。
クールビズが気持ちに悪い影響を及ぼしているようだ。

しばらく言葉数を少なくして、
ネクタイを締める日々を過ごし緊張感を取り戻したい。