経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

6か月で変わるもの。<3,367本目>

2010-11-13 06:52:00 | ひとりごと
中小企業大学校瀬戸校で
6月から始まった
経営管理者養成コース(第20期)」が今月(12日)で終了した。

毎月「日野ゼミ」も担当していたが、
8月には「経営戦略」と「経営計画」で3日間講義もした。

講義もゼミも、もう何年も担当させていただいているが、
そこに集まるメンバーが初対面から講座を修了した時にまでにできる“信頼感”が、見ていてもとても心地よい。

スタートの6月はお互いに警戒している。

7月になると少しだけ打ち解けてくる。

8月になると日野の講義もあり、一気に交流も進む。

9月ごろには完全にそれぞれの個性が出て来て、グループ内でのャWションもはっきりしてくる。

10月には受講生全体に一体感が生まれ、「20期生」意識が出来上がる。

そして最終月の11月には、自社の研究発表をした時に充実感が漂っている。

次世代経営者も多い中、ほんの少しではあるが、
成長してきているなぁと実感できる瞬間である。

年齢も業種も違う人たちが、同じカリキュラム(4日間×6ヶ月)の中で
それぞれの思いを持ちながら、学ぶ、時には遊ぶ。

もちろん通常業務の都合をつけながらだから、時間的にも大変なことは承知の上だ。

それでもやり遂げる。

研究発表のプレゼンテーションの最後に、事務局や講師に対して謝辞を述べる者も多い。

そして何より、“同期の仲間”に対して感謝の言葉がたくさん続く。
とても清々しいものだ。

ビジネスを通して、研修を通して
安っぽい異業種交流会とは全く違った“気持ちの交流”が出来上がったのだ。

「景気が悪い」だの「業界が悪い」だのごちゃごちゃ言っていないで、
まず自分たちのビジネスをしっかりと整理して学ぶ。

彼らが自分の仕事に戻って、今回の研修をきっかけとして真剣に取り組んでくれるのであれば、

もっと楽しいビジネスが出来上がる。

6ヶ月を“完走”した事実はそれぞれの胸に刻まれた。
それはとても大切で貴重な勲章となるだろう。











チョイ曇り@土曜日。
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