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門構え的レコード棚~木工作Ⅴ

2019-04-24 10:50:44 | 日記

 木工作Ⅲのレコード棚を作り直すことにした。
 白木で確りした作り、既存のローボードを活かす、をコンセプトに頭の中で設計図を描いた。
ローボードを活かすことから、採寸と板厚を考慮した材のカットが最重要と考えた。
ホームセンターの木材売り場では何度も設計を変更して決定したのが、パイン集成材の18mm厚。
5種類のカット材をさらにミリ単位で裁断すべくカットマンへ注文を出した。

 ミリ単位の指定は滅多にないらしく、えらく緊張してカットしてもらった。
天板は400mm巾で両足には傷防止のフェルトを貼った。
フィニッシュは例によって蜜蝋ワックスとシリコーンオイルを塗布し、潤いと木目の美しさを
浮き出させた。

 ローボードを囲むようにして仕上がった門構え的レコード棚は、精緻な出来のピストンとシリンダー
のように上からすーっと収まった。 カットマンの頑張りに感謝だ。
 写真のように、ターンテーブルと予備スピーカー置きも兼ねている。
木工作Ⅲは捨てるのが忍びないので、本棚として使っていただきたく近所の集会所へ寄贈した。





<<追記>>
 当製作記にはいくつかの質問が寄せられましたので追記します。

 完成サイズは縦890mm、横1,240mm、奥行き400mm、板厚18mmのパイン集成材と、そこそこの大型
となるので重量を抑えるために、天板を除く横板と縦板には100mmのスリットを開けた。
つまり4本脚の軽量化と床のキズ対策で、下部にはフェルトを貼った。
木工作Ⅰのメインスピーカーの台も重量抑制のために、一枚板ではなくスリットを設けています。)
(音響特性に悪影響はなさそうです。)

 また、ターンテーブルの台も兼ねるので、強度を持たせるために天板と横板を支える材を上から
見るとTの字状にしたことと、皿木ねじ(スリムねじ)3.3×40mmを約90本用い材を接合した。
各ねじは材に1mm弱沈み込んでいるので、パテ埋めして仕上げた。 

 完

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