山鹿灯籠祭り・千人灯籠踊り
<'15年 8月16日20時10分撮影>
EOS 6D EF24-70mm F4L IS USM
絞り優先 F5.6 (1/30秒) 露出補正 -0.33 ISO 10000 焦点距離 35mm ホワイトバランス 自動
あと数分で雨が降ってまいります、踊り手の方はお互いにビニールを被せてください。
お客様、失礼いたしました、一度はビニールを外しましたが再び雨が降ってまいりますので
灯籠にビニールを被せる失礼をお許しくださいませ。
山鹿灯籠は和紙と糊の貼り合わせだけで出来たデリケートな伝統工芸品です、
それを保護するためのものです。
さあ、これからも優雅な千人灯籠踊りをご堪能ください。
と、場内アナウンスで丁寧な案内があった、大したものだ!
降雨を数分単位で予測できる現代の情報技術や、古えの時、景行天皇が九州を巡幸していると、
この地で濃霧が立ちこめ、地元の住民の方々が松明を灯して一行を大宮神社のところまで
導いたとされるおもてなしの心が息づく。
その時のおもてなしを表すのが「よへほ」の山鹿灯籠踊りなんだ、ジーンとくるよ。
そういえば、菊池渓谷を源流とする菊池川の一帯は霧が立ち込めることが多い。
福岡にいた頃、熊本へ向かう夜明け前の菊池・玉名付近の高速道路では、霧で幻想的だった。