十数年前、深夜に水分峠の手前で前輪にチェーンを巻き、積雪したやまなみハイウェイを九重方面に走り、
下り坂で少しスピードが出過ぎたために不覚にもチョコンとブレーキを踏むと、車のコントロールを失い
3回転半スピンしてすんでのところで暗い崖下へ転落しそうになり、肝を冷やした。
それ以来雪道が怖くなり苦手意識を持ってしまったが、雪山の美しさに魅了されていた私は次の年からは
スタッドレスタイヤに替えて走ることを覚え、雪国では常識と言われるホイール付きのスタッドレスタイヤを用意し、
冬になると自分でジャッキアップしてタイヤ交換するようになった。
3年前からは雪道に強いスバルのSUVでAWD(四駆)車にしたこともあり、雪道のドライブがこんなに楽しいものかと思うようになった。
恐怖で苦手だった雪道が好きになってしまったのだ。
タイヤが大きく重く(17インチ225/55R)なったので自分ではもう交換できない。
先日、販売店で車検と同時に夏タイヤから冬タイヤへ交換してもらった。