すでに息子は旅立っているのである。
早く旅立ちまでを書いておこう。
すったもんだで荷物を送り、
何度も何度も注文商品と配達日を確認し、
後は私達が行くのみ。
夫は現地合流なので
息子と娘と3人で東京へ。
夫は仕事にキリをつけて行くよという。
奴は自分が行かねば引っ越しは始まらないし終わらないと思っている。
なぜなら組み立て家具は私達には組み立てられないと思っているから。
なんかムカつく。器用貧乏のくせに!!
絶対、奴がくるまでにベッドを組み立ててやる!とこっそり息巻く私。
東京ついて息子の部屋までは普通にたどり着く。
国内だしね。
まぁ、しかし、物が到着するまでが暇すぎる。
狭い1Kの部屋でダラダラ、無駄に南向きのカーテンのない窓から
サンサンと陽が降り注ぐ。
暑い!!!
そして、一つ荷物が到着したのが呼び水のようになって
どんどん届く。
とりあえず、ベッドである。
なんか楽しい。
組み立てるぞうと意気込み、
組み立て始めたころに奴がやってくる。
「はいはい、どいてどいて」と。
ケッ!!!!残念組み立てられなかった。
その後は奴と娘が組み立て家具をラララと組み立てる。
残念だったが楽ちんだった。
娘の活躍は大したもので老眼の器用貧乏をしのぐ勢いだった。
で、息子と私はひたすらお片付け。
3時間ほどでいい感じに仕上がり、
みんなで買い物に出かける。
ドンキで山ほど食べ物を買い、
日用品を買い込む。
そして、掃除して最後の最後にお布団セッティング。
あー、疲れた!
ということで、娘と私が泊まるホテルの近くで焼き鳥を食す。
ガツガツ食べて息子の旅立ちを祝う。
焼き鳥って。。もっと御馳走をとか思わないでもなかったけれど
肉体労働のあとは焼き鳥にビールである。
そして、店を出たあと、みんな別々の場所に帰る。
あー、大人になったんだなぁと思う瞬間だった。