親知らずを抜きました。
昨年末にずっと20年以上通っていた歯医者が閉院した。
閉院する前、おじいちゃん先生になった先生はもう、
治療する気力を失くしていたように思う。
時々痛くなる歯を
「大丈夫」と言って放っておかれた。
でも、多分先生は悪くない。
私が早く見切りをつければよかったんだ。
ちょっと、なんだかなぁと不安になっていたのだし。
私の右の上の奥には親知らずが横向きに生えている。
横向きに生えたは歯はとても磨きづらい。
何度か抜くという話もあったけれど
大学病院に行かなくちゃいけない、とか
大変な手術になる、なんて言われて
そのままになっていた。
で、息子が上京前に通った歯医者さんへ。
まず、「痛いでしょ、結構な虫歯だね」と
時々痛くなる歯を差して先生は言った。
その歯と親知らずは隣接していて
親知らずで肝心の場所が見えないらしい。
納得。
もっと早くきていれば
もっと簡単な治療でよかったのに。
でも、それは、私のせい。
痛い場所を痛くなくして、
そのあと、親知らずを抜くということにした。
「顔、腫れますか?」と聞いたら
「腫れません」と言われた。
で、今日は抜歯。
16時の予約。少し前に診察室に入って
抜歯して出てきたら16:05だった。
早っ。
歯はとても汚くて大きな歯だった。
ちょっと、私が新しくなった気がした。