「小やぎのかんむり」市川朔久子
夏休みのお寺のショートステイ。
自宅にいたくない中学生女子、
親に半ば置いてけぼりにされたような5歳の男児。
住職らしくない住職のもと、
お寺過ごす日々。
シンプルな生活中で自分を取り戻す彼ら。
とてもよかった。
お寺の大人たちがみんな、
きちんと生きようとしている人たちで、
そして子どもに温かい。
みんな宝。
子どもはもちろん大人も。
ヒーローはいないけど勇気のでる作品でした。
後藤さんがよかった、いい味出してた。
むしろ後藤さんが一番よかった。ヤギだけど。
小やぎのかんむり | |
市川朔久子 | |
講談社 |