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通勤読書740 誰をどうやって愛するか

「わたしたちは銀のフォークと薬を手にして」島本 理生

初読み作家さん。

30歳になった知世の気になる人は10以上年上の男性。
彼はHIVキャリアだった。

ゆっくりと育む愛は読んでいて
優しい気持ちになれた。

椎名さんが知世の前ではちゃんと年上の男でいられる、
というのは
私は男じゃないけどわかる気がするな、
と思った。

おそらく病気になる前に二人が出会っていても
そうはならなかったのではないかと思うし、
すべてはタイミングだったということだろう。

二人の関係は
ただただ優しくあたたかい。

廻りにもその優しさが伝染するようだ。

妹の知夏がほんとに嫌な奴に描かれていて
ちょっとかわいそうだった。

知夏にも優しさが伝染しますように。

 

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わたしたちは銀のフォークと薬を手にして
島本 理生
幻冬舎

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