息子のときには全く心配しなかったようなことを
娘のときには心配する。
インドアで友達と遊んでも、
目的なく自転車でウロウロするのは
性格に合わなかったようで
出歩いたのはほんの短い期間。
ゲームとアニメとマンガと本中心の彼。
パソコンは家族と同じものを使いつつ、
テキトーに履歴の削除などは覚えたようであった。
携帯を持たせたのも遅かったし
使い方をわきまえている彼であった。
しかし、娘である。
女子だし、心配だし、と小学校卒業と同時に携帯を持たせたところ
手のひらにくっついてんかと思うほど
ずーっとメール。
まぁまぁ、最初だからとこのあたりはルール厳守を再度通達。
そして、友達と遊ぶ時は親に言うこと、という
ずーっと言われ続けてきたことをしなかった。
ダレと遊んでるの?と聞いたところで
中学で知り合った子だと、入学式の記憶しかない。
なんだかなぁ。
その上、カラオケ。
カラオケってみんないくつから行くのさ。
私はまだ中学生になりたての子が保護者同伴なしで
行くのは良くないと思うんだけれど。
行ってはダメ、と約束したけれど、
どうも、出し抜かれたような気がしてならない。
子どもは成長する、私の知らない世界を持つことは成長だ。
だけど、それでも、なんといっても、
私が一番恐れているのは
天然な彼女の、妙な根拠ない自信と無鉄砲さ、なのだ。