星月夜に逢えたら

[hoshizukiyo ni aetara] 古都散策や仏像、文楽、DEAN FUJIOKAさんのことなどを・・・。 

映画「Pure Japanese」インタビュー(MOVIE Collection)

2022-01-25 | DEAN FUJIOKA

映画「Pure Japanese」1月28日公開。
作品のプロデューサーとしてのディーンさんと監督へのインタビュー。動画とテキストが見られます。
ただのふつうのバイオレンスアクションムービーのように思わせておいて、今ディーンさんがどうしても伝えておきたいメッセージがある。思想がある。そんな作品のようです。オリジナル脚本でないと表現できなかった内容とは? それはディーンさん本人の辿ってきたキャリアと密接な関係があり、発想、着眼のオリジナリティーもそこから生まれているんだなと思います。私もまだ見てないのですが、28日公開日が楽しみ!!尊敬する人が三島由紀夫と吉田松陰だというヤバイ男、立石に早く会いたい。

そうそう、昨日発表されたんだけど、ディーンさんがコロナウィルスに感染してしまい、1/28の初日舞台挨拶が延期になったそうです。ここまでがどれだけ苦労を重ね、初日をどれだけ楽しみにしていたかと想像すると辛いし、そして何より一番悔しい思いをしているのはもちろんディーンさん本人のはず。ここ最近のメディア露出の凄さ!自分の思いやメッセージを伝えるために会う人の数も尋常ではなかったでしょう。もしかしたら初日の生番組とかも予定されてたかも。そう思うと私たちファンのやることは公開されたらすぐに映画館で作品を見て感想をどんどんアップすること。それをミッションにして映画を楽しみたいと思います。

●MOVIE Collection
ディーン・フジオカ、企画・プロデュースの苦悩を語る/映画『Pure Japanese』ディーン・フジオカ × 松永大司監督インタビュー

●MOVIE Collection
『Pure Japanese』ディーン・フジオカ×松永大司監督インタビュー  
新作で意気投合したふたりが語る日本で映画を作ることとは?
>> 詳しいテキスト版がこちらで読めます。

(一部を引用させていただきます)

ディーン
:『Pure Japanese』はたぶん4~5個目ぐらいの企画だったと思うんです。要はこれがエンタメとして面白いかどうか。自分にとって、やる意味があるのか。これだけコンテンツがあふれている中で、面白ければそれだけでいいのか、儲かればそれだけでいいのか、ということもあるけれど、そこで経済的に成立させることも必要です。この三方が成り立たないと、企画って前に進まないと思います。
それで最初に目処がついて転がり始めたのが、この作品でした。その後、今もいろいろ進行して作っていますが、やっぱり難しいです。正直、そういう環境の中で『Pure Japanese』がここまで来れたのは、日本という国の中で映画を作っていくことにおいては、かなり奇跡的なバランスで成立してるなあ、というのが実感としてありますね。

監督
:ディーンさんは商業性と作家性を兼ね備えるものを作る覚悟を持っている。映画だけじゃなくて、クリエイティブに関してチームとして動いている土台があるから。日本語だけじゃない多言語化の中で、チームとして世界に発信する土台があったからこそ、できている企画だと思います。垣根をつくってない。国境だけじゃなくて、いろんなものが独立しているチームであることに感心しました。今回、ものづくりの過程でそれを随所で感じることがたくさんありました。たぶん1年とか2年とかでできるものではなくて。世界にはいろいろな人たちがいる。そういう人たちと作った自分たちのものを届けたいという、それが1つ結実した形のタイミングだったと思います。
簡単なことじゃないから、根本的なところから整えていかないといけない。ディーンさんは相当な覚悟で立ち上がって、最後まで一緒に走ってくれました。

──主人公の立石について(物語はオーソドックスなジャンル映画ですが、立石が動くたびにそれが裏切られていく面白さがあります。)

ディーン:その矛盾した行動や概念は、企画の最初からすごく大切にしていた部分です。立石という人間が、矛盾に押しつぶされて、いけにえのように消えていく。虚言癖という設定になってますが、程度の大小はあれ、結構そういう人、世の中に普通にいますよね、みたいな話は何度もしていたんです。

監督:タイトルにすごくインパクトがありますから。日本人が『Pure Japanese』というタイトルで、どんな映画を撮るんだということに対して、臆してはいないですが、それなりに責任があると思うんです。立石というキャラクターが分かりやすい1つの見え方ではなく、多面的であっていいと考えた。時に加害者、時に被害者みたいなものであると。それは僕らみんながそうだと思うんです。
ディーンさんが演じることで、いいあんばいで立石の面白さが伝わり、時にシンパシーを感じてしまったりもする。彼が暴力的な行動に出たときに、どこかで共感や同情が生まれる映画になれば、と。この危うさというものを伝えられたらいいなと思いました。立石はディーンさんにしかできなかったと思います。

 

【予告編】
ディーン・フジオカ、狂気が宿る!“孤独な少女”蒔田彩珠を救うため/映画『Pure Japanese』予告編

●映画「Pure Japanese」公式サイト

試写会で見た人の感想も面白い。特にいとうせいこうさんのコメントになるほど、これは行かなアカンやろって思いました。




【ラジオ】
先日のラジオ「ROPPONGI PASSION PIT」での二人の話もめちゃめちゃ面白かった。タイムフリーでまだ聴けます。
関東エリアは J-WAVEで(1/22放送タイムフリー)
関西エリアはFM802で(1/23放送タイムフリー


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