ヘンリ・ナウエン「静まりから生まれるもの 信仰生活についての三つの霊想」を読みました。
原題は「OUT OF SOLITUDE」。ディーンさんがインスタにアップしていた本。東京のリリイベでジョージさんから贈られた本です。絶版になっていた和訳が再販になったことを教えていただき、さっそく購入しました。
静まりから生まれるもの ー信仰生活についての三つの霊想ー
これはイェール大学のバッテル合同教会で語った説教がもとになっていて、読みやすい和訳のおかげで私自身、多くの気づきがありました。読みながら涙が出ました。
自分の心の奥底にあったそのモヤモヤの意味がわかりやすい言葉で説明されるので、あ、そうだったのかと何度も思いました。こうでなければと思っていたことから解放され、気持ちがらくになりました。ケアの意味についてまさに思いあたることがありました。そして、生きている限りなくならない苦しみと喜びについて。
キリスト者に向けて語られたものなので、日本語タイトルには信仰生活という言葉が入っているし、もちろん、イエスの話や言葉も出てきます。でも、特に宗教生活を行っていない私が読んでも普通に受け止めることができました。個人的に今年はとてもつらく試練の年だと思いながら日々を送っているのでそのせいかもしれません。
特に最後の「待ち望むこと」。あの「モンテ・クリスト伯 華麗な復讐」の最終話に出てくる言葉を思い出しました。時間がなければここだけでも読んでほしいと思うくらい。(読むだけなら本全体でも数時間で読めます。)
それとともに、ディーンさんがトークやインタビューで語ってきた言葉や、SNSでコメント無しで静かに発信してくれている講演内容などともつながるものがあり、ディーンさんのことをあらためて知る機会にもなりました。
あの五代さまへの思いもこういう視点から見ているんだな、と思ったり。
ディーンさんファンもそうでない人も。機会があれば読んでみてくださいね。
●英語版
Out of Solitude: Three Meditations on the Christian Life
原題は「OUT OF SOLITUDE」。ディーンさんがインスタにアップしていた本。東京のリリイベでジョージさんから贈られた本です。絶版になっていた和訳が再販になったことを教えていただき、さっそく購入しました。
静まりから生まれるもの ー信仰生活についての三つの霊想ー
これはイェール大学のバッテル合同教会で語った説教がもとになっていて、読みやすい和訳のおかげで私自身、多くの気づきがありました。読みながら涙が出ました。
自分の心の奥底にあったそのモヤモヤの意味がわかりやすい言葉で説明されるので、あ、そうだったのかと何度も思いました。こうでなければと思っていたことから解放され、気持ちがらくになりました。ケアの意味についてまさに思いあたることがありました。そして、生きている限りなくならない苦しみと喜びについて。
キリスト者に向けて語られたものなので、日本語タイトルには信仰生活という言葉が入っているし、もちろん、イエスの話や言葉も出てきます。でも、特に宗教生活を行っていない私が読んでも普通に受け止めることができました。個人的に今年はとてもつらく試練の年だと思いながら日々を送っているのでそのせいかもしれません。
特に最後の「待ち望むこと」。あの「モンテ・クリスト伯 華麗な復讐」の最終話に出てくる言葉を思い出しました。時間がなければここだけでも読んでほしいと思うくらい。(読むだけなら本全体でも数時間で読めます。)
それとともに、ディーンさんがトークやインタビューで語ってきた言葉や、SNSでコメント無しで静かに発信してくれている講演内容などともつながるものがあり、ディーンさんのことをあらためて知る機会にもなりました。
あの五代さまへの思いもこういう視点から見ているんだな、と思ったり。
ディーンさんファンもそうでない人も。機会があれば読んでみてくださいね。
●英語版
Out of Solitude: Three Meditations on the Christian Life