星月夜に逢えたら

[hoshizukiyo ni aetara] 古都散策や仏像、文楽、DEAN FUJIOKAさんのことなどを・・・。 

田中泯さんの写真展

2007-06-04 | ミュージアム・企画展

自宅のモデムが壊れたままでネット接続もメールチェックもできなくて不便です。
この土日にチケット先行がなくてヨカッタ。
ってことで、この更新はとりあえず某所から。

土曜日、神戸の海文堂書店でやっていた田中泯さんの写真展に立ち寄ってみま
した。写真集『田中泯 海やまのあひだ』の宣伝のための写真展。
土曜日の午後7時から泯さんのサイン会もありました。
(サイン会の様子がこちらに。)
なお、撮影した岡田正人さんは30年にわたって田中泯さんのパフォーマンスを撮
り続けましたが、すでに昨年故人となられたそうです。

泯さん。最近は、たそがれ清兵衛やメゾン・ド・ヒミコなどで俳優としても活躍
されていますが、本当はダンサーですもんね。肉体そのものが普通の人じゃない
ですから。そんな人が何をしていても目を引くのは当たり前だと思うのですが、
今回見た写真は撮影された場所も気になるポイントでした。

たとえば・・・
山で木とツーショットで写ってる泯さん、顔に泥を塗っています。
こうしてみると人間の顔って、皺とか彫りがほとんど木の皮とオンナジ感じ。
それから大量のゴミの上に裸でうずくまる泯さん、ちょっと衝撃。
露出している肌が妙にナマナマしいです。
生きているゴミ、と書いて「生ゴミ」と読むのね・・・などと、人間の体について
思ってみたり。
東尋坊の闇の海で弓の形になって裸で踊る姿は、まるで死者とダンスしているよ
うに見えてドキッ。
(うっ、ほんまにナンチュウ感想や・・・)

海文堂書店の写真展は終了しましたが、写真集の一部が工作社のサイトで見られ
ます。この写真展は巡回しているようですので、これからもきっとどこかで見ら
れるんじゃないでしょうか。(テキトーな言い方ですが。)

私は行けなかったのですが、日曜日には神戸の須磨海岸で泯さんの即興踊りがあっ
たんですよね。「田中泯場踊り in 須磨海岸」がそれです。
ン十年昔、会社の上司が泯さんのライブを見てきて「すごかった~」とコーフン
していたのを思い出しました。去年も須磨で即興踊りをされたそうなので、来年も
また神戸で見られることを願っています。

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