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星月夜に逢えたら

[hoshizukiyo ni aetara] 古都散策や仏像、文楽、DEAN FUJIOKAさんのことなどを・・・。 

二人の治兵衛

2008-06-06 | 演劇・ダンス・映画・音楽・古典・TV

あ、二人の治兵衛がいる!
先日、名古屋の舞台を見ながらそう思いました。
6月に御園座にいる近江屋の治兵衛が林与一さん。
そして、8月に三越劇場で紙屋治兵衛を演じるのが愛之助さん。
いま上演中の「御いのち」ですが、これが上方言葉のお芝居なら違う意味
で話題になったかも、と思います。

歌舞伎や文楽に興味を持ち始めた私のために、東京の友人がとっておいて
くれた新聞の中にちょうど林与一さんのこんな記事が。(ありがとう♪)

------読売新聞4月21日付夕刊より。
若手の歌舞伎俳優による公演を行ってきたNPO法人「日本伝統芸能振興会」
は7月から、歌舞伎以外の俳優を起用した公演を始めると発表したとのこと。
「歌舞伎ルネサンス」という公演がそれで、林与一さんが出演するのは来年
1・2月の『萬夜一夜先代萩』という演目。
「歌舞伎の家柄を捨てたからこそ、新しい歌舞伎に挑戦してみないかとい
うお話をいただいたと思う。新しく、皆さんに楽しんでいただける歌舞伎
を目指したい」

というのが、初代中村鴈治郎を曾祖父に持つ林与一さんのコメント。

一方の愛之助さんはその逆で、一般家庭から歌舞伎の家に入ったひと。
今回の共演はただの偶然かもしれないけれど、この記事を読んでから舞台
を観た私はなんだか不思議な感覚になりました。
この舞台を終えた直後、新橋演舞場の『鹿鳴館』日替わりゲスト。
二人の治兵衛が仲良くいっしょにご出演だそうで。

●「歌舞伎ルネサンス」公演詳細はこちら


御いのち 観劇メモ(このブログ内の関連記事)

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