星月夜に逢えたら

[hoshizukiyo ni aetara] 古都散策や仏像、文楽、DEAN FUJIOKAさんのことなどを・・・。 

映画「レ・ミゼラブル」は満席だった。

2013-01-26 | 演劇・ダンス・映画・音楽・古典・TV
映画    レ・ミゼラブル
日時    2013年1月26日 
映画館   OSシネマズ ミント神戸

ようやく映画「レ・ミゼラブル」を観てきました。
いやー、こんな満員の映画館もひさしぶり!
次の上映会も残席わずかになってました。
(こんなメジャーな映画がひさしぶりってこと?)

ミュージカルを全く知らない(苦手な)私でさえ最初から
最後までのめり込んで堪能しました。
舞台を観たことがない私ですら舞台版を観てもイイかも!
と思いました。
映像のスペクタクル感も音楽の素晴しさも全く犠牲にする
ことなく、両方のよさを味わうことができる映画。
感情移入が途切れることなくキャストの芝居に身をゆだね、
音楽を体感することができた映画。

ヒュー・ジャックマン、本当にうまいね。ラッセル・クロウ
とは明らかに歌い方が違うんだけど、そんなところも含めて
出演者全員の魅力が引き出せている作品だと思いました。

映像ではジャベール警部にまつわるシーンが冒頭と最後で
ダブって見えるところとか、若者たちが砦で歌う「レッド」
の意味(希望・未来)と画面に映るレッド(血)の対比とか、
パリの古い町並みを俯瞰で見せるところとか。バリケードの
家具が降ってくるところとか。ジャベールが子供の胸にあれ
を置いていくところとか・・・。
(ジャベール警部といえば私の中ではアンソニー・パーキンス
しかいなかったんだけどな。ラッセル・クロウも仲間入り。)
「眺めのいい部屋」からすると凄い女優さんになったものだ
ヘレナ・ボナム=カーターとか。

歌では複数のキャストが重なって違う歌詞をうたうところ
(音楽の専門用語とかありそうだ~)とか、雨の中でうたう
エポリーニとか、バルジャンがマリウスのことを歌う
「bring him home」と自分のことを歌う「bring me home」の
<home>の意味が違っているところとか(涙)。バルジャンの
コゼットへの愛が伝わってくる歌い方とか。
ラスト近くでファンティーヌがやってきて歌い始めると、
もう涙がブワーーーッ。

とにかく映画としてすごくよかった。
うん、それが一番いいたかったことです。
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