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ふぅん

闇閃閑閊 ≡ アノニモス ≒ 楓嵐-風

Alles Gute

2010-05-31 22:36:13 | 日々随想
寒かったり
暖かかったり
よく分からない5月の終わり





知らない人から
幾つかメールが来て
なんだか 嬉しかった


知らないトコで
応援してもらってたんだって
初めて知ったよ


単純だから
はりきっちゃうもんね

博士の手紙

2010-05-30 22:06:53 | 日々随想
ふと ヴェットーリとマキャヴェリの
書簡の往復を 思い出して
そうだ これでいこう そう思ったんだ


ふうん





僕は 年に3回
調律師協会の会報へ
寄稿するべく 作文を書いている


技術的なこと
韓国のこと
そして 時々 創作な物語


今回は ゾウの恩返しを書こうと思ってるんだ


ベーゼンドルファーは インペリアルという
8オクターブもある でっかいピアノを造っている
最低音の方は 人間には聞こえない 低すぎる周波数


僕は 昔から このピアノが好きだった


ゾウは 遠方の仲間に
人間には聞こえない 低周波の声で
会話をしているという


僕は 昔から ゾウが好きだった


で このフタツの事実を 
合わせて 考えていたのが
ゾウの恩返し


ある博士が ゾウと会話するために
友人のピアノ製作家に
人間には聞こえない低音のピアノを作ってもらう


博士は ゾウと仲良くなって
象牙の密猟者がやってくると
ゾウに危険を ピアノを弾いて教えてあげるんだ


でも ある激しい雨の夜
ゾウは 博士の家を壊して 乗り込んできて 
博士を誘拐してしまうんだ


それは ナイル川が氾濫して
博士の家が 流されてしまって
初めて 博士はゾウに ありがとを伝える


そんなストーリー


で この話の展開を
どうやって 書いていこうか
迷っていたんだ


博士が 私 という主語で書くか
博士を 彼 という第三者にするべきか
そこで 書簡の往復を思い出したんだ


ピアノを作った友人と 博士の
手紙のやりとりだけで
物語を完結してしまおう


うん 
なんだか
ワクワクしてきたゾウ


というか
締め切りは
明日なんだけれど・・・



二人ぼっち

2010-05-29 22:02:39 | 日々随想
誕生日には
両親に感謝する
健康に生んでくれて 育ててくれて ありがと





でも アネキも僕も
次のアノニモス家の子孫を
残せていないんだよね


ごめんね 父さん 母さん


明日は誕生日
感謝を伝えるべきか
謝罪を伝えるべきか


でも 仕事だから
会いには行けないのだけれど


電話はちょっと 照れくさいから
早起きして ファックスでも送ろうか


やっぱり 文面は
ありがと かな


今年は オヤジが77 オフクロが70
ラッキーセブンな二人だけど
何も御礼ができないんだ


いや 生まれてから十数年は
健康じゃなかったんだ
大人になって やたら健康になったんだ


でも それは
自分が いろいろ弱い体質だということを
認識して 改良していったから


過保護だったし
大切にしてくれた
でも だから 僕は弱かった


今は 一人ぼっち
いや 友人が何人かいるか
でも 一人ぼっち


僕の気持ちなんて 親にはわからないけれど
親の気持ちだって 僕には分からない
だって 親になったことがないから


オヤジもオフクロも
反省してもらいたいのは
夫婦の仲が良かったこと


結婚すれば
自動的に
夫婦は 仲良くなるもんだと思ってた


さ 明日は がんばるよ
僕が作った ガキじゃなくって 楽器で
音楽に貢献してやるんだ!



たられば

2010-05-28 22:46:50 | 日々随想
「じゃ 台湾に行きましょうか」
『台湾に何があるの?』
「まあまあ そう言わずに」


ふうん






そんなこと言ったら
確かに ソウルにも
何も無かったよね


たまには 友人の行きたいとこに
つきあうのも いいかもしれない


朝鮮半島の憂慮を
もらった電話で
延々と説明していたら


彼は
日本の植民地だったほうが
あの半島は 平和だったとノタマワった


「全ては あの戦争に負けたことが原因なんですよ」
『真珠湾の半端な攻撃が 日本の敗因だよ』
「でも あれは オトリだったんでしょ?」


いや違う


二人で 歴史のシュミレーションを語り合って
その 最小公倍数には
現在より 安定したアジアが 浮き上がって


こんな瞬間も
将来から振り返れば
つたなく でも 鮮明な過去になっていく


カレンダー通りの明日が来ることは
きっと 弛緩した平和の一部なんだと思う
で 台湾って 何語なんだ?

小さなグランド

2010-05-27 23:59:51 | 日々随想
間に合ったから
ジムのフットサルに参加した
何ヶ月ぶりかな 1年以上空いてたかな


ふうん





懐かしい顔は
伸びた髪の僕が
誰だか分からなかったり


紫のピッチリシャツを見て
気持ち悪いと 爆笑したり
相変わらず イジられた


サッカーをやり始めてから
フットサルに行かなくなった
ケガする確率が高いから


でも ボールに触る機会は
フットサルの方が 圧倒的に多いから
やっぱり 楽しかった


もう一度
フットサルから
体力を作り直そう


もう厄年じゃないから
絶対 ケガしないと
漠然と確信して楽しもう

緑のわくらわ

2010-05-26 21:36:46 | 日々随想
この街に越して来た頃
窓の向こうには 
葡萄畑が広がっていた


でも いつしか
畑は潰されて
人工の直線が広がっていった


ふうん





隣の駐車場と 僕の家の狭い隙間に
小さな樹木が 気まぐれに芽を出して
去年あたりから 2階の窓まで届いてる


この季節になると
気まぐれな樹木は
立派に 葉を生い茂らせて


いつのまにか
僕の家の窓は
樹木の緑で満たされるようになった


鳥が集会を開いて
けたたましく
朝を教えてくれることもある


まぶしさに ブラインドを閉じても
そこには 葉々の影絵が
風に合わせて ゆっくり踊ってくれる


葡萄畑は なくなったけれど
もっと素敵な緑が
僕の近くで揺れている




白い耳

2010-05-25 22:13:34 | 日々随想
韓国語の授業を受けてる学生さんから
テキストを見せてもらった
そっか こうやって勉強してゆくのか


ふうん





僕の韓国語は
映画を見続けて
耳から入ってきた


それは 子供と同じ
まだ 文字も読めなくて
意味も分からなくても


毎日 毎日 親や兄弟が話している言葉から
少しずつ 意味を理解して
いつの間にか わずかな会話が出来るようになって


本当なら そこから
しっかり勉強しなければいけないのだけれど
僕は 幼児レベルから成長していない


学生さんのテキストを見ながら
0から何かを学ぶ工程も観察した
調律指南の本も いろいろ工夫が大切


文字や文法が分からなくても
人々は 会話をしていたんだ
理論や計算が分からなくても
人々は 調律をしていたんだ


ふうん


アミノ酸からでなくって
おいしそうな料理から
親しんでもらえるようにしなきゃな


耳から学べるものは
耳から親しめるように
工夫しなきゃな


雨だよ

2010-05-24 14:28:44 | 日々随想
朝から 3台の楽器
6時間の 休憩時間後
再び調律と立会


ふうん

 



雨じゃなければ
少しは 気分も違うのだけれど・・・
月曜の上野は 美術館も休館だし・・・

ゴワゴワのイヴ

2010-05-23 23:50:01 | 日々随想
明日も雨か


ふうん





明日は サッカー観戦の予定だったんだけれど
急遽 仕事が入ってしまって
代わりの人にチケットをプレゼントして


2階席だけど 全体が見渡せるには 絶好の
前列の中央だったんだけれどな
でも 屋根は無い席だったかも・・・


晴れ男が観戦に行けば
低気圧なんて 
ちょろく ふっとばしてやったのに


さむらいブルーが
ざんぱいブルーに
なりませんように


さて 明日も早起きだ!
土曜の運動は 月曜に筋肉痛になるから
起きたら 体 ゴワゴワだろうな・・・

紫な光合成

2010-05-22 19:55:40 | 日々随想
3週連続で サッカー部
降り注ぐ紫外線を浴びて
僕の顔と腕は 赤くなって やがて黒くなって


ふうん





汗が出るようになってきた
夏に向かって 循環してきた
それも ちょっとだけ嬉しい


でも もっと嬉しいこともある


昨年は 毎月 ケガをしていて
連続して サッカーが出来なかった
治ってはケガして 治ってはケガして


精神的にも どん底だったんだっけ
それなのに 肉体もボロボロになって
もう まぶしい空は見れないと思ってた


でも 今年は まだケガが無い
先週なんかは 激しいエルボーをくらって
また 肋骨が折れたかと思ったけど


今のとこ 大丈夫なんだ
だから ヘボくても
青い空の下で ボールを追いかけられる


こんな日が やがて来るって 分かっていたら
昨年の自分に 教えてあげられたのに
そしたら もう少し 心も体も 楽だったろうな・・・


でも また どん底に落ちた時
やがて いつか 紫な光合成が出来るんだって 
今度は じっくりと耐えられるかも


夏に向かって
もっと もっと 汗をかこう
もっと もっと 黒くなろう