the shins 11/15＠心斎橋クアトロ

ずっと滞ってたら気付くと２０日ブログ放置です。びっくりした。
パソコンのある部屋は寒いので
冬になると開くのがついつい億劫になる。

で、the shinsのライブ感想。
終わった当時の感動は段々と薄れてますが
はーよかった。
アメリカではもうビッグネームなので（UKでも）
外国人の方がどっさり来てました。1/3位はそうだったのでは？
今まで行ったライブの中では圧倒的な比率です。
しかしお客の入りはほどほど。
整理番号が一桁だったのですが
のんびりと正面のテーブル席をゲット。
遅れてきた友達とゆったり飲みながら開演を待つ。

この雰囲気がいい。
いつものライブだと
どのタイミングでトイレ行こうかとか、
もっと飲みたいけどトイレ途中で行きたくなったらどうしようとか、
押されてしんどくなったらどうしようか、
とか色々体調と相談しながら不安を抱える年頃なので
100％リラックスしてライブに臨めないのですが
この日はゆった～りと自分のペースで待てました。
そしてそのリラックス感はライブ終了まで。

もうなんでもかんでもオイオイオイの盛り上がらなきゃ損的な
若者ノリにはついていけないのだなあ、としみじみ実感。

お客の入りが悪かったので、メンバーの機嫌悪くないかな…
と心配したのも杞憂に終わり
その少人数さを楽しんでいるようなメンバーのニコニコぶりに癒される。
やっぱり楽しそうにライブをするバンドが好きやなー。

ライブでは、１曲目のジェームズの声にガツンとやられ、
ひたすら曲と声の美しさ酔いました。
CDを聴く感じでは、もっと繊細な感じの印象があったのだけど
実際にライブを見るともっと、
いい意味での男臭さを感じるライブだった。
演奏もしかり、メンバーもしかり。
メンバーの男臭さも、油ギッシュなそれでなく
どことなく加齢臭さえ漂ってきそうな、枯れた男ぶりでした。
さすがにアメリカインディーズバンドというなりで
チェックシャツにグレーだとかブラウンだとかの地味な服装でしたが
またそれもいい味に。

きゃあきゃあ言う事はないけど
メンバーの人間性がでたライブだったなあと。
ハッピーな気持ちになれた素晴らしいライブでした。

どの曲もよかったけど
sea legsがCDとは違った感じで
重低音がびしばし効いたライブ映えした曲で印象に残ってます。
最後のaustraliaでは、待ってましたとばかりに
入場時に配られた風船が会場中にとびかい
それはもう楽しかったです。

今年の〆を飾るのにふさわしいライブでした。
画像は運よくゲットした綺麗な女の人から頼んで写させてもらったセットリスト。