ロックファンに絶大な人気を誇るBECK。
ゴリラーマンを超える作品がなかなか・・・という感のあった
ハロルド作石ですが、
この作品で新たな境地を開きました。
私はもちろん題名と音楽マンガということに引かれて
読み始めたのですが、音楽好きでない人にも十分楽しめます。
もちろん音楽好きならもっと楽しめること間違いなし。
一昔前のスポ根マンガではないですが
何かの目標に向かって努力し、それが開花していく過程を
一緒に味わえる心地よさ、
そして音楽好きなら(特にロック好きなら!)
わかるあの音楽を聴く時の興奮・恍惚感が
マンガを通して味わえるなんて!!
月刊マガジンで現在も連載中ですが
読むたびに自分自身の事の様にどきどきしちゃいます。
実在のロック歌手が多々でてますし
扉絵がロック名盤のジャケットのパロディになってるとこも
音楽ファンなら楽しめるところ。
(ストーンズ、クラッシュ、パールジャム等。オアシスのが出た時は嬉しかった)
こちらのファンサイトにくわしく表紙説明されています。
最近TVアニメ化して、放送を見たのですが
歌が私の想像と違っててがっかり。
このマンガをこういう風に映像化するのは
皆の創造をそれなりのものに貶めることになってしまうので
やんない方がよかった。
主人公があの声・歌唱力ではマンガのストーリーへの説得力ないですよ。
と1ファンとして愚痴ってみました。
さくさく読めてイッキ読みにも最適です。
あとは人気におされてだらだら続かずにある程度まで話が進んだら
さくっと終わる事を望みます。