今年は去年の梅が大量に余っているので梅干し漬けるのやめようかと思っていたんです。でも畑のわきに落ちてるのを見ると、少し漬けようかという気が起こってきました。甘い梅干しを漬けるなら完熟の梅が一番です。きれいな完熟梅はそれほど量がないので手軽に漬けられそうです。
ということで、5日前に500グラムほど拾ってきました。
以前このブログでも「ぽたぽた漬け」として紹介したことがあるんですが、甘い梅干しはしょっぱいの苦手な人でも食べやすいです。ただ、ちょっとおやつ感覚なのでご飯と一緒に食べるもんじゃないかな。うちでは普通に食卓に乗ってるんですが。
漬ける前にまず、10パーセントの塩水で5日ほどあく抜きします。暑さによっては途中で白く濁って乳酸発酵するので、一度替えた方がいいかもですね。
今日は午後から天気になったので、下漬けした梅を干しました。
完熟なんでせいぜい半日ほど。皮が柔らかいのであまり干すと破けてしまうんですよ。乾く程度で十分です。
で、干した梅をびんに詰めます。
詰めた後はりんご酢加えます。500グラムでしたが大体500ml使いました。うち100mlだけはちょっと取り分けておきます。
取り分けた分は紫蘇の着色に使います。
塩もみしておいた紫蘇に酢を加えると、赤いきれいな汁が出ます。この汁だけ先にびんに加え、着色します。
こんな感じですね。
その上に先ほど絞った紫蘇を載せます。
最後に、紫蘇の上に氷砂糖を5個ほど載せます。
時間がたつにつれ砂糖が溶けてきます。溶けたら再び砂糖を追加して、甘くなるまでこれを繰り返します。一気に甘くしようとすると梅が固くなるので、少しずつ。これがぽたぽた漬けの由来です。
完成まで大体6か月かかる、のんびり作業です。
明日は去年漬けた梅の一部をかつお梅に加工しなおそうと思います。
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