ぽたぽたもんばたけ

間借り畑とベランダで何ができるか実験中
猫記事追加してます

種まき桃

2017-04-17 15:43:49 | 樹木

どうも大きめの低気圧が来ているらしいので、九州あたりは大雨みたいですね。ここ3日ほど風が強かったんですが、こちらもこれから雨模様らしいです。この雨で満開の桜も散っちゃうかな?今年もあわただしい桜でした。

花といえば、うちの花桃も咲き始めました。

桜が散るころに咲くこの桃、うちでは「種まき桃」と呼んでいます。この桃が咲くころになると保温なしのじかまきでも芽が出てくるので、畑に種をまく標準になっているのです。
とはいえこれが咲くのを待っていると少し育苗も遅くなるので、簡単な保温してまくことにしています。これ以降はあまり大掛かりな加温は必要ないですね。反対に苗が熱でやられてしまいます。

で、今日は1週間前にまいた物を一部鉢上げしました。
ジニアやダリア、マリーゴールド、ナスタチウムなどの花の苗です。卵パックにまいたのが手狭になったのでポットに移植しました。卵パックは今季大活躍してます。ふたをすると簡易温室になりますが、もうこれ以上保温しなくても大丈夫でしょう。

こちらはトマトのパックを利用してまいたミニトマト「千果」。

たまたまスーパーで品種のわかるのが売ってたんですよね。

で、本体はサラダにして、切ったときにこぼれた種をまいたら1週間で芽が出てきました。バーミキュライトにまいてるので、これから畑に移植しようか、水耕にしようか考えてます。

これはカモミール。

こちらはタイム。
葉の大きさはそれぞれ2ミリほど。ようやくここまで育ちました。これはもう少し大きくなってから、勢いのいいのだけ鉢上げする方式で行きます。

カモミールは毎年畑で自然生えするんですが、今年はまいてみました。
本当に小さいんですよね。ピンセットじゃないと移植は無理そうです。

これはバジル。

バジルは暖かくないと成長しません。畑に移せるにはGW以降になりそうです。

そのほかにイタリアンパセリもまいてますが、そちらは発芽にまだ時間がかかりそうです。

いずれにしても今週は天気悪いみたいなので、これらの世話をしながら回復を待ちます。


バラの剪定と誘引

2017-01-05 09:44:35 | 樹木

昨日で正月バイトも無事終了しまして、今日から通常営業です。

とはいえ今週~来週はちょっとイベントがありましてなかなか忙しいです。ぷくが成人式迎えるのでその準備に追われています。これが終わればとりあえずほっとしますので、味噌の後半戦にも手を付けようかと思っています。

家の中では、

年末から出ているシイタケが大きくなっています。

冬のシイタケはゆっくり大きくなるせいか立派です。全体がもこもこしてるのも特徴です。

年明けて、さらにもう一つ出てきました。

第3ターンまで行ったから、ここから先は追加で出てくるのは微妙です。

さて今日は年明けてからまずやっておきたいバラの誘引です。去年からアーチに組んでますので管理は楽になってるんですが、花のためにはこの時期もう一度形を整えてやらなきゃいけません。結構伸びまくってますね。

今回は木質化したこの枝を切ります。
今年初めてここにモズのはやにえを見つけました。大体150センチぐらいの高さですが、こんなに雪は降るのかなあ。

まずは止めてあったゴムスビーを外します。
昔は針金などを使っていましたが、こちらのほうが木にやさしいです。

細い枝や先端部分を切り落とします。
葉の残った部分をほとんどとってしまいました。もったいないようですが、ある程度強く切ったほうが後々元気な枝が出てきます。

ここまですっきり切り落としてしまいました。
これだけ切ると誘引がやりやすくなります。大体枝は3~4本ぐらいになるように毎年切ってます。
古い枝はなるべく根元で切り落とします。

その後、アーチに巻き付けるように枝を誘引していきます。
枝はなるべく地面と平行になるように寝かせながら誘引です。ところどころをゴムスビーで止めつけていきます。
重ならないように、まんべんなく日が当たるように絡めていきますが、春になると新梢でどっちみちごっちゃになるので、そのころまた剪定です。

とりあえず、土台はこんな感じで固定しました。
先端の芽が少なくて寂しいようですが、春にまたどばっと芽が出てきます。それに備えて根元には油粕をたっぷりと施肥しました。

来週は雪マークついてるんで、雪の前の作業です。



 


ブルーベリー栽培開始

2015-08-08 12:44:49 | 樹木

20年ほど前からちょこちょこブルーベリーの栽培に挑戦していますが、なかなかうまく行かないんですよね。一軒家に住む前は鉢植えにしていましたが、日当たりと管理が悪いせいでしょっちゅう枯らしていました。この家に引っ越してからも、鉢植えと地植えで失敗しています。一昨年は畑に植え直しましたが、それでも成長が今一つで害獣にもやられてしまって……。

だから知識は中途半端に持ってるんですが、満足に収穫できたことはありません。娘が好きなので収穫までこぎつけたいんですが……。
まあでも、少し大きめの苗なら多少は丈夫かな、と言うことで、またトライします。これで何回目だろうなあ。

植え付けるのはサザンハイブッシュ系2本とノーザンハイブッシュ系1本。サザンは「サザンオニール」と「サンシャインブルー」、ノーザンは「ブルーレイ」です。
植え付けの前にバケツの水にどぼんと浸けて吸水させます。

鉢底には軽石と、根腐れ防止のゼオライト。
ブルーベリーは水分多めを好むので水やりは多め。だから根腐れを防ぐために少し入れておきます。

植え付けの前に少し剪定しておきます。
本来は「夏肥」として8~9月に肥料を与えるんですが、植え付けはそれを兼ねることになります。なので少し栄養効率を上げるために根や枝を整理してあげます。
細い枝や枯れ枝、内側に向かって生えている枝を取り除き、少しすっきりさせました。

用土は少し楽してこちらを使いました。
ピートモスや赤玉土を使えばいいのはなんとなくわかりますが、PH調整が面倒で。専用の土が市販されてますので、まずこれで植えて様子を見ながら世話で調整していきます。

根を少しほぐしてから植え付け。
これは3年物ぐらいの割に大きい苗なんで、鉢も径30センチぐらいの大きめのものを使いました。

あと、忘れちゃいけないのがマルチング。この時期は暑いので表面を覆うものが必需品です。

で、今回はまずココファイバーを使いました。よくハンギング鉢なんかに使うヤシ繊維のほぐしたのですね。
でもこれだとまだ乾きそうなので、夏の間だけこの上から刈った雑草でマルチしておきます。
再びたっぷり水やりして完成。

置き場所なんですが、夏の間は半日陰の方がいいと思います。まだ鉢植えなんで移動も便利ですね。
さて、今回は収穫まで行くでしょうか?

 


野生のブルーベリー

2015-07-21 07:50:52 | 樹木

3連休はあまり台風の影響もなく、昨日はこちらも天気良かったです。思い立って近県の山を登って来ました。白山山系の山なんですが、野生のブルーベリーがあちこちに生えていて、青い実をつけていました。

ブルーベリーの近種は日本にも数種類自生していて、大体標高1500~2000mの山に行くとみられます。この季節は実も黄緑色なんでちょっと判りにくいかな?でもおかげで乱獲には合いにくいみたいです。

木自体はあまり大きくなく、せいぜい1mぐらいなんですけどね。だいたい登山道の脇あたりに生えています。
この山は赤土土壌で、ブナの木も結構生えてます。雨が多いらしくてあちこちに湧水が出てるので、ブルーベリーの生育にはもってこいらしいです。

これは比較的若い木、大体2~3年生ぐらいかな。
こうやって見ると、売ってるブルーベリーの苗とあまり変わらない恰好してます。

これは葉が小さいですね。同じ山の中に、少なくとも3種類ぐらいは違う種類のブルーベリーが生えてるみたいです。

これは根元の様子。下から若いシュートが生えています。
こんな感じで次々にシュートを伸ばしながら成長してくんですね。

実の付き方はさまざま。こんな感じで房になるもの、葉影に2~3個ずつつくもの、いろいろです。
でも、野生種なんでみんな小さいです。せいぜい1センチぐらいかな。

今度庭にブルーベリーを育てようと思っているので、こういうものはすごく参考になります。これに近い土壌を作ってあげればいいわけですから。
これ見ると、赤玉土と腐葉土混ぜて保湿させ、半日陰ぐらいで育てるのが一番いい条件なのかなと思います。

あと、これは番外編。

雨降った後のせいか、林のあちこちにギンリョウソウが群生してました。

これ、ユウレイバナとも言われてますが、葉緑体を持たないせいで真っ白に透き通って見えます。
夏に咲く花なんですが、林の中でも涼しげな花です。

 


スプリングパル剪定とバラアーチ設営

2014-09-26 12:29:36 | 樹木

おととい届いた大きな宅急便。

「ミケネコ便で~す」

「あら、あたしのじゃないの?」

いやいや、これからの作業に使うんですよ。

中身はこちら。

つるバラのスプリングパル用のアーチです。

もう、毎年のように枝が伸びて邪魔扱いされるスプリングパル。先日はついにサッシとレールの隙間に枝が入り込み、窓が開かなくなってしまいました。「こうなったらアーチ作戦しかない!」といろいろ安い店を検索し、注文したのが届いたというわけ。

設置の前に剪定をば。

7年目にして木もだいぶ弱ってきているので、思い切ってバッサリやっちゃいました。ある程度切らないとシュートも出づらいんでしよう。
もとになっている古い枝と、花が付きそうにもない細い枝を切り落とすと、使えそうな枝は2本。残した後はたっぷりと追肥して回復とシュートの出を促します。

後は組立。あんまり器用ではないんですが、はめ込んでねじ止めるだけなので……。
サイズは120×230㎝。下を自転車が通ることを考えてやや大きめにしました。

土台はアンカーの代わりにコンクリートのブロックを使います。
1つ5キロはあるんじゃないかな。中央に足の部分を差し込みます。

差し込んだら日向土を少しずつ、本体をゆすりながら詰めていきます。
こうやって動かしながら詰めると粒がお互いずれて、摩擦で動かなくなるのです。風で倒れたら大変ですからね。

こんな感じで設置。高いので下も余裕で通れます。
後はこれにバラを誘引していくんですが、うまくトンネルになってくれるかな?