マネーの虎

お金に関するいろいろを投稿していきます。

自己破産には審査があります

2014-11-14 | 債務整理
自己破産とは、自分の借金に対して継続して返済が出来ない状態になった場合、債務者(借金した人)が裁判所に債務整理の申し立てをする法的な整理の事です。
破産はすべての人が認められるわけではありません。
条件としては、1か月の収入から必要最低限の生活費を引いた残額が3年分割で返せない状態にあるかどうか、また年齢や性別、持っている技能でどれだけの収入を得られるか、親類から援助が受けられるのかどうか、資産の状況はどうなのかなどを裁判所が総合的に判断し、決定が下されます。

免責の許可が下りないのは、収入に見合わない額のギャンブルや浪費と考えられる買い物などで借金した場合と、過去7年間のうちに免責を受けている場合です。
自己破産には2通り有ります。

まず、財産がある場合は裁判所が破産管財人を選出し、資産が債権者に分配できる場合は破産管財人によって分配されます。
財産の状況にもよりますが、それが確定するまでは手続きは終了しません。

財産が無い場合は破産手続き開始とともに手続きが終了します。
これを同時廃止と言います。
自己破産にもメリットデメリットがありますので、自分にとって本当に最良の方法かどうかはよく考える必要があります。